ハイパーファンクション LBXジ・エンペラー
うちでプラモ取り扱うのは初めてですかね。
時々作るんですが、最近は完成品ばっかりだったので久しぶりにプラモデル組みましたよ。
さて、LBXとはレベル5制作のゲーム、
並びにそれを原作にしたアニメ「ダンボール戦機」に登場するロボットの名前です。
「メダロット」みたいなもんですね。
このプラモシリーズの最大の特徴として、
製品が全て1/1スケールである、という特徴があります。
本編中でもこのロボットたちは手のひらサイズで子どもたちと一緒に戦う存在で、
プラモもそれを反映させて手のひらサイズ、1/1スケールで劇中の再現ができる、というものがあります。
劇中と全く同じシチュエーションをプラモで再現できる、というのは面白いですよね。
というわけでエンペラー。
「ハイパーファンクションシリーズ」というのは
既存のプラモLBXシリーズの上位種で、ガンプラで言うところのMGやRGのような位置づけ。
きちんとフレームを組み(ここも劇中設定に忠実)、そこに装甲を貼り付ける構造。
定価は3000円弱と普通のLBXプラモより高めですが、その分の密度感があります。
スタイルがとても良く、小さい体型であることとデザインのスタイリッシュさが両立できています。
少し動かした範囲ではパーツがポロリ取れることもなく、とても良好。
肘はほぼ180度動かすことができ、大抵のポーズはとれます。
武器のティターニア。
両手で構えられます。
長物武器を両手で構えられる可動範囲も確かなのですが、何より注目したいのは見事なまでに配分された色分け。
多分ほぼ全て色が再現されており、各所の赤いラインなども全てプラで色分けされています。
すなわち塗装のときもパーツごとに濡れるので、マスキングの手間が省けるのです。
写真を取られて顔を避けるエンペラー。
カメラの位置が悪かったですが、肘を180度曲げて顔を隠せるくらいの可動範囲なのです。
平手もかなりの個性がついた手指の角度になっていて、ポーズが決まりやすいです。
ここ連日くもり・雨続きで写真はこれくらいしか撮れていないのですが、可動・密度・デザインの完成度・色分けの全てが高水準でまとまっている素晴らしいデキです。
組んだ折には、ぜひ手のひらに乗せてみてください。