
値段 | 880円 |
発売日 | 2006年05月13日 |
先日、短文ブログの方でちょこっと触れたBB戦士のデスティニーガンダム。
できれば全塗装してやりたいところですが、ひとまずパチ組みが完了したので写真を撮っておこうというパチ組みレビューです。
デスティニーガンダムのSDはSDEXシリーズからも出ていますが、あちらは造形が今風(発売がこれの11年後である2017年)であったりと、立体としてはあちらの方が上回っていますが、BB戦士にしかない強みも多くあり、正直言って「好みで好きな方を選んで買え」と言ってしまっていいレベル。
BB運命は、特におまけパーツの豊富さがすごいですよ!
デスティニーガンダム本体

というわけでパチ組んだのがこちら。
胸のラインや腰回り、膝のグレーが足りていませんが、色数自体はなかなか豊富。
パーツ分けで、腹の青とお腹の赤が色分け完了しているのが個人的に好印象。
塗るとなると大変そうなのは、多少奥まった箇所まである胸のフィンと、濃い青の上に白を乗せねばならない前腕部などでしょうか。
ちなみに股間部にはスタンド用の穴が空いており、浮かせて飾ることが可能です。

背中のアロンダイトとM2000GXは2パーツ構成になっており、折りたたまれた部分を差し替え式で展開可能。
アロンダイトは本体の青と同じ色にされてしまいましたが、M2000GXは独自のオリーブドラブに色分けされています。
肉抜き穴が目立つのはちょっと残念ですね。
ウェポンラックのアームは色分けこそされていませんが、アームの配置で結構フレキシブルに動かせるので、ウイングユニットの可動を邪魔しません。

関節はいまどき懐かしいポリキャップ連結、足の内側は大きく肉抜きされています。
この辺は安価なキットの定番になってしまっていますね。
武装パーツ
ここからはこのキットの強みである、豊富な武器パーツの紹介です。
箱開けてみて、パーツ量が意外と多いことにびっくりしました。

まずはビームライフルとビームシールド。
ビームライフルは定番の1パーツぺらぺら造形ですが、ビームシールドはラメ入りクリアパーツで出来ています。
運命には実体盾+ビームバリアが展開するアンチビームシールドもあるのですが、この武装だけは付属がありませんでした。
運命の盾カッコイイから好きだったんですが、これは惜しい。

そしてフラッシュエッジ2 ビームブーメラン。
ちゃんと肩のフラッシュエッジを外して、付属のビームパーツを差し込むとビームブーメランになります。
サーベル部は長短2種類が用意されており、左右で味付けを変えることが可能。

肘が動くので、ささやかですがポーズを取ることも出来ます。
持ち手がしっかりホールドしてくれるので、ぷらぷらすることもありません。

M2000GX 高エネルギー長射程ビーム砲は、背面のウェポンラックを動かして保持しながら前に回すことで保持できます。
こちらは持ち手が小さいので、単体で持たせることは出来ませんでした。

そして目玉武器の一つであるアロンダイト ビームソードです。
サーベル部のビームパーツは同じくラメ入りクリアーで造形されており、ダボにはめることでビームソードを再現。
SDって武器は小さくなりがちですが、このアロンダイトはキットに持たせて見劣りしない立派なサイズになっていますね。

BB戦士デスティニーは、肩に前へせり出す可動軸があるので、ちょっと無理をすればアロンダイト両手持ちも可能です。
両手持ちさせるなら光の翼もセットだよね!ということで、こちらも同じくラメ入りクリアーパーツの巨大な光の翼が付属します。
この光の翼はSDEX側にはついていないので、ここがBB戦士デスティニーの一番大きな強みと言えるでしょう。

もう一つ、運命のアイコンとも言える武装であるパルマフィオキーナ 掌部ビーム砲。
なんと普通のハンドパーツの2、3倍のサイズで造形されており、発射口がよく見え、かつポーズが決まるものになっています。

比較するとこんな感じ。
マニピュレータ部分はもちろん、手の甲のビームシールド発生装置もサイズが大きく違います。
デフォルメのきいたBB戦士というシリーズを上手く活かした造形でしたね。
これは久々にプラモでグッと来た演出でした。久々にって発売19年前なんだけどさ。

というわけでBB戦士デスティニーガンダムでした。
パーツ数盛りだくさん、どんな武器を持たせても絵になる構図で飾ることができるという、価格からは考えられないくらい楽しいキットになっていましたね。
逆に言うと、弱点は余ったパーツの置き場所に困るくらいかな?
あまりに出来が良いので、塗ったり合わせ目消したりしたいんですよねえコレ。
今ちょっと部屋がとっても死ぬほど片付いておらず、塗装ブースを広げる余裕がないんですが…。
今筆塗りにも興味持っているので、チャンスがあれば試してみたい!
こいつは塗るだけで絶対見栄えが劇的に良くなりますよ!