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今週のジャンプ感想 2017年45号

2017/10/07


6連続新連載をやって以来半年くらいぶりの新連載がスタート。
表紙のジャンプっぽくなさがすごいが注釈を入れてくるのもすごい。

トマトイプーのリコピン


読み切りのときからネタの方向性や密度感はそのまま。
人間キャラを追加して、ボケとツッコミの役割分担がはっきりしてかなり読みやすくなってましたね。
現実世界とキュートピアを行き来するという設定も、プリキュアとか少女向けアニメっぽい。
読み切りから堅実な範囲で風呂敷を広げてきた感じが、連載作家の経験値を感じさせます。

新連載で20Pというのはギャグ漫画にしても珍しいと思うけど、もしかして最終回っぽい前フリを始めた磯兵衛と巻末枠交代もあるんだろうか。

ハイキュー!!


セッターのくせにサービスエース量産って、今更だけど影山のスペックはどうなってやがる。
実戦経験値という意味でいえば、中学の頃は県止まりで今年初の全国のはずなんだけどな。
この「バレー馬鹿」ぶりが強さの秘訣か。

なんかちょっとマジで2セット目一気にとって勝っちゃうんじゃ!?と思わされる烏野の攻勢だったけど、ここで相手チームがキャプテン投入。
試合前にテレビ局から取材受けていたキャプテンが試合で見当たらねーなと思っていたのですが、控えだったとは。
本人が「自分は凌ぎ役だから」とか思ってるって、これ絶対大活躍の前フリだよね。
この稲荷崎というチームをただの凌ぎ役がまとめられる気もしないし。

最近掲載順が後ろの方に来てて心配してたけど、一気に二番目まで上がってきて安心した。
音駒パートあたりが受け悪かったんだろうかね?

ONE PIECE


ジンベエは副船長になるかと思ってたけど、今週号で明確に操舵手という役割を獲得。
魚人のパワーさえあればサニー号の舵取りも一人でできるということかよ…やっぱ種族としてのスペックは桁違いだった。
津波をどうこうする、でもマムをどうこうする、でもなく津波を乗りこなすというアンサーは実に魚人的でかっこいい!
同時にサニー号のスペックとジンベエの今後の役割まで示唆してくるんだからやっぱりこの漫画はすげーや。

サニー号の残骸も確認しないまま勝利宣言をするペロス兄はいくらなんでも油断が過ぎると思うが、マムの子どもたちは基本的に詰めが甘いんだろうか。
本の中に閉じ込められたルフィたちが逃げたときも、逃したのをバラされたら殺されるからって嘘ついて逃げようとした奴とかいたよね。

ルフィがやられている間口を押さえていたの、なんだろうと思ったけど仲間に自分の苦悶の声を聞かせないためなんだね。
無理して笑顔を作るところといい、最近のルフィはとにかく本当に船長の貫禄があってかっこいい。
最後に送った仲間への声がカタクリに聞かれてたようだけど、サニー号生存がカタクリに伝わるのはまずいのではと思うがどうだろうか。

ところで表紙連載でベビー5が無事結婚式を迎えていてなんかちょっとほっこりしました。
サイもウホリシアと結婚せずに済んでよかったね…。

Dr.STONE


千空がやたらと脅かしていたので何がくるのかと思っていたけど、なるほど硫酸とは。
冷静に考えてみると硫酸ってやべー酸で、梅澤春人作品で武器にされていたくらいしかイメージがないけど、化学にとってそんな大事なもんだったのか。

千空が死のリスクまで加味しても取りに行こうとしてるってことはそれだけ必須の素材なんだろうけど、本当に死ぬ前提でものを考えるまでに至ってるのがちょっと怖くもある。
司王国との戦いはまだ始まったばかりだし、この世界には千空をたぎらせるものが山ほどあるし、実際千空がいるといないとでは人類の復興は数百年単位で変わってくると思うんだけど、それでもなおクロムに託して自分が行くという。
こういうリスクを前にして立ち止まらないところは千空の美点でもあるけど、いくらなんでも千空がこの時代で唯一無二の存在すぎて、このリスクは負わせていいリスクじゃない!

あと銀をすげえ簡単に確保してたけどあれの説明はないのかよ!

ブラッククローバー


魔法帝は本当リスク管理能力がハンパないな…試験でこうなるならいいけど、実際の戦争中とかに無意識の裏切りが発動したら洒落にならないからね…。
今のうちに実態を暴いておかないとクローバー王国は今後大きな爆弾を抱えたままやっていくことになるからね…。
目の前で団員が大怪我をしてもそれはまだ最小のリスクで収まっている範囲なのだ…。

今までユノ以外誰も真面目にとりあってくれなかった「魔法帝になる」という目標を、黒の暴牛のメンバーは認めてくれたわけで、それだけにアスタが本気になる動機が補強されているのが良い。
さすがに手数の多さでアスタが押されてるけど、そこは偽ザクスがなんとかしてくれそうだしね。

偽ザクスもどうやら「ダメな奴をぶっ叩く」ことが目的の模様?
ジャンプ40号のブラクロでたった3コマだけど回想シーンがあって、どうも「すごい奴ばかりの魔法騎士団で、仲間を信じて戦う」と言っていた先輩がいたようなので、そんなすごい魔法騎士団に見捨てられた先輩の敵討ち、とかかな。
魔法騎士団なんて大したことねーよって思い込みたいけど、アスタとここで出会ってしまって悪落ちしきれなかったのかも、と思うとかなり燃えるキャラじゃないかこれ。

火ノ丸相撲


20秒というリミットがある鬼切に対して、鬼丸はそんな逃げ切り路線ではダメだと言ってくれる芝木山親方のわかってる感がいいね。
横綱がそんな消極的な戦法取るわけないからね…火ノ丸の相撲の中にも逃げ切りという戦略は無いのだ。

高校では禁じての「横の張り手」は初めて芝木山部屋に行ったとき冴ノ山がやってましたね。
確かに天王寺の言うとおり、回しをとって戦ってきた火ノ丸とは思えぬ張り手主体の組み立てだけど、これ腕が完治してなかったら逆にとれない戦法な気もする…めっちゃ肘酷使しないとこんな連打できないよね…。

立ち会いの前フリが結構長いこと続いて、なるほど今回は取組が始まったところで終わりか、と思ったらその後の攻防まで見れてびっくりした。
数えてみたら今週25Pもあったのかよ火ノ丸相撲。新連載より5Pも多いよ。

「逆とったり」は「ぎゃくとったり」ではなく「さかとったり」ではないだろうか。
前に火ノ丸相撲の中で「さかとったり」でルビ振られてたと思うんだけど、両方の読み方があるのかな。

鬼滅の刃


煉獄さんの死によって、炭治郎の中には家族の分に加えて更に「人の死の重さ」が刻み込まれている。
それがあの親父の詫びの手紙から展開するというのが染みる。
激しいバトルから一転してこのしっとりとした導入の落差。

無惨の記憶にいた人は何者なんだろう。隊士服着てないんだよなこの人。
鬼殺隊が出来る前の時代の人なのだろうか。

久しぶりに炭治郎が鬼を追い詰めているけど、目からだらだら血を流して戦っているのは見ている側の心境に良くない…これで視力失ったりしないよな…?
盲目の隊士が鼻だけを頼りに鬼を狩るとかめちゃくちゃカッコイイけど…。

ぼくたちは勉強ができない


大体1.5ヶ月に1度のペースでやってくる桐須先生回が来た!
全ページ可愛かったが、画像の1コマのちょっと慌てたような表情が新鮮で特に可愛かったです。可愛い…。

また唯我くんの内面の一部を知ったことで、固まっていた桐須先生の考え方が少しだけ軟化。
前に部屋に行ったときは平行線だと言っていたけど、この平行線もうちょっと角度ついちゃってるよね。

ところで酔いつぶれた先生を部屋まで一人で送っていくとか、このあと唯我くんは大人の階段を登ってしまうのでは!?

ロボ×レーザービーム


プロを意識し始めるロボ、観戦に来ていたロボを見て発奮する鷹山。
二人の才能がプロゴルファーへの道を進もうとしているわけだけど、この展開が完全に帝王の掌の上なのがちょっと怖い。
ロボのスイッチを入れて、鷹山を発奮させて、そんな二人といつかプロの舞台で戦えてと一石三鳥の作戦だよこのホモ帝王。

鷹山が先を行き過ぎて部活ゴルフをしている場合じゃなくなっている感じがするけど、一足飛びに次の展開に行ったりするんだろうか。
黒子っちのときもそうだったけど、ロボの才能も規格外すぎて均一なトレーニングとレッスンを重ねる部活向きの才能じゃないよね。
それこそキャメロット校みたいなのが出てきて、ロボの才能に合わせたレッスンをしてくれるコーチが必要な気がする。

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