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今週のジャンプ 2018年34号

2018/07/28


二週連続で表紙絵も巻頭カラーもやってるONE PIECEの負担大きすぎない?と思ってたら次号休載だった。
そうだよ休んで良いんだよ…葦原先生ずっと待ってるからな…。

そして今回、掲載順がすごいくっきりと別れましたね。
推してる漫画がずどんと上に来て、あんまちゃんと読んでないノアズと将棋がドベまで一気に落ちるという。
いやまあ今の連載陣が中堅~大御所とどれも強すぎるんだと思いますけどね…。

ONE PIECE


「待てえ女~!」
「サンジか?」
でめっちゃ笑った。そんなルフィにも「違うなさすがに!」と思えるだけの良心があった。
「ここの肉毒らしいぞ」「だから腹がいてえのか」も楽しかった。コミカルな会話させるとワンピはやっぱり面白いな。

ルフィとゾロが肩を並べて戦うのってすげえ久しぶりだな。というかゾロの出番が久しぶりなのか。
確かドレスローザ編でちょこっと一緒に戦ってた気がするな。

呪術廻戦


掲載位置がまさかの2番目でびっくりした!
一気に上がってきすぎだろう!こういうのってもうちょっと順序踏んでいくもんじゃないの!?

そしてその掲載位置に違わぬ面白さだった。
初めて虎杖のちゃんとした攻撃手段が出てきたり、おじさんがかっこよかったりしつつ、その敵の正体が生身の人間だというえげつなさがじつに呪術廻戦してて良い。
「君が殺したんじゃない」と言われたときの虎杖の表情すんごい良いよね。

そしてその「死に方」は虎杖の地雷を踏んだことでもある。
まだこの事件の調査対応やるみたいだけど、伏黒たちと合流するのは暫く先なのかな。
一方の呪術側では、呪術高専でも出てきた「特級仮想怨霊」の説明が出ました。
あのとき夏油が呼び出した玉藻前は、今回「九尾の妖狐」名義で名前上がってますね。
人々のイメージが生み出す怪物、ってのは伝記モノとかでも定番の存在ですが、人間をその対象にしたのは個人的には初めて見たかなあ。
そんな呪霊の名前が「真人」なんてのが皮肉すぎて超クール。

アクタージュ


最高だった…今回も最高だった。
デスアイランド編の試験のときにもあった、芝居に深く入り込んでいるゆえの気付きを武器にした展開だった。
芝居の凄い・凄くないを絵的な演出ではなく、ちゃんと理屈で示してくれた。
あのときの「他に人がいるかもしれないのに」と今回の「他にも席空いてたから驚いてしまって」は同じ意味を持つキメ台詞ですね。

同時に夜凪ちゃんの凄さゆえの弱点もはっきり言葉で示してくれるの親切でいいね。
特に舞台だと客席との距離があるし、ある程度芝居を「記号」にしないといけないんだろうな。

アラヤ君含め全員新キャラで大丈夫かな、と思ったけど今回の七生さんも夜凪ちゃんの力を認めてくれたし、ちゃんと楽しいエピソードになりそうで何よりだわ。

CM→映画→舞台編でそれぞれ求められるものが違って、より芝居の解像度を求められるという順を追ったステージのランクアップが行われているのも少年漫画的で好き。

ただやっぱりアサガヤTシャツはダサいと思う。

ブラッククローバー


ラデスたちまさかの復活!
ラデスはともかく女の子とガリガリの男は結構好みのキャラだったのでこれは嬉しい。
あとこの足の付根のラインすっごいマニアック。

敵との共闘って燃える展開だけど、こんな心許せないままの敵と共闘するのは初めて見るな!
なんか下手したらアスタさんがお断り入れて共闘しない可能性までありそう。
お帰りください!って言われてぽかーんとするラデス…見たい!

食戟のサンジ


ソーマ組によるサンジのスピンオフ漫画。
サンジがいまいち似てないのにパティとカルネが激似だった。
ゼフの貫禄もすごかったし、サンジの料理姿を黙って眺めてるところはちょっとエモかった。

ただこう…脱がす相手はもうちょっとビジュアル考えてくれてもいいんじゃないですかね!?
いいだろ美女を脱がしても!確かにああいう体型の女ワンピにいそうだけど!

田中


もう読まなくてもいいかなと思い始めてはいるんだけど、「20年後の技術で作った『超硬い鎖』」を「発明家」が「ドライバーで壊す」という頭のおかしい展開に惹かれてしまった。
作者何考えてんの?
未来技術の機械を一瞬で構造把握してしまった、とかならまだしもただの鎖だろそれ!
鎖を壊すための発明を一瞬でしたわけでもなく、ドライバーで鎖を壊しただけって、ただのゴリラじゃねえのか。

ハイキュー!!


研磨さんマジ怖い。
今回冒頭にあった日向の「頑張ればできるやつです!」さえも罠。
日向が頑張ろうとするヤツで、バレーに対しては全力疾走だとよく知っているからこそか。

日向は一歩遅れるだけで価値が消えてしまう。
日向の小ささで戦えていたのは「敵ブロックよりも早く最高点に到達できる」という武器があったから。
もちろん最高到達点は旭さんらにも引けをとらないけど、機動力が活きない場面ならパワーのある田中や旭さんの方が決めてくれるんだろうなあ。

セッターから日向を使うという選択肢を剥がす、というのはまた強烈な狙いですよね。
バレーは1人では出来なくて、ネットの手前側は全員味方なのに。

日向にボールが来なくなれば「最強の囮」は機能しなくなり、ブロックも揃えやすくなる。
結果守備がウリの音駒は強みを強烈に発揮しつつ、攻めがウリの烏野は強みを消されてしまうという。

良く出来てるなこの試合!!
今烏野が点取れてるのって、たまたま上手くブロックアウトが取れたときとかくらいで、烏野らしい攻めが出来て点が取れたシーンほとんど無いんですね。

自分でボコボコにしておいて、ボコボコにし終わると飽きたような顔をする研磨は本当魔王気質だな!
試合開始時の1ポイント目、研磨がニンマリしてたのが印象的だったけど、あの表情が消えてしまったんだな…。

いやーえぐい展開だ。
深く読み込むほど味が出てくるすげえ漫画だと思うハイキュー。
あとで初の音駒戦コミックスで読み返しておこう。

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