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【Skyrim SE】ちゃんとメインシナリオを追う・後編

2022/03/06

Skyrim日記もこれで最後になるかな?
メインクエストの最後までを駆け抜けます。

Steamで購入履歴を調べたら、2016年の1月4日にLegendary Edition(当時はただの無印「Skyrim」だった)を買ってから実に6年…。
放置してた時間の方が長かったとはいえ、メインクエストをクリアするまでにえらい時間をかけたものです。

遊べば間違いなく面白いゲームでしたが、ゲームの仕様が日本ゲーとかなり違ったため、ハマるまでのハードルは高いゲームだったなあと思います。

エルダーの知識


ストーリーは星霜の書を探すところから。
アーンゲールの提案で、スカイリムで唯一知識と知恵の集まる場所「ウインターホールド大学」に向かいます。

ウインターホールド

スカイリム地方でも屈指の寂れた村。
かつてはスカイリムの首都だったらしい(今はソリチュードが首都)が、大きな災害に見舞われてしまい特に見るところのない寒村になってしまった。
ウインターホールドがボロボロになったのに、すぐそばにある大学はその災害を乗り越えてしまったため、村民たちは「あの災害は大学が起こしたのでは?」とか疑念を抱いているらしい。
ノルドがそもそも魔法を嫌っているのもあるかも。

ウインターホールド自体は寂れた村ですが、そこから歩いていける大学は堅牢な石壁で組まれた立派な建物になっています。
私は先んじて魔術師ギルドのクエストで訪れていますが、初めてやってきたときにはここで試験を受け、入学することになります。

ウインターホールド大学

スカイリムの北端東側にあるウインターホールド地区にある大学。
メインクエストでも向かうことになるが、魔術師ギルドクエストの舞台でもある。
ここに入学すると寝床・倉庫つきの部屋を貰えるのでお得。アクセスはあんまりよろしくないが、移動はどうせファストトラベルなのであんまり気にならない。

魔術師ギルドクエスト

ギルドというか、学生としてウインターホールド大学に所属することで進めていくストーリー。
個性的な教師や同級生たち、超常的な存在の登場など見どころの多いクエスト。

今回は魔術師ギルドは後回しにして、星霜の書探しです。
書というからには大学の書庫「アルケイナエウム」を探すことになります。

書庫の責任者「ウラッグ・グロ・シューブ」から星霜の書についてのおおまかな話を聞き、書籍「星霜の書の考察」を読んでから改めてウラッグと会話すると「霊魂の確認」というクエストが開始します。

これはメインクエストと並行して進むデイドラクエスト(この世界に時折顔を出す邪神たちに絡むストーリーのこと)で、「霊魂の確認」を進めることでメインクエストも進むようになります。
「霊魂の確認」の途中でメインクエストに必要な分は完了するので、途中で放置してメインクエストに戻ってもいいし、メインクエストを保留にして「霊魂の確認」をクリアしても良いです。


クエストが開始したら、ウインターホールドのさらに北の氷山に居を構える変人「セプティマス・シグナス」の隠れ家を訪れます。
セプティマス・シグナスは古代に滅んだ機械文明を持つ種族「ドゥーマー」の文明を研究している変わり者。

彼から星霜の書の場所を教えてもらう代わりに、その内容を写し取るアイテム「空白の辞典」と在り処の遺跡を開く鍵「アチューンメント・スフィア」を受け取ります。
ドゥーマーの遺跡へ向い自分のために星霜の書を、セプティマスのためにそのコピーを取ってくるというわけですね。

アルフタンド

目的地となるドゥーマー遺跡「アルフタンド」は大学からちょっと南西に向かったところにあります。
ここの攻略が、スカイリム全土を見ても屈指の長期戦。
あまりに長いので、道中外に出てファストトラベル先になる中間セーブポイントみたいな箇所があるほどです。
なるべく余計な荷物は持たないようにして、回復用の薬は多めに持って、居るのなら誰かしら従士を呼んでくるといいでしょう。


地図のポイントに向かうと、雪原に建つ尖塔を見つけられますが、この時点ではここから入ることは出来ません。
周辺を調べると見つかるのは崩壊したキャンプ。残された手記から、調査にやってきた探検隊がドヴァキンより先にアルフタンドに訪れていることがわかります。

彼らが作ったと思しき木板の橋を渡ると、氷結した洞窟が見つかります。アルフタンドにはここから乗り込みます。


中を進んでいくと、大量の血痕や何故か孤立している探検隊員の姿が。
彼らの手記などを読むと、ここで何が起こったのかがわかります。ドヴァキンは自由なので読まなくてもいいですが。


ある程度進むとドゥーマー遺跡らしい景色になります。

ドゥーマー

ドワーフのこと。エルダースクロール世界では「マー」とはエルフのことを指し、この世界のドワーフはエルフの一種であることが示されている。
通常のエルフは「アルトマー」、ダークエルフは「ダンマー」で、ドワーフは「ドゥーマー」ということ。
1000年くらい前にドゥーマーが一族もろとも「失踪」する事件があり、世界から姿を消してしまった。

極めて高度な文明を持っており、彼らの作った工場じみた建造物は、遺跡と呼ばれるくらい時間が経った今も稼働している。


ドゥーマー遺跡には、彼らが作ったオートマトンが今も動いており、侵入者を見つけると襲いかかってきます。
人間くらいのサイズがある「ドワーフ・スフィア」などは、重たいせいかフスロダを3語ぶつけても吹き飛ばない強敵です。
倒すと大抵の場合宝石か魂石を持っているので、必ず持ち物を確認しましょう。

また、彼らの持っているドワーフ系金属アイテムは、溶かすことでインゴットにすることが可能。
ドワーフの作る金属は採掘することは出来ず、こうしてエネミーが落とすか、遺跡にあるアイテムを拾っていく必要があります。


ある程度進んだ先で扉を開くとエリアが「アルフスタンド・アニモンキュロリー」という場所に代わります。
内装はそう変わりませんが、ここから先はファルメルが現れるようになります。

ファルメル


ドゥーマー遺跡に限らず、スカイリムの地下層に住み着いている盲目の化け物。
人間に近いサイズで、剣と盾や弓を装備し、ときに魔法を使い、集団でこちらに襲いかかってくる。
戦う際には大抵の場合で閉所になるため、集団に襲われるとかなり危険な存在。このゲームレベル差があんまり機能しないので、慣れたドヴァキンでも殺されることがある。というか慣れた方が敵のレベルも上がるせいで殺されやすくなる。

見た目がかなり不気味だが、彼らの耳をそぎ取ると錬金素材として使うことができる。巨人の足先もぎ取ったときもだけど、ドヴァキンはどういう発想してんだよ。

アルフスタンド・アニモンキュロリーを抜けると、いよいよアルフタンド最後のエリア「アルフタンド大聖堂」に到達します。


アルフタンド大聖堂はファルメルが一体いるだけの小さな空間。目の前の閉じられた門は、その反対側にあるレバーを引くだけで開くことができます。
階段を登った先には、超大型のオートマトン「ドワーフ・センチュリオン」が待ち構えています。


こいつは(多分)プレイヤーレベルを上げても上位個体に切り替わらないので、プレイヤーが強くなるほど楽勝になります。
が、普通にここまで進めてきて戦うとかなり苦戦させられるはず。
雷を付呪した武器で殴ると動かなくなったので、これがバグでなければ無難な攻略法になるのかしら。

倒したドワーフ・センチュリオンは「アルフタンドの昇降装置の鍵」を持っており、これを使って先の扉を開くことができます。


開いた先では、入り口で見かけた探検隊の最後の二人である「スラ・トレヴァディス」と「ウマナ」が揉めており、隠密状態で眺めていると殺し合いを始めます。
こちらに気付かれると、なんか共闘してこちらに襲いかかってきます。殺したがりでもない場合は、眺めて残り一人になるのを待つ方が良いでしょう。
ウマナは他で手に入らないユニーク装備「血まみれの盾」を持っていますので、回収しておきましょう。

一番奥の小部屋にはレバーがあり、ここを引くと小部屋自体がエレベーターのように上層へ向かい、外に出ることが出来ます。
外に出たら、リフト部屋の中にあるレバーも引いて、扉を開けておきましょう。
このリフト部屋はファストトラベルの対象になるので、ここで一旦撤退して、体勢を整えておくことが可能です。
リフト部屋の扉を開け忘れるとまた一からやり直しになるので本当に要注意。


先に進む場合は、ドワーフの仕掛けを作動させ、地下階へ向かう階段を下っていきます。
この先の扉にある「ブラックリーチ」が目的地になります。これでこのクエストの折り返し地点くらい。マジで長い。

ブラックリーチ


アルフタンドの先にある、スカイリム北東部に広がる超広大な地下空間。
一切陽の入らない完全な地下ですが、光るきのこを光源として使っており、暗いものの真っ暗ではありません。

ここもドワーフたちが生活していたエリアであるようで、オートマトンやドワーフ型建築が残されています。
エネミーとしてはファルメルの他、虫や巨人がいることも。
ここにもスカイリムの外とつながるリフトがあるため、見かけたら先程と同じように鍵を開けて解禁しておきましょう。


入ってすぐの小屋を調べると、「赤いニルンルートを探せ」というサブクエストが開始します。
ブラックリーチ内にある「クリムゾンニルンルート」を30個くらい集めるクエストなのですが、ここでは割愛します。
ニルンルートはリポップするので、目についたところで拾ってから時間を置いて再訪するだけで簡単に集まります。


ひとまずは、遠くに見える赤いランプの下を目指すことになります。
内部は非常に広く、エネミーも多いため慎重に探索しましょう。暗い上に迷いやすいので、マップをよく参照することをおすすめします。
ちなみにブラックリーチには魂石が掘れる希少なポイントが複数あるため、アイテム欄に余裕があるならつるはしを持ってきておきましょう。


赤いランプのふもとには大きなドゥーマー遺跡がありますが、実のところこの中には星霜の書はありません。
このあたりには、ファルメルの奴隷にされた哀れな人間がいることも。
可哀想な話ですが、こちらを襲ってきますのでここで殺してあげましょう。
ファルメルが地上に出ることはないはずなので、先に見たスラ・トレヴァディスたちのような探索隊のうち、ファルメルに捕獲された人たちなんでしょうか。


最終的な目的地はブラックリーチ内にある「ムザークの塔」。
入り口からランプの下にある大きな遺跡を中継して西側に向いましょう。扉の先にあるレバーを引いてリフトを登ると、そこに星霜の書が保管されています。

ムザークの塔

中はそう広くはなく、道なりに進めば星霜の書が保管されているドゥーマーの設備が見つかります。


装置が見つかったら、まずはセプティマス・シグナスに頼まれた星霜の書を写し取るための「空白の辞典」をセットします。
そして4つあるボタンをうんたらかんたら押すと、装置中央にあるカプセルが開き、星霜の書を手に入れることが出来ます。
この段階で「空白の辞典」が「ルーン文字の刻まれた辞典」になっているので、これを装置から回収します。

この装置の仕組みなのですが、実のところ私には全くわかりませんでした…。
もしやバグで開かないのでは…?と思い、攻略サイトを見てそのとおりにボタンを押したらあっさり開く、というなんともみっともないクリアでした。
これどういう状態になればクリアなんだろう。
ちなみに正解は「青いパネルの1つ右」を4回、「青いパネルの1つ左」を2回、「青いパネルの2つ左」を1回押すといいそうです。


星霜の書を確保したら、さっきの装置の下にある抜け道から外に出ましょう。
ここにも出入り用リフトがあり、内側から鍵を開ければ今後は出入りが可能になります。

これでメインクエスト「エルダーの知識」は完了になります。
同時並行していた「霊魂の確認」を進めたい場合は、セプティマス・シグナスの隠れ家に「ルーン文字の刻まれた辞典」を届けることでサブクエストが進行します。

アルドゥインの災い


星霜の書をパーサーナックスに見せると、「時の傷跡」で使えと教えてくれます。
時の傷跡ってクロノクロスのメインテーマの曲名でもあったよね。

時の傷跡

クロノクロスのメインテーマの副題。正確には「CHRONO CROSS ~時の傷痕~」という曲名。
若干アジア風な風景の多いクロスの世界観に合わせた笛の音が印象的な、民族音楽風のイントロが美しい。
クロノクロスは今だとゲームアーカイブスでプレイ可能だが、今度HDリマスターが出るらしいのでそっちも買う。


マーカーのついた場所で星霜の書を使うと、ドヴァキンの意識が過去、3人の戦士がアルドゥインと戦った時代へ飛ばされます。
並のドラゴンを軽々と倒し、アルドゥイン相手にドラゴンレンドをキメる戦士たち。
その光景からドヴァキンもドラゴンレンドを習得します。


最後には3人のうちの1人「フェルディル」が星霜の書を使い、アルドゥインをどこかへと消し去ります。
過去にはこうやって限定的な平和を勝ち取ったもよう。


現代に戻るとアルドゥインが襲ってくるため、ドラゴンレンドの試し打ちができます。
限定的にアルドゥインと戦えますが、ここで決着はつけられません。

ドラゴンレンド

当てたドラゴンを「地上へ落とす」効果を持っています。
これを覚えて以降、ドラゴン相手だからといって弓を持ち出す必要がなくなるのです。
もっとも、効果は永続ではないため、ある程度で再び飛び上がってしまいます。

ちなみに周辺にドラゴンが着地できるような開けた場所がない場合、遠くにある開けた場所へ向かって飛んでいってしまう場合があります。


ドラゴンレンドを駆使して戦うと、ドヴァキンの成長を(多分だけど、同じ竜種として)認めてくれるのがちょっとカッコイイ。
アルドゥインにとってはドヴァキンは人ではなく同族の若造、みたいな認識なんでしょうかね。

戦死者


逃げたアルドゥインを追い、とどめを刺さなければなりません。
パーサーナックスと話すと、ホワイトランにあるドラゴンズリーチにドラゴンをおびき出して捕まえ、居場所を吐かせるというプランを提案してくれます。

ホワイトランの首長、バルグリーフにドラゴンズリーチを使わせてくれ、と相談すると「戦時中にそんなこと出来るか!」と叱られます。
いつ領土が戦場になるかもわからない今にドラゴンを引き込むのはあまりにも自殺行為ですね。
多分ドヴァキンと衛兵たちが協力したら大抵勝てると思うけど…。


バルグリーフがドラゴンズリーチを使う条件として提案してきたのは、今起こっている内戦を最低でも休戦状態にさせること。
グレイビアードに相談して、ハイフロスガーを舞台に停戦協定の場を設けることになります。

帝国サイドは「ソリチュード」にいるテュリウス将軍に、ストームクロークサイドは「ウインドヘルム」にいるウルフリックに話をつけに行くことになります。
世界の情勢をドヴァキンが動かしていく展開。かなり「主人公」感が出てきましたね。
ちなみに内戦クエストを終わらせていると展開が変わるようです。


何故かデルフィンも来ます。帰れよお前。

会談には、帝国サイドの席でサルモールのエレンウェンも現れます。
サルモールは帝国と協同体勢にあるので仕方ないですね。

会談では両者の内戦における落とし所を話し合うことになります。
選択肢次第で会話の流れが変わり、帝国の領土がストームクロークのものになったり、その逆が起きたりします。
展開次第で首長や街にいる衛兵が変わったりもするわけですね。


会談が終わると、バルグリーフも安心してドラゴンズリーチを貸してくれるようになります。


なおここでうかつにデルフィンに近づくと、パーサーナックスを殺すサブクエスト「パーサーナックス」が開始します。
ドラゴンを殺さないならブレイズはもうドラゴンボーンに手を貸せない、と言い張ってきます。
デルフィンがドヴァキンに何か手を貸してくれたことがあっただろうか。

もちろんパーサーナックスを殺す選択肢もありますが、私はデルフィンの手助けなんて要らないしパーサーナックスが愛おしいので、このクエストは無視しました。
ただジャーナルにはずっと残ってしまう(進めないことは出来るが、断って終わらせることはできない)ため、出来ればブレイズの二人とは物理的な距離を置きましょう。


ちなみに彼らはハイフロスガーから徒歩で帰るため、道中襲いかかることで彼らと戦うことが出来ます。
全員まとめて殴りかかると、帝国とストームクロークが協力してドヴァキンに反撃してきます。感動的ですね。


会談のあとにパーサーナックスに会いに行くと「オダハヴィーング」というドラゴンを呼ぶためのシャウトを教えてくれます。
ドラゴンズリーチでこのシャウトを使うことで、オダハヴィーングを呼び寄せて捕まえましょう。
この段階でドラゴンズリーチ2階の奥へ向かうと、バルグリーフや数名の衛兵が待っており、罠をしかけています。


オダハヴィーングは普通に襲いかかってきますが、屋根のあるエリアまで誘い込むと


このように首に枷をつける罠が作動します。
開けたエリアで殴り合っていても、オダハヴィーングのHPは無限に回復するため泥仕合になります。


捕まえたオダハヴィーングは案外理性的で、ドラゴンたちの中でアルドゥインへの不信論が上がっていることを教えてくれます。
また、アルドゥインは現在ソブンガルデで死者の魂を食らって回復と強化を狙っている、とも。


オダハヴィーングは「自分を開放してくれれば、ソブンガルデへ行けるポイントまで飛んでいってやる」と言い出します。
疑い続けても意味がないので、彼を開放するとドヴァキンを載せて「スクルダフン」へ向かってくれます。

世界を食らう者の巣


オダハヴィーングに乗せてもらう段階で、従士とはお別れになります。ここから先はソロプレイオンリー。
もちろんお別れといっても、待機地点に帰るだけですが。
従士任せで自分での戦闘をおざなりにしていると、ここから地獄を見ることになります。


スクルダフンは古代ノルドの遺跡。
道中には大量のドラウグルと野良ドラゴンが待ち構えています。実質的にはこのゲームのラストダンジョンです。


ここまで来るとドラゴンよりも大量のドラウグルの方が厄介で、特にシャウトを唱えるドラウグルや、精霊を召喚して数で押してくるのが本当に厄介。
囲まれるとボコボコにされて終わるため、引き気味に戦いましょう。


私はここで人数対策に、炎の精霊を召喚して戦うようになりました。彼はHP低めで大して強くないのですが、タゲが散るだけでも相当楽になります。

遺跡の中は結構広い上に、例の絵合わせパズルもあります。
基本的には直ぐ側にあるレリーフと同じ絵を合わせればOKです。


最奥部にはブリークフォール墓地他で見た、絵をあわせて爪をはめるパズル扉があります。
爪はその扉の前にいるドラウグルが持っているので、倒して奪いましょう。


パズル扉を抜けると一度外に出ます。そこから階段を登って更に上に行くと、ソブンガルデへの転移門があります。
ここにはドラゴンプリースト「ナークリーン」が待ち構えています。彼を倒して「ドラゴンプリーストの杖」をドラゴンの印にセットしないと、転移門が開きません。

ドラゴンプリースト

ドラゴンが存在していたはるか古代に、ドラゴンの下についた人間たちの中でも特に格の高い司祭のこと。
当然とうに死んでおり、ドラウグルのようなアンデッド状態になっています。
スカイリムの各所に何人かのボスドラゴンプリーストがおり、ナークリーンはそのうちの1人。
ドラゴンプリーストが装備している仮面はユニーク効果を持った強力なアイテムなので、倒したら必ず回収しておこう。

ナークリーンの仮面は「マジカ50ポイントアップ+破壊魔法の消費マジカ20%ダウン」という破格の付呪がされたユニークアイテム。
魔術師プレイをするなら頭装備はこれってくらいの有用な装備です。必ず確保しましょう。
ちなみにソブンガルデに入ると、スクルダフンには再訪できなくなります。ユニークアイテムはこの仮面くらいだけど、宝箱は見逃さないようにしたいですね。


ドラゴンプリーストの杖をセットして転移門を抜けると、いよいよソブンガルデです。
この杖は持っていくことは出来ないので諦めましょう。そんな高性能なものでもないです。

ソブンガルデ


ソブンガルデとは、死んだノルドたちがたどり着く死後の世界。
転移門を通ってきたドヴァキンは、死ぬことなく生きたままたどり着けたわけですね。

本来は晴れやかなソブンガルデだが(別に地獄とかではないので)、現在はアルドゥインによって深い霧が地表を覆っています。
空を眺めていると、時折羽ばたいているアルドゥインが見えます。


天候を正すシャウト「晴天の空」で霧を吹き飛ばしながら進むと、物語の中で死んだ登場人物とすれ違うことも。
私はサイドクエストをあんまり進めなかったので、出会えたのは上級王トリグ(物語開始前にウルフリックに殺された人)しかいませんでした。


ストームクローク兵士が教えてくれたとおりに霧の中を道なりに進んでいくと、歴史に名を残す英雄たちが集う「ショールの館」とその門番「ツン」が見えてきます。
この間特にアルドゥインは襲っては来ないので、呑気に探索していても大丈夫です。

ショール

この世界自体を想像した神「ロルカーン」のスカイリムでの呼び名。
ソブンガルデの主でもある。

ツンとの問答では、自分が完了させたサイドクエストに応じて、ドヴァキンが己が何者かを名乗る選択肢が現れます。
私は魔術師ギルドクエストだけ完了させていたので、ウインターホールド大学の者だと言えるようになっていました。
盗賊ギルドや暗殺者ギルドをクリアしていたら、多分選択肢がもっと増えていたんだろうな。

ツン戦

そして、スカイリム史上最大のボスキャラ「ツン」との戦いになります。
彼と戦ってその力を示さないと、ショールの館には入れてもらえません。

このツンが死ぬほどというか、3,4回死んだほど強い。
しかもテクニカルな強さじゃなくて、単純に両手で振り回す巨大な斧によって一撃死させられるというどうしようもない強さ。
幸い動きは若干鈍い(攻撃が基本重撃で予備動作が大きい)ため、ひたすら逃げつつ遠距離から弓か魔法をひたすら撃つ、という方法でしか勝てませんでした。


ツンに勝つとショールの館に入る権利をもらえます。

ショールの館


中はひたすら広いパーティ会場みたいな空間になっており、美食と美酒に酔いしれる過去の英雄たちがいます。


最初に声をかけてくるのはイスグラモル。
ホワイトランに拠点を構える同胞団の祖にして、スカイリム地方に上陸したノルドたちの先導者でもあるという偉大な人です。
ノルドたちはタムリエル大陸の更に北にある大陸から海を超えてやってきたわけですね。
他、グレイビアードの祖であるユルゲン・ウインドコーラーもショールの館に招かれています。


ここに集まった英雄のうち「ハコン」「ゴルムレイス」「フェルディル」の3人はアルドゥインとの因縁があり、ドヴァキンに協力したいと申し出ます。
そう、星霜の書でさかのぼった過去で見た、アルドゥインにドラゴンレンドをぶつけ星霜の書で奴を消し飛ばした3人です。
あの戦いではアルドゥインのとどめを刺せませんでしたが、今回いよいよ最後の戦いに挑むことが出来ると盛り上がっています。
よく知らん人が3人急に加入するのでちょっと肩身狭い感ある。

ドラゴンスレイヤー


4人がかりで「晴天の空」のシャウトで霧を吹き飛ばし、アルドゥインを挑発します。


いよいよラストバトル!盛り上がりたいところですが、正直火力はそこまで高くなく、イベントバトルの色が強い。
4人がかりで1体のドラゴンを囲んでフルボッコにするので、絵的にもちょっとよろしくない…。


ハコン達はなぜか執拗にアルドゥインを虫呼ばわりしながら、死ぬまで殴り倒し続けます。


倒すと、他のドラゴンとは違いドラゴンソウルを獲得することなく、身体が崩れて天に消えていきます。
ちょっと藤崎竜版封神演義の趙公明思い出しちゃった。


勝利するとツンが出てきて、ドヴァキンを賞賛してくれます。
お前がいたらもっとラクに勝てたと思うよ…。


めちゃくちゃ褒めてくれるゴルムレイスが心地よい。

帰り際に、今回の3人から1人を呼び出すシャウト「勇気の呼び声」を習得します。
召喚や従士を全く育てていなかった人にとっては、即使えて戦場を厚くできる中々頼もしいシャウト。


ツンに現世へ送り返してもらうと、世界のノドでパーサーナックスがお出迎え。
長い付き合いだったアルドゥインが死んだことの寂しさと、勝利したドヴァキンの栄誉をたたえてくれます。


ハイフロスガーへ行けばアーンゲールも賞賛してくれます。
メインクエストとしてはこれが最後のシーンとなります。ここにブレイズがいなくて本当に良かった。

以上で、Skyrimのメインクエストは完了となります。
今までほったらかしにしてたのがもったいないくらい、王道感のあるシナリオでしたね。
まさか実際にソブンガルデに足を踏み入れることが出来るとは思わなかった。というか実在する場所だと思ってなかったよ…。

終盤、従士を連れていけないのは中々難易度が高くて大変でした。
特に中盤、うちはMODで導入させたロザリーさんに頼り切りだったので…。
逆に言うと、基本に立ち返ってSkyrimの正しい遊びをした気もしたけど。

ちなみに最終装備は


雷撃ダメージを付呪で追加した黒檀の片手剣「ブラックサンダー(私命名)」


クエスト「忘却の彼方」で手に入れたカトリアさんの遺品弓「ゼフィール」


記事にしてないけど、デイドラクエスト「恐怖の館」で手に入れたアーティファクト「モラグ・バルのメイス」


適当に倒した吸血鬼から剥ぎ取って、呪文向けの付呪を追加した「吸血鬼の鎧」


魔術師ギルドの終盤で手に入る先生の遺品「サボス・アレンのアミュレット」


弓と同じく「忘却の彼方」で作成したエセリウム装備「エセリウムの冠」

です。
それぞれ適当に強化してあります。鍛冶って重要度の割にレベル上げが大変なんだよな。

足は適当に吸血鬼ブーツ、手はサルモールの手甲にそれぞれ耐性アップの付呪を追加したものでした。

片手剣のスキルは70、付呪も70、破壊魔法は50くらい。
特にスクルダフンについてからは、ソロでクロスレンジで戦おうとすると回復薬がいくらあっても足りないので、ファイアボルトをメインにした遠距離攻撃の破壊魔法と、レベル40で取れるPerk「二連の衝撃」が必須でした。

二連の衝撃

破壊魔法を両手に装備して打ち出した場合、ヒットすると相手がよろめいて大きな隙が出来るようになる。
相手の足を止められない、防御の手段も少ない魔法使いにとって生命線となるPerk。
これを取るまでは純魔法使いプレイはなるべく避けるか、従士をつれて前線に立ってもらった方が良いくらい大事。


他、たまに使ったのが召喚魔法の「炎の精霊召喚」。
この子は精霊召喚では一番ランクが低く、戦えば簡単にやられてしまうところもあるのですが、ビジュアルが綺麗なのと炎が優秀な属性であること、仕草が可愛いために重用していました。
近接で戦い始めるとマジカの残量はあんまり気にならないため、重ための消費も気にせずタゲを散らす係を担当してもらえました。


さて、クリアと言いつつもまだ盗賊ギルドも闇の一党も途中だし、ソルスセイム島にもまだ足を踏み入れたところで止まっています(同胞団と魔術師ギルドはクリアしました)。
今は盗賊ギルドに入って、ユニフォームの装備一式を貰ったところ。
サイドクエストが一通り終わったら、ドーンガード編とソルスセイム編を始めようかなと思います。
やることが…やることが多い…。

今後の攻略まで日記にするかはわかりませんが、ひとまずメインクエスト完了ってことで。
長い記事になりましたが、ご覧いただきありがとうございました。

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