初心者でも頑張れるエルデンリング基礎ガイド
エルデンリング、始めました。
めちゃくちゃ死ぬ、死にまくる高難易度アクションゲームということで最初は興味なかったのですが、配信者の人のプレイやスクショを見てね…美しい風景に完全にやられてしまいました。
若干薄暗い世界観ではありつつも、雄大な自然に光り輝く黄金樹、神殿、廃墟、そして超巨大な城!
その地平線の向こうが見えないくらいの広いマップを、足で馬で駆け回ることができるのです!
バトルも実際のところ、下手くそなりにリトライし続けることで上達していくことが出来ましたし、下手くそ救済システムも多数あったため、ダクソやSEKIRO未経験の人間でも30時間遊べております。
今日は自分のための復習も兼ねて、初心者向けのエルデンリング解説記事になります。
まだ全然やってないので、オンライン要素は抜きです。
目次
- 1エルデンリングとは
- 2キャラメイク
- 素性
- 形見
- ビジュアル
- 3ステータス
- レベル上げ
- ルーン
- ステータスの意味
- 4装備
- 能力補正
- ダメージ種類
- 戦技
- 武器
- 盾
- 杖
- 聖印
- 弓
- 5戦技
- 戦灰
- 6遺灰
- 7鍛冶
- 8魔術
- 9祈祷
- 10アイテム
- 聖杯瓶
- 霊薬
- 消費アイテム
- 戦闘用アイテム
- 貴重品
- 11フィールド探索
- 祝福
- マリカ像
- 商人
- ダンジョン
- 素材拾い
- 霊馬トレント
- 12バトル
- 攻撃
- 隠密
- 致命の一撃
- ローリング
- 13ボス戦
- フィールドボス
- メインストーリーボス
- 血の指
- 14初心者が勝つための一歩目
- ビルド
- 探索
- 立ち回り
- 15小ネタ
エルデンリングとは
2022年の2月25日に発売した、フロムソフトウェア開発のオープンワールドアクション死にゲーム。
PS4・PS5・Steamで購入が可能です。
私はフロムのゲームはエヴァーグレイスとAnother Century’s Episode3しかやったことがなかったので、Demon’s Soulsから連なるダークファンタジー系死にゲーは初体験でした。
本作はフィールドの広大さと、それを活かしたメインシナリオ置き去り探索プレイが可能なこともあって、死にゲーでありながら「レベル上げ」「装備集め」「回復アイテム集め」など稼ぎを積み重ねることで、難敵に対してジャパニーズRPG的な対策を行うことができます。
極端な話、ひたすら稼ぎを積み立ててキャラと装備を高めておけば、クリアのハードルはかなり低くすることが可能です。
そういう意味でも、死にゲー初体験の人にもおすすめ出来るゲームになっています。
キャラメイク
ゲームを開始すると、まずはキャラメイクから始まります。
これから決める要素のうち、素性以外はすべてあとでやり直すことが可能です。
ただし、ある程度ゲームを進めねばいけないため、それなりにきちんと考えて決めることをおすすめします。
素性
いわゆるジョブ。主人公の初期装備と初期パラメータがここで決まります。
選択肢は「放浪騎士」「剣士」「勇者」「盗賊」「星見」「預言者」「侍」「囚人」「密偵」「すかんぴん」の10種。
おおよそパラメータによって、肉弾戦向き・魔術戦向き・祈祷師向きが別れています。
ちなみにすかんぴんは本当にすかんぴんで放り出される高難易度向け。
パラメータが平たい状態から始まるため、きっちり意図を持って育成できる上級者向けの素性です。
素性による初期パラメータの差は大きくても5~10。
レベル上げで簡単に覆せる程度の差なので、これぞって言うものでなくても案外困りません。
(もちろんレベル上げにかかる手間と時間は支払うことになります)
初期装備の方は、あとから手に入れようとすると何十時間かプレイしないと手に入らないものもあるので、そういう意味では見た目で選んでしまっても大丈夫です。
それもゲームを進める過程で別の装備にどんどん切り替わっていくので、最初に選んだ格好で旅を出来る時間はかなり短め。
形見
ゲーム開始時に、一種類だけもらうことができるアイテム。
緋琥珀のメダリオン | HP上限がアップする装備品。 |
---|---|
狭間の地のルーン | ルーン(お金兼経験値)を3000得る消費アイテム。 |
黄金の種子 | 聖杯瓶(回復アイテム)の残数を増やす消費アイテム。 |
牙鬼インプの遺灰 | 召喚獣を呼べるアイテム。 無消費だが、使えるようになるまでちょっと時間がかかる。 |
ヒビ壺×3 | 投擲武器の枠を増やすアイテム。無消費。 |
石剣の鍵×2 | アイテムやダンジョンへ通じる扉の鍵。消費アイテム。 |
誘惑の枝×5 | 刺した敵を一定時間味方に変える消費アイテム。 |
ゆでエビ×5 | 物理カット率(被ダメ軽減)をアップする消費アイテム。 |
シャブリリの禍 | 敵のヘイトを集める装備品。 |
アイテムコレクターの人を除けば、どれも頭を悩ませるほどのアイテムではない。
初心者がゲーム開始を楽にするアイテムという意味では、回復瓶の上限が永続で増える「黄金の種子」か、最大HPが増える「緋琥珀のメダリオン」が良いかな。
バトルが楽になる「牙鬼インプの遺灰」も初心者は助かると思う。
召喚獣がプレイヤーのバトルを手伝ってくれるので、タゲを取ってもらったり回復時間を稼いでもらったりできる。
バトルの難易度を下げたいならコレ。
私は「狭間の地のルーン」を選んだのですが、3000ルーンって数時間遊ぶと小銭になる。
ビジュアル
かなり細かいキャラメイクが可能な他、おおよその系統によって10パターンほどのビジュアル選択肢も用意されている。
本当だったらじっくり時間をかけてキャラメイクするところなのですが、このゲーム、プレイヤーは基本背中しか見えない上にフルフェイス兜をかぶることもあるので、実のところ顔が見える場面が殆どない。
ちなみに体格はAが男でBが女。
声は若年・壮年・老年の選択肢がありますが、ゲーム中聞こえてくるのは悲鳴と断末魔くらいなので、これも気にしなくて良い。
ステータス
シビアなゲームのため、ここの配分に毎度悩む。レベル70まで来ても今なお悩んでいます。
漫然と適当な振り方をすると大抵の場合後悔することになるので、40を超えたくらいまでにビルドの方向性を決めておきたいですね。
レベル上げ
バトルやアイテムで手に入る「ルーン」を使ってレベル上げします。
祝福にレベルアップのメニュー項目があるので、そこから行います。勝手にレベルが上がったりはしません。
1レベル上げるごとに、8種あるパラメータのうちどれか1つを1ポイント上げることが出来、それによって攻撃力・防御力などが上がっていきます。
必要ルーンはレベルを上げるごとにどんどん増えていくため、一箇所にとどまってレベル上げをしていると徐々に苦しくなっていきます。
レベル上げが出来るようになる条件
本作、ゲームが始まった段階だとレベル上げが出来ません。いくらルーンを稼いでも持ち腐れます。
レベル上げができるようになるには、リムグレイブの「関門前」(導きに従って進んだ先)の祝福で休んで、特殊イベントを発生させる必要があります。
(場所ではなく、リムグレイブの祝福を4つ開放して休むと開放という説も。私は導きの始まり→エレ教会→アギール湖北→関門前の4つ目で発生)
それまでは初期レベルでのプレイになるので、探索の前になるべく早く条件を達成しましょう。
ルーン
敵の撃破、アイテムの使用によって得られるお金兼経験値。
これを溜め込まないとあらゆる育成が何も始まらない。
HPが0になって死亡すると、死んだポイントにすべてドロップする。つまり死んだあとは常にルーン0で復活することになる。
ドロップしたポイントに向かって回収すれば損失なく復元できるが、ドロップした状態でもう一度死ぬと、最初に落とした分のルーンはすべて消滅する。
ボスに挑むときなど、死ぬ前提のシーンではレベル上げや買い物でなるべく使い切ってから挑もう。
ちなみにドロップしたルーンの位置は、マップや画面頭上の方角図に表示される。
パラメータの意味
生命力 | HPが上昇します。 ここを手抜くとボスの攻撃で一撃死させられるので、どんなビルドでもなるべく振っておきたい。 |
---|---|
精神力 | 魔法や祈祷、召喚で使うFPが上昇します。プレイスタイルによってはあんまり必要ないかも。 それでも召喚によっては3ケタを求められることもあるので、それによっては伸ばす必要も。 |
持久力 | スタミナと装備重量の上限が上昇します。 スタミナは通常攻撃からローリング、ダッシュまで参照されるので、かなり重要なパラメータ。 重装備で戦いたい人は、最大装備重量も求められるので優先度は高め。 最大装備重量に対する現在の装備重量の割合で、ローリングが重い・普通・軽いと別れ性能が変わるので、それも大事なポイント。 |
筋力 | 武器攻撃力などに影響します。 |
技量 | ここも攻撃力に多少影響する他、魔法の発動速度や落下ダメージに影響。 |
知力 | 魔法の攻撃・防御力に影響します。 |
信仰 | 祈祷の攻撃力に影響します。 |
神秘 | ドロップの確率や聖属性の防御力に影響します。 |
武器によって、それぞれ異なるパラメータの参照が設定されており、筋力を上げて威力が伸びる武器から、技量を上げて威力が伸びる武器など色々。
私の使っている短剣は神秘を参照するため、筋力よりも神秘を伸ばした方が攻撃力が上がるなんてことも。
生命・精神・持久の3本柱と、装備によって重要度が変わってくる筋力~神秘までの5つで分けて考えましょう。
生命力は最優先、精神と持久はプレイスタイルによって配分を考えます。
筋力~神秘は装備によって変わりますが、近接戦闘を仕掛けるなら筋力か技量、魔法を使うなら知力、祈祷で戦うなら信仰はそれぞれ必須になります。
それらを伸ばしつつ、持ちたい装備品が求めるパラメータを埋めていく感じで、40レベルくらいまでプレイすれば自分なりの方針が見えてくるかと思います。
装備
本作は武器種が非常に多く、30を超える分類の武器にそれぞれ5~10種くらい?の選択肢が存在しています。
ボスを倒さないと手に入らないレア武器から、マップを丹念に調べれば見つけられる強武器、ザコ敵からのレアドロップなど入手経路も多彩。
武器種によって戦いのスタイルがまるきり変わってくるため、勝てなくて苦しんでいるときは別の武器種に変えてみるのも作戦の一つです。
装備は右手に3種、左手に3種セットことが出来、都度切り替えながら戦います。
片手には大抵盾やたいまつを持ちますが、両手武器も可能。回避に自信のある人はそれもアリですね。
能力補正
武器ごとに設定された、どのパラメータを参照して威力が伸びるかという補正値のこと。
大抵の場合は筋力を参照する一方、モノによっては神秘など普段あまり求められないものを参照することも。
画像の場合、筋力と技量の補正Dのおかげで、物理攻撃力が11アップしています。
この数値はプレイヤーの筋力・技量を上げることで向上していきます。
また、筋力参照がEの武器とDの武器があった場合、Dの方が補正値が高くなります。
そのため、もともとの攻撃力が優秀な装備でも、能力補正次第では与ダメが伸びない場合も。
一方、筋力参照がE、魔力補正がAの武器があった場合、筋力を上げても補正値は伸びないものの、魔力を鍛えることで与ダメが大きく成長します。
魔法剣士みたいなプレイがしたい人は、そういう武器を探してみましょう。あるかはわからん。
ダメージ種類
武器によって「斬撃」「刺突」「殴打」の3属性に分かれており、敵の耐性に応じてダメージ量が変わる。
敵の耐性が高いときはヒットSEが露骨に変わるので、別の武器に持ち替えよう。3種の枠を各属性で埋めるのも良い。
戦技
武器ごとに設定されている必殺技のこと。
ダメージを稼ぐためのものから、クイックステップなどの移動型戦技、パラメータを稼ぐバフ型など多彩。
複数の武器で使える汎用的なものから、レア武器だと専用の戦技になっているものも。
ボスドロップは大抵専用戦技がついていてお得感ある。
詳しくは後述。
武器
剣・刀・斧・槍・鎌・槌・フレイル・鞭・拳・爪の他、私はまだ持ってないけど特大武器という武器種もあるらしい。
武器ごとにモーションがまるで違うため、一対一に向いた武器から雑魚散らし用の範囲攻撃武器、馬上戦に強い大型武器など色々。
入手は店売りから敵のドロップ、宝箱など色々。
盾
死にやすい本作において、褪せ人の命をつないでくれる重要な装備。
構えているだけならスタミナは減らず、攻撃を受け止めた時に本来受けるはずだったダメージに応じてスタミナを消費します。
HPの代わりにスタミナで受けられるようになる、とも言える。
スタミナ上限が低いとすぐにスタミナが尽きてガードブレイクしてしまう。
最重要パラメータは「カット率」で、これが100%になると、盾で受け止める限り物理ダメージが0になります。
物理カット100があれば、最低でも1度はどんなボスの攻撃も受け止められるということ。
一方魔法や炎などの属性攻撃はそれぞれにまた別のカット率が設定されており、物理カットさえ100なら安心というわけではない。
盾に設定されている攻撃力は、シールドバッシュなどの戦技で参照する。
杖
魔術師プレイをするときの必需品。
魔術自体は武器と別枠で装備できるが、媒介となる杖を持っていないと装備した魔術を発動できない。
R1攻撃では魔術を発動し、R2ではその杖でぶん殴るモーションが発動する。
ぶん殴りはダメージが死ぬほど小さいので、なぜあるのかよくわからない…。
仕様上、杖自体には戦技がついていない。
聖印
祈祷版の杖。祈祷を使うには聖印を装備する必要があります。
他の武器と違い、キャラの見た目には殆ど反映されない。
無属性攻撃が多い魔法(杖)に対して、祈祷(聖印)は属性攻撃が多いため、敵によって使い分けると効率良く、かつ上手くプレイしている感が楽しめる。
回復やバフも祈祷の枠になるので、近接オンリーの純アタッカーでもお世話になる。
弓
もっとも射程の長い攻撃が出来る装備。
片手装備で撃つとオート照準、両手装備にするとL1でズーム表示からの精密射撃が可能。
弓では矢を、ボウガンではボルトを消費して撃つ。
雑魚がドロップするものを拾う他、アイテム製作で自作することも可能で、矢を惜しむシーンはまず無いので安心。
矢によっては毒や出血などのバステを付与するものもあるので、これを使いこなすとかなり有利にボス戦をこなすことができるようになります。
戦技
武器ごとに設定されている必殺技のこと。L2で発動できる。
画像は回転斬りという汎用性の高いモーションで、剣装備であれば戦灰を使うことで、どの武器でもセットが可能。
大抵の戦技はFPを消費するため、近接アタッカーも80~100くらいはFPが欲しい。
両手に装備したもののうち、左手の戦技が優先される(盾を持っていれば大抵パリィ)。
剣を片手に、左手でパリィしてその隙を剣で突く、というのがゲーム側の基本設計らしい。
右手に持つ武器の戦技を使いたい場合は、左手に持つものの戦技を「戦技なし」状態にする必要がある。
戦灰
付け外しのできるアタッチメント式戦技のこと。
武器種によって制限はあるものの、元々の戦技がなんであれ、自分の使いたい戦技を設定して使うことが出来るようになる。
盾の戦技を外したい場合は「戦技なし」の戦技を盾につけることで、右手武器の戦技が使えるようになるぞ。
戦灰自体はルーンを出して購入し、祝福で付け外しができます。
装備みたいなものなので、装備しても外しても消費はしません。武器につける灰って名前なので消費アイテムかと思ってた。
戦灰の購入はゲーム序盤で行けるボロ小屋にいるおじさんから、付け外しは祝福のメニューで可能です。
中には敵を倒すことで手に入る戦技もあるため、これも探索のモチベーションを上げてくれる要因の一つになっています。
また、戦灰をつけるときに武器の攻撃属性を変更することが可能。
戦灰によるが斬撃を刺突に変えたり、など。
特定属性が弱点の敵が多いマップでは、戦技自体よりも攻撃属性で選んでも良い。
遺灰
世界中にある地下墓地などから手に入る遺灰。
アイテム欄に持ち、FPを消費することで遺灰に応じた霊を召喚して一緒に戦ってもらうことができる。
画像のは「はぐれ狼の遺灰」で、使うと3体の狼が現れて一緒に戦ってくれるというもの。
彼らは奔放に飛び交い、敵のガードを崩したりタゲを取ったりしてくれます。
機動力が非常に高く、噛みつきで敵の攻撃を潰してくれることも多々あり補助性能が非常に高いです。しかもかわいい。
どの遺灰も「霊呼びの鈴」がないと発動できないものの、鈴自体は馬をもらったあとにエレ教会へ向かえば貰える無消費アイテムなのでその辺は気にしなくてよい。
エルデンリングは、雑魚でもボスでも基本1対1が前提にあるようなので、タゲが散るだけでもかなり楽になる。
これも灰と名の付く割に無消費アイテム。
なお遺灰の召喚は、画面左にこの石碑のようなアイコン(墓石?)があるときにしか使えない。
普段から出しっぱなしに出来たら便利すぎるからと思われる。
遺灰の強化
遺灰はメインストーリー2番目のボスを倒したあと、円卓に現れる女性にルーンと素材(墓すずらん)を支払って行うことができる。
特にボス戦での生命線になる要素なので、強化によるゲームプレイへの影響は大きい。
ただし墓すずらんは中々レアで見つけづらいアイテムなので、ゲーム進行以外にも手間がかかる。
また、ネームドの遺灰には「霊姿の墓すずらん」というリポップしないレアアイテムが必要になり、強化のハードルが高い。
鍛冶
「鍛石」というアイテムとルーンを消費して武器を強化するシステム。
強化の幅がかなり大きいため、レベル上げや武器の交換以上にバトルへの影響度が高い最重要システムといっていいもの。
+3までの強化はそこらにある鍛冶台で、それ以上の強化は「円卓」にいる鍛冶職人に依頼する。
円卓はメインシナリオ上の最初のボスを倒すと行けるようになる場所で、それまでは+3で頑張ろう。
どうやらこのゲーム、武器自体の攻撃力はどれも大して変わらないようで、気に入ったものを強化すればそれがお前の最強武器だ、みたいな感じっぽい。
魔術
杖を装備したときにのみ使える専用の戦技みたいなもの。
両手の装備とは別枠で、左下アイテム欄の上枠を使う。
初期段階は2枠しか装備枠がないが、メモリストーンというアイテムを手に入れるごとに枠が増えていく。
魔術の入手は探索で手に入れられる他、敵を倒して入手したり、魔術の師となってくれる人から購入することも。
使うには魔術ごとに規定の知力が求められる。
素性のうち、魔術を最初から持っているのは「星見」と「囚人」だけ。
囚人の使える「魔術の輝剣」はちょっとクセがつよいので、魔術プレイをしたいなら星見をおすすめ。
祈祷
魔術とは別系統の魔法系スキル。
こちらは知力ではなく信仰が求められる。
HPを回復したりバフをかけたりと補助型の物が多いが、炎を出すなどの属性攻撃もある。
祈祷型は「預言者」か「密使」になる。
預言者は純祈祷型で、密使は祈祷を補助に暗殺を仕掛けるタイプ。
魔術と比べて祈祷は割と早くに購入できるようになるので、初期装備の祈祷はあんまり気にしなくていいかも。
アイテム
オープンワールドだけあってアイテムも大量にあり、フィールドから採取したり自分で作ったり、敵がドロップしたりする。
選択肢が非常に多いが、これを上手に使うことでゲームの難易度を下げることができる。
プレイに詰まった場合は、手持ちをあらためて状況を打開できるものがないか探してみよう。
聖杯瓶
これまでのシリーズでは「エスト瓶」と呼ばれていたらしい、回復アイテム。
初期段階で4本持つことが出来、この4をHP回復してくれる「緋雫の聖杯瓶」とFP回復してくれる「青雫の聖杯瓶」に振り分けて使う。
最初は緋雫が3で青雫が1だが、祝福で自由に振り分けることができる。
消費した分は祝福で休むと満タンまで自動で貯まる。
屋外では、敵の集団を全滅させたときに聖杯瓶の中身が回復することがある。
黄金の種子
聖杯瓶の本数を増やしてくれるアイテム。
フィールドにたまにある小さくか細い黄金樹の根っこに落ちている。
回復の回数が増えるのはそのまま生存性に直結するため、ボスに苦戦するようであればまず黄金の種子を探しにフィールド探索をすると良い。
聖杯の雫
主にマリカ教会の神像前に落ちているアイテム。
聖杯瓶の回復量自体を増やしてくれる。
いくら最大HPを増やしても回復量が足りなければジリ貧なので、これもゲーム攻略の難易度に直結する。
霊薬
聖杯瓶とは別枠の回復アイテム。
本数は1が上限だが、「結晶雫」というアイテムの組み合わせで効果を自分で設定することができる。
もちろんHP回復効果を持たせることも出来るし、一定時間のスタミナ量アップや攻撃バフなどの効果のみにすることも可能。
入手には特定の場所に行って手に入れる必要がある。
ヒントはエレ教会の商人が売っている。
結晶雫
霊薬の効果を決めるアイテムみたいなもの。
霊薬に用意されたスロットにはめることで、飲んだ時に得られる効果が変わる。
マップ上に表示される小黄金樹のふもとにいる「黄金樹の化身」を倒すと手に入る。
消費アイテム
形見でも貰えるゆでエビのようなバフアイテムや、鍛冶・強化で使う素材アイテムなど。
特にバフアイテムは時間制限こそあるものの、ボス戦の難易度を大きく下げてくれる。
これに頼っていると上手くなれないという側面もあるけど…。
時折手に入るルーンアイテムは、使うことでそのままルーンを手に入れることが出来る。
使うまでは死んでも手元に残るルーンとも言えるので、これを使えば次のレベル上げが出来る、というタイミングまで取っておこう。
戦闘用アイテム
投げナイフ系の中距離用攻撃アイテムや、炎ダメージを発生させる火炎壺など。
画像は火炎壺を投げたところ。範囲こそ狭いがダメージ倍率はそこそこ。序盤ではかなり強いので初期にこそ使いたい。
「これを使わなきゃ」と焦ることで操作ミスが出るタイプのアイテムなので、私はあんまり積極的には使っていないです。
火炎壺は属性ダメージが欲しい物理アタッカーには必須アイテムかも。
貴重品
ヒビ壺や石剣の鍵など、ゲームシステムに影響するアイテムたち。
プレイの内容というより幅に影響する物が多く、遠征して手に入れておくと出来ることが増える。
ストーリー進行で手に入れるものもある。
フィールド探索
オープンワールドたるエルデンリングの最大の楽しみの一つ。
馬に載って駆けても果てが見えない広さと、その中に配置された多数のイベント、オブジェクト、そして巨大ボス。
地図を見ると最初はリムグレイブ地方のみが表示されているが、これは全体マップの1/6程度のサイズ。
新しい地方を切り開くと、その都度全体マップが広がっていくぞ。
祝福
マップ上に点在する回復ポイント。
レベル上げや戦灰の付け替え、不要アイテムを木箱に収納するなどが出来る他、ファストトラベルポイントとしても機能する。
マップを開けば、いつでも任意の祝福にワープが可能。
祝福から祝福に、ではなくどこからでも祝福にワープ出来るのがありがたいポイント。
これを理解していないと積むシーンもある。
ちなみに戦闘中はマップを開けないため、ピンチだからファストトラベルで逃げよう、は通じない。
マリカ像
フィールドに点在する石像。
死亡した時のリスポーンポイントとして選べる一つで、祝福のメニュー項目は全く使えない代わりに多少ボス部屋の近くで復活できたりする。
触れてアクティブにする必要などはなく、近くにあれば勝手に動作してくれる。
商人
マップ上にたまにいる人。ルーン消費でアイテムを売ってもらうことが出来る。
中には新システムを開放する重要アイテムや、封印された領域に入るための石剣の鍵を売っていることもあるので、商人を見かけたら必ず話しかけておこう。
斬りかかると殺すことができるらしい。
ダンジョン
時折見つかる、洞窟型のマップ。
オープンワールドだけに基本フィールドマップから地続きになっている。
大抵の場合入り口に祝福があり、内部に入るとファストトラベルでの脱出ができなくなる。
最奥にはボスがおり、倒すと何かしらレアアイテムをドロップする。
洞窟とは別に地下墳墓も同じダンジョンだが、こちらは最奥にいくと大抵の場合遺灰が手に入る。
素材拾い
フィールドに点在するアイテムたち。
ほぼすべての素材は祝福で休むたびにリポップするので、数を集めたいときはあちこちを飛び回るよりも祝福の側で拾えるポイントを探す方が良い。
一方獣の骨や血などは野生動物を狩り殺さないといけない。
彼らも祝福で休むたびにリポップするので、バンバン殺そう。
霊馬トレント
祝福でメリナと契約した時に一緒に貰える「霊馬の指笛」を使うと呼べる機動力の要。
褪せ人とは別にHPを持っているが、死んでも祝福で休むと復活するし、二段ジャンプも出来るし、褪せ人ならバステを食らう毒沼に入っても影響ゼロのスーパー馬。
一度に大量ダメージを受けても消えてしまうが、消えただけならその後呼び直すことができる。
馬上では攻撃モーションが全く別物に変わり、高所から振り下ろすような攻撃になる。
機動力が高くなるためヒットアンドアウェイ戦法が非常に強力だが、小回りが効かないため中々攻撃を当てられない、なんてシーンも出てくる。
ちなみに馬上では左手武器は使えなくなり、R1で馬の右側に攻撃を、L1で馬の左側に攻撃ができる。
バトル
オープンワールドだけに戦場も開けた場所が多く、考えなしに飛び込むと大勢の敵に囲まれてボコ殴りにされて死ぬ事が多い。
このゲームで大切なのは、いかにして1対1を作るかと敵の攻撃モーションを読み切ること。
攻撃
R1で通常攻撃、R2で強攻撃、L2で戦技が発動できる。
雑魚相手なら強攻撃を当てる目もあるが、ボス戦になるとR1を細かく刻んでいくのが基本になる。
武器によってモーションは全く異なる上、同じ武器種でも違う場合がある。
面白そうな武器を拾ったら、まず素振りをして性能を確認したい。
Yを押した状態でRかLを押すと、押したほうの武器を両手持ちにできる。
筋力が1.5倍になるため、筋力参照武器の威力が大幅に上がるが、盾を持てないため敵攻撃はすべて回避で受けることになる。
また、ジャンプ中にR2でジャンプ攻撃が可能。
モーションが変わる他、多少高いところにいる敵にも攻撃を当てられるようになる。
ダメージ量も増えるので、敵の隙が大きいときは積極的に狙いたい。
隠密
左レバー押し込みでしゃがみ状態になり、敵から見つかりづらくなる。
本作は隠密の性能が異常に高いというか、敵の索敵性能が非常に低いというか、しゃがみ状態なら真正面にでも立たない限りまず見つからない。
簡単に発見されてしまうと、あっという間に袋叩きにされてしまうからだと思われる。
致命の一撃
隠密状態で背後にぴたりとくっついてR1攻撃をすると、一気に大ダメージを与える「致命の一撃」が発動する。
武器種によってモーションは異なるが、発動すると敵はこれを回避することも出来ず、大ダメージからのダウンを取れる。
パリィ成功時にも同様に致命の一撃が発動可能。ハイリスク・ハイリターンな戦技だ。
大型エネミーやボス相手でも発動するが、強い敵ほど発動は難しい。
また、中にはパリィ不可能な攻撃も結構あるらしい。区別がつかないので下手くそだから駄目なのか仕様上NGなのかがわからん。
ローリング
Bの単押しで発生する緊急回避。
移動しながらだとローリング回避になり、棒立ち状態だとバックステップになる。
ローリングは回転中に無敵時間があるため、本作ではいかに敵の攻撃にローリングを合わせて敵の攻撃を無効化するかですべてが決まる。
ドラゴンの吐くブレスなど、当たり判定が長時間残るものはローリングでは回避しきれないこともあるので注意。そういう攻撃は盾で受けよう。
ローリングを使うたびにスタミナが消費されるので、その上限を上げることでローリングの連続回数や、ローリング後の攻撃回数が変わってくる。
ボス戦
戦闘が始まると、画面下に大型のHPバーが表示される強敵。
広範囲への攻撃手段を持っていたり、出の早い小技が多かったりとザコ敵とは一線を画する強さがある。
倒しさえすれば祝福で休んでも復活しないため、再戦ができない。
ドロップがあるボスは、倒すと確定でドロップをする。ボスが持っていた武器などを手に入れられる場合も。
フィールドボス
フィールド上を歩いているだけで遭遇し得るボス。
森にいる超巨大熊や小黄金樹の番人など色々で、ゲーム開始直後に出会うツリーガードもその一体。
大抵の場合は進み方次第で回避することが出来るので、勝てる自信があるときに挑もう。
メインストーリーボス
ストーリー進行に応じて必ず戦うことになるボス。
必ず戦うことになるが、オープンワールドゆえにボスマップへ行かない限りは戦わずに済むとも言えるので、勝つ自信がないときはよそで鍛え直してきても良い。
大抵のボスがHP減少に応じて二段階目の戦闘スタイルを持っており、慣れてきたと思ったところで新しい攻撃パターンが加わったり、全く別の戦い方に変わったりする。
撃破するともちろんストーリーが進行するし、新しいシステムが開放されたりすることもある。
血の指
このゲームに用意されたオンライン機能のうちの一つ、他プレイヤーのマップに侵入して行うPvPシステムをNPCと行うもの。
フィールドの規定のエリアに行くと身体が赤い敵ユニットが突然現れ、襲いかかってくる。
世界に侵入された!と表示されるが、相手はNPCであり対人戦ではない。
ただし対人戦を再現しているゆえか、敵もローリング回避でこちらの攻撃を避けたり、聖杯瓶でHPを回復したりと難易度が通常エネミーとはワンランク違う。
撃破するとレア装備をドロップしてくれる敵もいるが、消費アイテムしか落とさない奴も居る。たるんどる。
初心者が勝つための一歩目
シリーズ未経験者が実際に死にまくって実感した、初心者がやりがちなミスと対抗策の話。
ゲームの腕前によらない要素もあるので、アクション下手くそ人間でも出来ることは結構あります。
ビルド
まず何より、パラメータ配分で失敗をしないこと。
私は純魔法使いに向いた「星見」で始めて、今近接アタッカーをやっています。
つまり、星見の弱点である生命力や筋力にレベルアップで稼いだポイントを注ぎ込まねばならなくなり、その分素性の時点でビルドを決めていた人と比べるとステータスが低くなっています。
レベル上げで覆せる範囲と前述しましたが、覆す手間が必要になるということでもあります。
少なくともキャラメイクの段階で、近接・魔術・祈祷・魔法剣士系のいずれを選ぶか決めておきたいですね。
近接(筋力)型
放浪騎士、勇者など。
筋力を伸ばせばオッケーなので大型の武器を持ちやすい。
序盤に戦えるツリーガードのドロップ武器など、手に入れば強いボスドロップ品ですが、あれらは大抵高い筋力を求められます。
ビルドの目指すところとそれが噛み合っていれば、装備のために普段使わないパラメータを伸ばす必要もなくなります。
近接型の強みは、FP消費が小さい分聖杯瓶の大半を緋雫の聖杯瓶に振り分けられること。
死ににくくなる分、効率のいいプレイが可能になります。
近接(技量)型
侍、剣士など。
特に侍の武器になる「刀」は筋力よりも技量を参照するため、技量を伸ばすことで攻撃力を上げていくことができます。
刀は中々入手機会がないので、刀プレイしたいなら素性から侍を選んでおくことをおすすめします。
魔術型
星見、囚人のどちらか。それ以外の素性は初期に魔術と杖を持っていません。
星見は専業魔術師型で、ダメージを魔術で稼いでいくスタイル。
物理攻撃しか持たない近接型と比べ、魔法ダメージを序盤から使えるのが強み。
序盤から魔法耐性を持つ敵なんてのはまずいないので、FPが続く限りは大きなアドバンテージを持てる。
離れた距離から一方的に攻撃してルーン稼ぎも出来るので、初心者には結構おすすめ。
ただし初期は聖杯瓶の本数が少ないため、消費FPに回復FPが追いつかず、サブ武器の剣に頼るシーンがどうしても増えます。
ガチの純魔でいきたい場合、ある程度ゲームを進めて聖杯瓶の本数と回復量を増やしてからが本番になります。
囚人は攻撃魔術こそ持っているものの、発動から攻撃までのディレイが長いためコレ一本で戦うのは厳しい。
ディレイが長いということはバトル開始前に設置しておけるということでもあるので、立ち回りを覚えると序盤は安泰とも言える。
祈祷型
預言者、密使のどちらか。それ以外の素性は初期に祈祷と聖印を持っていません。
どちらも祈祷で回復が出来るため、HP繰りに余裕を持つことが可能。
預言者は「火付け」という炎攻撃の祈祷を持っており、これがメインウェポンになります。
とは言え星見同様にこれだけではすぐFPが切れるため、サブウェポンの槍で戦うシーンは多くなります。
序盤から属性攻撃ができるのが強み。
密使は祈祷に攻撃手段を持たず、覚えているのは回復と「暗部の歩法」という消音祈祷のみ。
敵から潜み暗殺者のように戦うスタイルが基本になります。
ただ本作は足音を消さなくても大抵の場合バックスタブができるので、暗部の歩法が欲しいゲームかというと微妙。
正直初期に使える祈祷として暗部の歩法はイマイチすぎると思う。
探索
ボスに勝てなくなったらマップの探索を優先しましょう。
武器や防具のアップデートが出来るかも知れませんし、商人から新しいアイテムが買えるかもしれません。
「黄金の種子」と「聖杯の雫」は褪せ人の生存力を劇的に向上させてくれます。
黄金の種子はマップを細かく見ていかねばなりませんが、聖杯の雫が拾えるマリカ教会はマップから確認が可能。
馬を手に入れたらマップ中を駆け巡ってみましょう。
また、マップ上の宝箱や遺体あさりから強力な装備を手に入れることもあります。
レアなアイテムは立ち上る光が紫色になっているので、見かけたら逃さず確保しましょう。
関所などの難所は、敵をすべて無視して馬で駆け抜けると大抵スルー可能です。
立ち回り
バトルの基本は「離れて観察」「モーションを見極めてローリング回避」「ダメージを欲張らない」の3本柱です。
離れて観察
特にボスにあるパターンですが、離れた位置からでも通常攻撃を繰り返してくれます。
それを眺めて、攻撃が何連撃なのか、どこに隙ができるのか、攻撃範囲はどれくらいなのかを理解します。
一方、近付いたときだけ見せるモーションと離れた時だけ見せるモーションもそれぞれあるので、油断はできません。
頻出の攻撃パターンをある程度覚えたら近付いて、それぞれのモーションを引き出してまたそれも観察しましょう。
モーションを見極めてローリング回避
ローリングには回転中無敵時間が発生します。
100%当たっているような攻撃範囲の攻撃でも、ローリングを上手く当てれば無傷で突破が可能です。
敵の攻撃をどれだけローリングで無効化できるかが、このゲームで強敵に勝つ最大の重要ポイントになります。
特に重要なボスの攻撃は、一瞬で褪せ人の間近まで迫ってから広範囲回転攻撃、なんて無法を連続で繰り返してきます。
ローリングの無敵時間で回避しきれるものか、足りないならどちらに逃げればいいか、それを早々に見極めないと生き残ることはできません。
また、本作のボスはどれも「武器を振りかぶって」から「振り下ろしはじめ」て、それが「褪せ人に被弾する」までに大きなタイムラグが存在します。
そのため、振りかぶった段階でローリングをすると、ちょうどローリングが終わったタイミングで武器が振り下ろされ、被弾してしまいます。
振りの大きな攻撃をするボスは、適切なローリングのタイミングが何時になるのかを確認しましょう。
ちなみに至近距離にいると、射程が短い代わりに出の早い攻撃をしてくるボスが大量にいます。
この出の早い攻撃に反応できるようになったら、脱初心者です。
そして最重要なローリング回避での最重要ポイントが「前にローリングする」こと。
横や背後に回避してしまうと、回避出来たからと言って攻撃に転じることができません。
理想は「敵の至近距離で攻撃を回避し続けながら、隙を見て攻撃を当てていく」流れ。
武器種によって必要な射程は変わりますが、敵の攻撃が届かないところからではこちらも攻撃ができません。
ちなみに魔術と祈祷は敵の射程外から攻撃するチャンスがあります。
そういう意味では、ボス相手にFPの限り魔法ダメージを与えてからのバトルが展開できる術師型のビルドは、ボス戦のハードルが低くなると言えます。
ダメージを欲張らない
褪せ人の死因の9割がこれです。
ボス戦でつい連撃を入れるチャンスを見つけてしまい、スタミナの続く限り攻撃!
をしていたら、出の早い攻撃で姿勢を崩され、メインウェポンを叩き込まれ死亡…なんてのが、エルデンリングのボス戦では非常に多く発生します。
大抵の場合、ボス相手に叩き込める通常攻撃は1・2発です。
3発目を入れた場合、半分以上の確率で反撃を食らってしまうでしょう。
焦らず欲張らず、ダメージをこつこつ積み立てること。
これがエルデンリングのボス戦の黄金パターンなのです。
戦技をきちんと使う
大抵の武器についている「戦技」。
これをきちんと駆使することが、ダメージ倍率を高める最短の近道ルートです。
モノによっては盾を構えた相手のガードを崩したり、短剣から中射程の攻撃をぶつけられたり、範囲攻撃で囲まれた状況を打開できたりと、通常攻撃では追いつかない箇所を埋めてくれます。
もちろん単純にダメージ量が高いものもあり、これを適切に使いこなすことが勝利に直結します。
小ネタ
これまでの情報の他、案外気付きづらいゲームの基本情報。
エルデンリングは非常に良く出来たオープンワールドアクションゲームですが、正直なところゲームのインフォメーションをプレイヤーに伝えるのはへたくそだと思う…。
えっ、これってこうなの?って仕様が案外いくつもあります。
スカラベ
赤いスカラベは倒すと緋雫の聖杯瓶を、青いスカラベは倒すと青雫の聖杯瓶を回復してくれます。
見かけたら、倒す前に瓶を使っておきましょう。
一方白いスカラベは倒すと戦灰をドロップします。
スカラベのドロップ戦技は固有のスカラベからしか手に入らないため、見つけたら最優先で撃破しましょう。
スカラベはプレイヤーを発見すると逃げ出し、一定時間攻撃できずにいると消えてしまいます。
逆に攻撃を当てると消滅までのタイムが伸びるので、小刻みにでも攻撃を当てつづけましょう。
純魔型は輝石のつぶてが誘導性能高めなので、連打しているだけでなんとかなります。
見えない敵
マップを探索していると、たまに光る足跡だけが動き回っている4部のスタンド「ハイウェイ・スター」みたいなものを見かけます。
実はこれ見えない白いスカラベ。
タイミングよく攻撃を当てると姿を表し、これも戦灰をドロップします。
同じルートを周回しているので、足跡から軌道を見極め、軌道上に置いておけるような戦技を持っていると楽に撃破できます。
会話イベントの仕様
旅の途中、色々な人たちと出会う機会がありますが、彼らは会話が終わったあとに話しかけると、その会話の続きを話し始めます。
つまり会話をワンセット聞くには、何度か話しかけないといけないわけです。
何度も話しかけることでレアアイテムを貰える人も結構な数いますので、同じ内容を繰り返すまで会話は執拗に聞き続けましょう。
スケルトン型エネミーの仕様
いわゆる死霊を取り憑かせている系の敵は、倒したあとにとどめを刺さない限り復活し続けます。
HPゲージを0にして身体が倒れたあと、更にもう一撃加えることで復活を阻止することができます。
中々厄介な敵ですが、逆にスケルトンを遺灰で呼んだ場合には、とどめを刺されない限り無限に復活する兵士として戦ってくれます。
獲得ルーンについて
たまにいる光ったエネミーは、普通の敵よりもルーンを多めにドロップします。
発生は運次第なので、狙えるものではありません。
また、エネミー同士が戦っていて倒れても、ルーンはプレイヤーに配分されます。
効率こそくそ悪いものの、マップ上にたまーにある敵同士が戦っている場所のそばでぼーっとしていると、敵同士が倒した分のルーンを獲得できます。
オブジェクト破壊
一部の大型エネミーは、戦闘時にマップオブジェクトを壊してしまうことがあります。
逆に言うとプレイヤーが壊せないものも壊せるので、エネミーに暴れさせて邪魔なオブジェクトを破壊させてから本格的な戦闘開始、なんてことも可能。
祝福VS戦闘
祝福の側は基本敵がいませんが、戦闘中の敵を誘導してきてしまうと、祝福の側で戦うことになります。
休もうにも攻撃を受けると休息が解除されてしまうため、こうなると敵を全滅させるか、追ってこないところまで逃げる必要があります。
有効モブに攻撃してしまった時
商人や、リムグレイブに到達した時真正面にいるヴァレーなど会話が可能なキャラに攻撃を仕掛けると、一転エネミー化して戦闘状態に入ります(当然)。
しかもこれはこちらが死亡しても解除されません。
特にヴァレーと出会った時にうっかり攻撃してしまうと、戦う手段のないまま強敵ヴァレーと何度も戦わされ、彼とツリーガード両方から逃げ切らないといけなくなってしまいます。
ゲーム開始直後だとうっかり操作ミスでヴァレーを殴ってしまいがち。
この敵対状態は「リニーリエ地方」にある「結びの教会」という場所で贖罪することで解除ができます。
が、リニーリエ地方はストーリーボスを二人倒さないと到達できないため、しばらくの間は不自由することになるでしょう。
断崖絶壁の孤島
マップ上にいくつかある、歩いても馬でも全然到達出来ない場所。
これらは「転送門」というワープ装置で移動することができ、逆に言うとそれ以外の手段ではたどり着けない。
大ルーンについて
メインストーリー上で戦う数名のボスは、撃破後に「大ルーン」という特殊アイテムを入手できる。
これは消費することでルーンを獲得できるが、そんなことより円卓にいる指様に仕えているババアに渡すことで、ボスが使っていた武器と交換してもらうことができる。
ルーンにしてしまうと限定武器が手に入らなくなってしまうので、絶対にやらないようにしよう。
両手持ちの強み
武器を両手持ち(Y+RorL)すると、筋力が1.5倍として計上され、攻撃モーションが変わります。
それだけではなく、壁に攻撃があたった場合に跳ね返されてしまう無駄モーションが消えるという特典があります。
狭い場所で戦うことになると、壁に邪魔されて攻撃が阻害されるシーンがあるため、そういうときは両手持ちにして壁ごと叩き切りましょう。
松明戦技
松明は持っていると、松明攻撃という戦技が発生します。
松明で殴るという、いかにも弱そうな攻撃ですが実はこれが結構な強攻撃。
なんと炎ダメージが発生するため、祈祷プレイでなくても序盤から炎攻撃が可能なのです。
弱点として振りが遅い、ダメージがあまり伸びないなどメインウェポンには出来ない性能ですが、物理攻撃が効かない相手へのいざというときの切り札になり得ます。
複数属性武器の仕様
ゲームを進めていると、物理以外の属性を持った武器を手に入れることがあります。
こういった武器は物理・属性それぞれの攻撃力-相手の各属性の防御力を合算したダメージが発生します。
物理耐性は高いが魔法耐性は低い敵、などは物理分は軽減されても、属性分のダメージで戦うことが出来ます。
逆に両方の耐性がそこそこ高い敵の場合、物理特化の武器よりダメージが減ることも。