今週のジャンプ 2022年23号
仕事が忙しすぎて、全然ジャンプの感想を書けていない…。
明日には25号が出るのに、まだ24号も読めていないのだ。言い換えれば、一気にジャンプを2号分読めるということでもある。
すごいスマホ
すごいシンプルなタイトルが特徴的な新連載。
超天才的な頭脳を持つ主人公が、あらゆる情報を検索できるスマホを手に入れて行方不明の弟を探すストーリー。
どんなに勉強ができても本を読めても、弟一人見つけることが出来ないと苦悩する主人公はかなりキャッチーで良かった。
最初の数ページはいけ好かない空気があったんだけど、本を燃やすたった1ページで引き込まれてしまった。
すごいスマホが日本語でぺらぺら喋るのはちょっと違和感というか、チープな感じがあるけど、「世界中の全文を検索することが出来る」というスケールのデカい設定を、少なくとも1話では無駄なくきちんと使いこなしていてとても好印象だった。
検索すればほぼなんでもわかるスマホ、というチートガジェットを活かすにあたって「誘拐された子供の命がいつまで無事かわからないという時間制限」を以て「チートでないといけない理由」「チートだからって万能ではない構造」を同時に見せてて、話作りがすごい丁寧だとも思った。
最近の新連載はちょっと肌に合わないものが多かったのですが、これはめちゃくちゃ期待が持てる。
久しぶりにアンケートちゃんと入れようと思います。
呪術廻戦
パチスロ術式に強制的につきあわされてる漫画家が不憫になってきた。
領域展開による「術式の必中効果」ってこういう使い方も出来るんだな…。
ちゃんとルール理解して頑張ってる漫画家が不憫可愛いし、未来を読めるのに未来に集中できない!って力付くの未来視封じが面白すぎる…。
僕とロボコ
久しぶりの学校回。
基本気のいい奴らだとわかってるからこそ、治安の悪い回も面白いんだよな…。
「黙れ8点!こっちは4倍だぞ!」「3倍だよ…」でめちゃくちゃ笑った。
WITCH WATCH
まさかモイちゃんがロマン枠になるとは思わなかった…。
ちょっとだけスイッチの描くボッスンの雰囲気あるのよイラストが。
と思ってたらまさかの版画でもう耐えられなかった。カンシこんなのばっかりだな!
そして序盤の
「バッドマン戦の合体技サザンクロスが熱いですよね」
「前半のフリが聞いてるんよな」
って会話が今回のオチの前フリになってるのよく出来すぎてるだろ…。
夜桜さんちの大作戦
なんでもない口調で語る言葉がグロテスクなキャラ好き。
結局パパがラスボスになるのかな?
なんかこの調子だと次の改編期には最終回迎えてそうだけど、今のこれはクライマックスなんだろうか。
狂一郎との対決も終わったし、やるべきことは全部やりきってる気がするな。
PPPPPP
楽音のスタンスがそうだったから、というだけでこれまで基本クラシックしかやってこなかったので、ミーミンの選択で違うジャンルの音楽の話も増えてきそうですね。
ミーミンの話はこれでもう完結なのではってくらいやりきっているので、あとはミーミンの影響を受けて闇落ちしてしまったメロリンの救済ですね。
さすがに今のミーミンが何か選択肢を間違えてメロリンをぶっ壊してしまうことは無い…と思いたい…。
高校生家族
青春活劇になるバレー部パートと一転して、将棋部パートが殺伐すぎる…。
こういう威圧感というか、演出の切れ味を見せられる作家だったんだなあ仲間りょう。
そんなシーンを見せながら「子供を泣き止ませるために」将棋部入りしてしまうのが斬新すぎる…。
基本ギャグ漫画として始まった漫画の特権ですね…。
アンデッドアンラック
リップはちょっと大事なものを失いすぎ。これは神もニコニコに違いない。
ラトラの否定能力が何だったのかって、死が確定した今なお明示されてないよね?
察するに占ったことが100%外れる能力で、それを逆用してアンディに攻撃が当たらない占いをすることで100%当てる使い方をしたんだと思うんだけど。
そして果たしてこれでアンディに勝てるんだろうか。
アンディはアーク乗らなくても次の周回に行けるはずだけど、そもそもできれば次のループなんてものには行かず、今の世界線で勝って欲しい気持ちもある。
バトルフリークアイカ
ショート読み切り。
言っちゃなんだが予想外のない普通のギャグ漫画だった。
ドロンドロロン
雲林院さんのこういう小市民的なところ結構好きだわ。
正直この上士侍たちの会話が面白いので、妖怪はしばらく放っておいてキャラクター同士をかけ合わせる漫画にしてほしい…。
INVAID
海洋生物が宇宙人ってネタはもう手垢つけ放題なくらい擦られてるネタだけど、ちゃんとやってくれる分には嫌いじゃない。
んだけど、15ページのショートショートでなんでホラー映画の導入だけやろうと思ったの…。
本当にただのこれから始まるホラー映画の最初の15分でしかなかった。
何一つ完結してない上にもちろん続編もありえないので「これを見せられてもなぁ」って感想にしかならなかった。
絵は上手いのにもったいない感じだ。