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今週のジャンプ 2022年40号

2022/09/18

大東京鬼嫁伝


2021年23号にて読み切り掲載された「大東京鬼嫁伝」が連載化。
一切ひねらずそのまま連載になってくれーと思ってたら一切ひねらずそのまま連載になってくれた…ありがとう…。

1話は良くも悪くも読み切りのとおりだったので、2話以降どういう話になるかが今から楽しみですね。

呪術廻戦


突然戦場に飛び込んできた侍?と河童によるパワーレベリングを受けて、戦闘中に修行パートが始まった呪術廻戦。
領域展開を精神と時の部屋みたいに使いやがって!

「取ろうぜ、相撲―――」でハイキューの「やろうぜ、バレー―――」を思い出してしまって困る。登場して2話くらいの河童が情緒を醸し出すんじゃないよ。

あかね噺


マジでこの可楽杯の決着ひとつで漫画として格段に面白くなったな…。
その業界のトップオブトップだからこそ持たなければならない矜持の話だった。落語に限らずいろんな伝統芸能の世界で起きてる問題でもありそう。

ただの敵ではなく、超えるべきハードルとして描かれてるのが「それこそ私の望むところだ」ではっきりわかるのが良いですね。
こうして実際に将来有望な若手の落語家が1人生まれた訳だし、悪い言い方をすると一生の目論見どおりである。

あかねはおっ父の落語を認めさせる、と言っていたけど、1話の時点でおっ父ならではの話術とかあったかな…。

からしも声優ちゃんも本格的に落語の道に進むみたいで、結果として可楽杯は大成功だったんだろうなこれ。
主人公と並び立つキャラがようやく出揃ったことで、アクタージュのデスアイランド編終了みたいな「舞台が整った感」がある。
次から何をやるんだろうね。

SAKAMOTO DAYS


この世界のおじさんおばさんマジでどういうレベルで生きてるんだよ…。
いやJCCで用務員さんやってられる時点でただものじゃないんだろうけど…。

話の流れがデータバンクからJCCの本拠地襲撃みたいな話になりつつあるけど、思ってたよりどでかいエピソードになりそうだなこれ。
下手したらスラーVSJCCで総力戦になるのでは…最終章レベルの出来事になるぞ。

恋するワンピース


REDコラボでまさかの復活。恋ピ読めるの久しぶりだなー!
そうそうこんな感じこんな感じって具合で、なんか懐かしくなってきたよ。やっぱこっちのほうが作者の性に合ってるんじゃないか。

しゅごまるの時よりずっとキレが良くて安心したけど、これはつまりルール無用の漫画の中にあって「ワンピを楽しむ」という絶対の軸だけ残して、これだけはブレないのが良いんだな。
一方のしゅごまるはそういうルールが一切なかったので、ただ野放図に暴れる漫画だったんだよな。

人情モノという軸を得て安定した斉木やロボコみたいに、何か軸があると漫画ってすごい読みやすくなるよね。

アンデッドアンラック


ルナって名前出てたっけ…と思ったら、UMA霊を追加するにあたって、ジュイスが自分のポイントを譲渡して時間の転移をお願いした相手か。

あれ以来出てなかったけど、ルナがこの世界の神なんだろうか。
ジュイスがループできなくなることを相応の対価と見込んでタイムワープを許可してたし、人間を苦しませて楽しんでるクソヤロー感としてはイメージが合う。
でも「神」と「ルナ」で呼び分けてるので、別の存在っぽさもあるよなあ。

次のループ開始は1800年頃って言ってたし、ループが成功したら200年くらい風子1人で活動することになるんだよな?
主人公として全てを背負うための最後のハク付けみたいな感じだろうか。
ジュイスが「ボス」って呼んだ時点で十分な気もするけど。

ラグナロクは物語の終わり的なギミックだと思ってたので、具体的な出来事として登場人物の前に現れて、それと戦う話になるとは思ってなかった(遠景から地球が砕けて終わりみたいな)。

PPPPPP


ラッキー自身も無自覚なメッセージを勝手に受信していたソラチカは…ひょっとしてメンヘラ男なのでは…。

レイジロウの見立てだとサダメも相当なものみたいだけど、ソラチカも演奏者として前に出てくるまで長いこと前フリのあった男。
この世界において神と称される男の演奏はどんなものになるんでしょうね。

客を喜ばせる最高峰のファンタを超えてそうなんだけどね「神」って。

すごいスマホ


Qが劇中で主導権を握れたことってマジで殆どないよな…1話の誘拐犯くらいじゃないか…?

相手は先に自分の家を突き止めてるし、しかも持ち主二人組。
敵じゃないとも味方じゃないとも言えない存在(メタ的にこの段階で出てくる奴が敵にすり替わるとは思わないけど)。

藻浦は正直どうでもいい存在なんだと思ってたけど、これがボーケンの疑ってるQの熱のなさを解消する存在になるんだなあ。
正直、あんなすれ違ったくらいの存在相手に思い入れ深すぎと思わないでもないが、主人公の善良さという意味では良いギミックだったのかもしれない。
藻浦を無駄なく使ってるのは好きだわ。

HUNGER


9割トリコみたいな今週のショートフロンティア。
今どきこんな90年代なかばのCV山口勝平か田中真弓みたいな顔した主人公が見られるとは思わなかった。

腹が減るから食う、という意味でhungryからもじったのはわかるけど、狩猟者にルビ振るならハンターで良かったんじゃねえかな。
もしくはトリコの美食屋みたいに独自の用語つけるとか。

この漫画独自の要素がそのハンガーって単語にしかなくて、あとは全部見たことある内容だった。絵上手いのにもったいなくない?

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