呪術廻戦 単行本第ニ巻
発売から少し時間が経ってしまいましたが、呪術廻戦の単行本2巻が発売されました!
1巻が即完売した影響もあってか、発売初日に大きい本屋に行くと結構な量が平積みにされていまして、いちファンとして嬉しい限り。
もちろん仕入れ量は本屋のスタンスや規模によって異なるでしょうが…。
オビには1・2巻だけで累計25万部を突破したとの記載が。
本誌初連載の新人作家が1巻と2巻初版だけで25万部って桁違いすぎない?
ジャンプコミックスって中堅どころでも新刊1冊あたり10万部超えるタイトルは早々なかった気がするんですけど。
実際私はドハマリして単行本を発売日に書店で買っている一人ですが、正味な話、週ジャンで本作のようなダークファンタジーがヒットするとは思っていませんでした。
なんだかんだ言って、みんなスッキリ勝てる気持ちのいいバトル漫画が好きだろう、と。
呪術廻戦って今の所、虎杖たちが正面から戦って勝てた相手って釘崎さんの登場回で倒したやつくらいしかいないんですよね。
あとは宿儺が倒してくれたり、宿儺が倒しちゃったり、五条先生がボコボコにしちゃったり。
学生レベルで戦える敵がそもそもあんま出てこない漫画ではありますが…。
主人公が(バトル面で)活躍するシーンがないのにヒットしている、というのはそれだけ作劇と演出が巧みである証明でしょうか。
本誌でも掲載順がどんどん上に来ていて、アンケートも安定して増えているようですし。
ここ最近ではアクタージュと並んで、個人的期待のジャンプ漫画ツートップですので、このまま安定して長期連載になってほしい。
そしてマッドハウスに本気のアニメ化をやってほしい。
単行本自体は、例の宿儺が大暴れする回から。
この辺から本誌のレビューでも結構熱入れて記事書いてますので、ここで改めて書くことはしません。
ただ改めて読み返してもあの1話は最高だった…。
私は本誌を電子版で読んでるので、紙ベースで呪術廻戦が読めるというだけでワンポイントプラスなんですよね。
おまけページは今回も多数。
キャラクターのプロフィールの他、本編でほんの少し触れられた「反転術式」や五条先生の領域の説明も。
センスだけで漫画書いてるタイプの作者だと勝手に思い込んでいたのですが、割とガチガチに設定固めるタイプだったのだろうか。
テキスト量が結構多く、それだけで読み応えがあります。
巻末とカバー裏には描き下ろしの小ネタ漫画もあります。
特にカバー裏は、本編で見られない一年生の日常みたいなものが垣間見れて本当最高にいい。
本誌の連載分がすごいハードなことになっているのでなおさら。
過去に読み切りが掲載されたときの「足太いって!」「太くねえって!」というやり取りの認知度が高いことは、作者側も把握しているようでした。
あの読み切りも面白かったなー。呪術高専の単行本に収録してくれないかしら。
と思って調べたら2016年44号に掲載されていて、まあなんというか電子版で普通に読み返せました。
画像は足太いのくだり。このやり取り妙に印象的だったのでとてもよく覚えてました。
今度この読み切りの感想記事も書こう。