今週のジャンプ 2019年11号
週ジャン二大エロ漫画コラボにジャンプ+から早乙女姉妹とレモンまでやってきたので、これはもう取り返しがつかない。
でも昔からジャンプって結構エロい漫画やってたよね。
ぬ~べ~とか。ぬ~べ~とか。
僕たちは勉強ができない
シリアスモードが一段落してアホな話が来た!
唯我くんが進路を決断する話を巻頭に持ってきた方が良かったんじゃねえかな…。
脱ぎたての水着だったりお風呂場の動画通話だったり今回の写メだったり、うるかちゃんは毎回唯我くんにオカズを提供している気がするな…。
あの家で唯我くんが何をどうこうできる気もしないけど…。
あと本編ほぼ出禁状態だった妹ちゃんが久しぶりに出てきましたね。
うるかちゃんとあんな親密な関係なら、そっちベースでもっと出番あってもよかったよね。
うるかちゃんのアスリートとしての顔はもっと見たい。
ゆらぎ荘×早乙女姉妹コラボ
レモン無双すぎた。お前いい加減にしろよ!めっちゃ笑ったけど!
担当している作家(16歳)の家でトイレ借りてスマホ(隠語)し、温泉では柵を乗り越え男湯に乗り込み全裸を晒し、コラボ作品でも大暴れするレモンは古今のジャンプお色気漫画でもトップクラスの性欲モンスターだと思う。
今後も頑張ってください。
ハイキュー!!
梟谷が勝って本当に良かった…このまま烏野と戦ってほしい…。
今回の試合はこれまでクールに見えていた赤葦の内面を暴いて、代わりに木兎がブレないときの強さを見せつけるという、これまでの梟谷の描写とは真逆のもの。
全国三本指のエース相手に勝ったというのもあるけど、今回の木兎は紛れもなく全国一本のエースだった。
木兎って何も考えてないように見えて、意外と考えてるよね。
あと赤葦のモノローグだけど「チーム戦で一個人が敗北の要因になることはなくても、そのきっかけになることは有りうる」って話がとても良かった。
鵜飼コーチが前に「勝ちに行くサーブ撃つやつを、失敗したからって責める奴はチームにいねえよ」って語ったことがあったけど、そのミスを契機にチームが崩れて負けたら、責めるのはチームメイトではなく自分自身だよね。
その怖さをちゃんと書いてくれるところ誠実で好き。
次からいよいよ烏野対鴎台。小さな巨人対決ですね。
自分のほぼ上位互換を相手に、日向には一体何ができるのか。
間に梟谷の試合挟んだから忘れがちだけど、これ音駒と試合したすぐあと同日なんですよね…。
呪術廻戦
ジジイ。
…ジジイ!
狗巻・伏黒・加茂の3人での撤退戦。なかなか珍しいシチュエーションに燃える。
呪言は相変わらず強力だけど、喉薬ないと戦えないのも変わらずらしい。
合流した真希先輩が使う呪われし三節棍は、呪術高専で夏油が真希さんぶっ倒すのに使ったやつですかね。
ここで取り出すからには、呪詛師が使うに足る相応の呪いでも乗っかってるんだろうな。
当の真希先輩をもっとも見下してた夏油の武器が窮地を救うきっかけになったら皮肉きいてて良いなあ。
約束のネバーランド
やっぱりエマの反応は、ノーマンとの道のすれ違いを示していた。
捕食関係だからって皆殺しにするのってやっぱりおかしい!
私たちが動物を食べるのと何が違うの!
テーマとしてはわかるけど、食われる側であるエマにこれを言わせるのはどう考えてもおかしい。
なんで食われる側が食う側のこと慮ってるんだ。
これまで食われてきたグレイスフィールドの家族の前で同じこと言える?
これまでもお綺麗な扱われ方をされてきたエマだけど、今回のはちょっとキャラクターとして嫌いになるレベルの綺麗事だった。
あるいはここから家族のために覚悟決めて、それでも泣きながら鬼を皆殺しにしたら家族愛の物語として強烈にかっこいいんだけど、どうだろう。
逆に都合よく「人間以外にも知性を保ったまま食えてより美味しい食材」みたいなの出てきたら超萎える。
Dr.STONE
最終回かと思った…そんな流れではまったくなかったんだけど…。
アインシュタインと千空を重ねて記念写真なんて、もう最終回でやるやつじゃん…。
記者の欲しがるもの、実際必要なもの、作劇上意義のあるもの全てを兼ね備えるカメラという解答がパーフェクトすぎる。
カメラを作るという話が、ストーリーの横道じゃないんだよな。全部本筋につながってる。
なんなのこの美しい幾何学模様を見ているみたいな感覚。
青眼の大和
読み切り。これまでの読み切りと比べても屈指の完成度の低さだった。
話の軸がブレブレで、何が言いたかったのかさっぱりわからん。
漫画のなかで何もしてないんですよねこの話。
被害者がいじめに打ち勝つ話ではなかったし、加害者にいじめを後悔させる話でもなかった。
じゃあ何の話だったかというと、いじめの首謀者と転校生の対決に何の意味もなかったので、何の話でもなかった。
起承転結のうち起しかない。
いじめの首謀者と主人公が戦わないなら、いじめのくだり一切いらなかったよね。
剣道で最もスタンダードな構えである「正眼」と「青眼」をかけただけのダジャレタイトルにも意味がなかった。
珍しい構えをするならそれ+容姿にかけたタイトルにすることで意味も出てくるんだけど。
そして剣道を軸にするなら最低限防具くらい描けや。
剣道を成立させる最低要件だろ防具。剣道を題材にした意味も全く無かったなこの漫画。
あとガラッガラの電車で、大声で通話してるチンピラの隣にわざわざ座った主人公はもう意図的にやってると思う。
あるいはギャグだったんだろうか。
アクタージュ
カーテンコール!
芝居が終わり、素顔に戻る夜凪ちゃんがとてもかわいかった。ぴすぴすしてるところ久しぶりに見た。
「僕たちには明日があるから」
巌さんにはもう無い「明日」。
巌さんが演出した舞台を、劇団天球のみんなは明日からも演じていく。
確かデスアイランドってまだ上映前なんだよね?
夜凪蛍という才能が初めて世界に認知されたのがこの舞台とか、ものすごい強烈なデビューなんじゃないの。
あえてアキラのことを堀くんって言い直すアラヤに笑ったけど、もしかして星アリサに特別な想いがあるゆえの堀くん呼びだったりするのかな。
いつかアキラが一流の役者になったとき初めて星くんって読んだりしたらアラ×アキで本を作るぞ。
ne0:lation
敵のボスがものすごいフットワーク軽くて笑った。
けど早々に主人公対ボスの構図作ったことも、ネオのハッタリも、それを見抜いた上でボスが立ち去るという行為に理由があることもソツのない構成で好き。
向こうの狙いは、最終的にはネオの勧誘なんだろうしな。
それは自分こそがオンリーワンの悪党であるべき、というネオとは絶対に相容れない。
ただこれ本当にフィジカル担当の居場所なくなってきたな…人を殺して当たり前みたいな相手に、ちょっと不良やってた高校生じゃ太刀打ちできないだろ…。
というか、今回の事例を踏まえると「自分の拠点に敵が自らやってきた」時点で負けているわけで、ネオ側はネットを介して相手と接触しないまま勝たないと行けないんだよね。
ほらやっぱりフィジカル担当の出番ないよ!あとあいつ名前なんだっけ!
火ノ丸相撲
相撲において心技体の大切さはこれまで山程語られてきたけど、特に今回は心の差が大きく響いた取組だった…。
かつての火ノ丸の言葉を借りて、本当に横綱を倒しちゃうのかっこよすぎるでしょ…。
これでいよいよ横綱に1敗がついて、結果唐揚げ関が横綱を押しのけて頭一つ抜きん出る事態に。
このまま勝ち続けたら優勝決定戦すらなくあいつが優勝になるんだよな…。
それはそれで引退を撤回させられそうだが。
最後のページ、土俵を割った足首しか映ってないのが若干不穏なんだけど、さすがにあそこから冴関の逆転負けはないよね?