星4サーヴァントのススメ2019
くろこふの季節ですね!
今年も恒常・ストーリー限定から一人、星4サーヴァントを貰えるくろこふの季節がやってきました。
私はもう虞美人をもらうことに決めているので迷う余地はないのですが、今年もせっかくなのでくろこふの対象となる星4サーヴァントの感想一覧をやろうと思います。
去年記事を書いた子については星4サーヴァントのススメ2018をご参照ください。
あれから新規に引けた子と、強化などで使い勝手が変わった子、実際に使ってみて感じの変わった子については以下にまとめました。
ネロ・クラウディウス
いよいよスキル1「頭痛持ち」が「富の杯」に強化されました。
既存効果に加え、NPチャージが最大30%+都市or水辺マップでアーツが強化されます。
どうにも地味でひと味足りなかったネロが、何より欲しかった即効性とカードバフを獲得。
全体宝具セイバーでNPの即時チャージを持っているのは、星5まで含めてもアルトリア、モードレッドとネロのみ。
元々キャラ人気の高いサーヴァントでしたが、性能面でも星4セイバー屈指の有能さに一気に躍り出ました。
宝具自体も強化済みでダメージ倍率が高く、初心者から上級者まで層を問わず選ぶ価値のあるサーヴァントになりました。
ランスロット
やっと引けた円卓の問題児(エピソード的な意味で)。
アーツ剣は但馬のじいさま、水着メイヴ、蘭陵王など追い風が吹き続けていますが、そんなの関係ねえとばかりに性能を発揮していた円卓最強の男。
典型的なクリティカルアタッカーですが、メインで切るカードがアーツ軸なのであっという間にNPが貯まり、実質宝具連射型でもあるという遠慮を知らないスペック。
スキル1でスターを20個、スキル3でスターを15個×3ターン出す事ができ、タイミングを揃えるだけで35個の追加スターを確保することが可能。
礼装で即宝具ぶっぱもできるし、その後の継続戦闘能力も高い。
誰と組ませても強いし、誰と組まなくても強い強キャラです。
サポートを添えるなら、ちょうど最近実装されたラクシュミーさんが好相性。
他クラスを見るなら、アーツ+星出し+カリスマ持ちの術ギルあたりか。
同じくスキルで継続星出しが出来、NP20配布とカードバフを持つブラヴァツキーちゃんも。自前スキルの30と配布の20で、NP50礼装から即宝具が可能です。
弱点といえば下半身がだらしないことと、回避や無敵といった敵宝具を処理する手段を持たないことくらいでしょうか。
相手が無敵や回避を張った場合も同様で、攻撃の主軸となる役どころでありながら、彼のできることはひたすら「殴ってダメージを稼ぐこと」だけ。ランサーは回避持ちが多いので意識しておきたいところです。
ラクシュミー・バーイー
4章で実装された、初の全体Qセイバー。
攻撃宝具を持ちながら、スキルで手厚いサポートもできるサブアタッカー型です。
なんといってもスキル1「ラーニーのカリスマ」が強く、パーティ全体にカリスマA相当+スター発生率50%+クリティカル威力50%がついてきます。
後者のクリ関連は60%の確率付与なのですが、それを自前のスキル3「グリーワヤルの抵抗」(レベル10前提)で確定にすることが可能。
しかも「グリーワヤルの抵抗」の強化成功率アップは全体が対象。
同じセイバー枠ですと、ネロの皇帝特権が確定にできる他、種火で組む機会のあるブラヴァツキーちゃんのマハトマも90%まで確率を引き上げることができます。
スキル2「進撃するシバーヒー」は珍しく他人に付与できる無敵。
更に回復とダメージカットのおまけ付き。
メインアタッカーたり得ないスペックの彼女は、敵宝具にあわせてメインアタッカーを守って自分は落ちる、という展開まで可能。
一応「グリーワヤルの抵抗」にガッツがついているけど、あれは敵宝具に合わせられるタイミングまで待っていると、スキル1・3両方の存在意義が大半死ぬので無いものとして見る方がいい。
とにかくスキルの有用性が高く、Q宝具ゆえスカスカ様の追い風も受けることが出来、しかも実装からまだ半年程度と、くろこふで交換するに値する、有能なサーヴァントです。
ただし新規サーヴァントのため、初心者には再臨やスキル素材が厳しい点はご注意を。
巴御前
そろそろスキル3に強化が来てほしい私の一押し。
「鬼種の魔」によるバフが大きい宝具アタッカー。
ただしA性能は普通で、宝具の連射は個人では苦しい。バスター宝具によくいる、連射型ではなく一発屋タイプです。
スター集中は持っているので、NP稼ぎにはAをなるべくオーバーキル+クリティカルで当てたいところ。
アーチャーは星出しが上手い人が多いので、「乱戦の心得」を上手く使えばNP繰りはかなり加速させられます。
自分を主役に据えるタイプのアタッカー。
2部4章で追加されたアシュヴァッターマンが宝具の色・範囲的に対抗馬か。
あっちはスト限なので、くろこふを使うならあっちの方がメリットは大きい。けど私の推しはインフェルノさんです。もう宝具5なのでさすがに交換しないけど。
フィン・マックール
NPチャージ20~30を獲得してだいぶ使い勝手がよくなった伊達男。
全体アーツ槍という貴重な属性を持っており、宝具の性質で競合するのは限定である謎のアルターエゴ・ラムダくらい。
なおNPチャージが30を超えるランサーは、星5のアルトリアとエレシュキガルのみ。
条件次第ではラムダも60を確保できるが、あれはまたちょっと別枠だと思う。
弱点は大事なNPチャージが、耐久向けのスキルであるタゲ寄せ+回避にくっついてきたこと。
そのせいでチャージターンも最短7とまだ十分長く、再使用は厳しい。
なんで何時使っても腐らない千里眼の方につけてくれなかったの…。
継ぎ足し継ぎ足しでまともな性能になってきたように見えて、やっぱりどこかチグハグな印象が強い。
凝った使い方は考えず、初期NP礼装つけて強化済み全体宝具ぶっぱ係にするのが一番無難。凸ってあれば桜のケツから即宝具が打てる。
アナ
アニメで活躍しているので、欲しくなったマスターも多いと思われる。
宝具が強化済み、スキル強化でQ耐性ダウンを得るなどして、ダメージを出すことはできるようになってきた。
それでもATK30%バフが1ターンのみというしょっぱさの「怪力C」や、無敵1回+ガッツの「彼方への想い」がスキルとして小粒すぎる。このスキル1個くらいならまぁ邪魔にはなるまい、という半端なスキルが2つもある状態。
カード性能も高いとはとても言えず、2度の強化を経てもなお性能面で優先する理由は低い。
一応Q宝具なので、スカスカ様でごり押すことは可能。愛があるなら全然いける。
アニメ中にバトルキャラのリニューアルか、もっとNP繰りに有意義な強化が来てほしい。
パールヴァティ
パラレル世界の月からやってきた方とは別ルートの桜顔。
NP効率の高さと、頭のおかしい盛りすぎスキルによる爆発力が売りの全体Q宝具アタッカー。
スカスカシステムの最適解とされるサーヴァントの一人で、自前のスキル1とスカスカ様のQバフから宝具を撃つと、大抵のシーンでリチャージが50を超える。
ゆえに宝具を重ねるメリットも大きく、すでに持っていてもくろこふで交換する意義が大きい。
効果盛りもりの「カーマの灰」もすごいが、ただでさえNP効率に寄与するQバフがあるのに、更に追加でNP効率をアップする「イマジナリ・アラウンド」が頭おかしい。
やっぱ女神ってのはどっかイカれてんだよ…。
自分のNPを10削って20配る「女神の恩恵」も強力で、アタッカーが他人にNPを渡せるというのがもう強い。
ただし自分のNPを削る分、宝具1(NP100%上限)だとスキル使用ターンには宝具が撃てなくなる。
NP効率が良いのだし、余剰NPができやすい宝具2(NP200%上限)以上はほしくなる。
もし今のピックアップでスカスカ様を引けたなら、パールさんはおすすめの筆頭候補です。
ワルキューレ
パールヴァティと相互互換の全体Q宝具ランサー。
こちらは即時チャージを持たない分、NP10×3ターンのスキル持ちで、リチャージが40%で済む分スカスカシステムにおける安定度が高い。
あちらの「イマジナリ・アラウンド」の代わりに、同じ倍率のQバフに宝具威力アップがついた「原初のルーン」が強力。
効果時間が3ターンだし、スカスカ様によるシステムに対応しているし、とこちらも連射が可能。
他のスキルはパールヴァティよりも耐久に寄っており、長期戦が見込める。
ATKが低い分HPがとても高く、レベル80の銀フォウで15,000に達する。
この15,000がATKになったらな…とちょっと思う。攻守逆転させる礼装出さない?
最大の特徴は再臨ごとにキャラが入れ替わることで、2部2章で登場したオルトリンデ、ヒルド、スルーズを自由に選んでバトルにつれていける。
もちろんそれぞれ別キャスト、全く異なるセリフを喋ってくれるため、お得度が非常に高い。
マルタ
ヒーラー枠かと思いきや、宝具強化にBバフまでついてきたので案外火力が侮れない姉御。
A3枚構成の上にNP効率がいいため、2回目・3回目の宝具使用が割と現実的な範囲になる。
スキルの回復が微量なのが弱点といえば弱点。
不利な戦況を立て直せるような倍率ではなく、焼け石に水程度の量でしかない。
味方の弱体解除と敵の強化解除は活躍するシーンが多い。
バトルキャラのリニューアルにあたってスタイルがめちゃくちゃ良くなったので、眺めているだけで幸せになれるサーヴァントの一人。
アストルフォ
NP50チャージと、カード性能によらない星出しが優秀で、ボス戦前の露払いから周回性能まで高い優秀なアタッカー。
素のNP効率は全サーヴァントで最低クラスなので、初期NP50礼装の用意と、スキル3の強化+スキルマが済んでからが本番。初心者には少しハードルが高いかも。
何気に恒常星4ライダーでは未だに最新のサーヴァントである。
そんだけ星4ライダーは選択肢が少ないというか…強いのが配布でいっぱい来てるというか…配布持ってれば恒常いなくても困らないというか…。
ただ配布イシュタルは全体にQバフを配れるので、アストルフォの打点を底上げしてくれる。
クリバフ2つ持ちのイシュタルに、アストルフォが稼いだスターを使わせてもいい。
メディア・リリィ
専業ヒーラー。
強化でスキル3に強化解除耐性アップがついたけど、これを理由に編成に入れるシーンはあんまなさそう。
能動的に強化が解除される機会のあるサーヴァントって虞美人くらいだろうか。
この弱体解除耐性アップは3ターン続くので、もし虞美人が宝具連打できるようなことがあれば、そのときだけは選択肢に上がると思われる。
ついでに強化でチャージターンが2も減ったので、宝具を回せれば、元々の効果であるHP回復量アップが活きる場面が増える。
何度かこのブログでもお伝えしているけど、回復量自体はかなりのもので、1ターンで瀕死からHP全開近くまで回復させることができる。
メインアタッカー一人を頑張らせたい場面では選択肢に入れても良いのかもしれない。
イベントで凸特攻礼装つけたアタッカーが唯一の火力源になる場面とか。
ギルガメッシュ
バスター(打点)、アーツ(NP効率)、クイック(星出し)の全部を強化できる万能サポーター。
ただしNPチャージや回避・無敵などを持たず、攻め手にしか寄与しないのが弱点。
多分アニメの展開に合わせて、放送中に強化来るぜ間違いない。
カリスマにNP20付与くっつけてください。
アニメで活躍中だし、アナと並んで選ぶマスター多そう。
アサシン・パライソ
ほいほいすり抜けてきて、いつの間にか宝具5になっていたうちの駄犬。
アーツアサシンは配布の式が対抗馬として高い壁になっていたのですが、宝具レベルが追いついた今は、できることが多いこっちを愛用しています。
素直な性能で腐るスキルもなく、ライダー相手ならいつでも十全の仕事をしてくれるのが強み。
NPチャージからの単体宝具を撃つ、という当たり前の流れができる恒常アサシンは、実はパライソちゃんとカーミラさんくらい。限定まで視野に入れても、唯一カーマちゃんがいるのみ。
式を持っていない場合、単体アサシンとして最優の選択肢になりえます。
ゲージ制のボスが増えた昨今、アーツ型はバスター型と比べて、オーバーゲージによるNP稼ぎ→宝具連打が現実的になってきているのが強み。
元々のATKが低いのが難点か。
タマモキャット
今年のはじめにバトルキャラがリニューアル。
初期サーヴァントにありがちな前傾姿勢から更新された。
更に、敵チャージダウンの「呪術」が、無敵がついた「呪術・猫日照」に強化。
無敵は1回とはいえ回数制・5ターン持つので、呪術が決まって敵宝具が1ターン持ち越しになっても、無敵が無駄になりづらい。無駄になったりする。
長く居座ることのできるスペックは持ってないので、ある程度のところで割り切ろう。
宝具のスタンは相変わらずだが、スキル3の強化で踏み倒すこともできるようになったので、宝具1回までなら難なく使うことができる。
ちなみにバトルキャラのリニューアル後は、この宝具についてくるスタンが効いている間のみ、バトルキャラがお昼寝姿に変わる。
ということで2019年度の星4サーヴァント感想戦でした。
あまり新規の鯖を引けていなくて、紹介できる子が多くありませんでしたね。
今回紹介した中だと、ネロやパールさん、アストルフォ、パライソちゃんあたりは初心者でも使いやすい素直な性能をしていると侖います。
ただ性能以外にもマイルーム会話がかわいいとか、特定の誰かの専用セリフ条件に必要とか、フルボイス化したバレンタインイベントに備えてとか、スペック以外にも選ぶ理由は様々。
うちも実際、虞美人もらっても全体アサシンは聖杯いれた牛若丸や小太郎、宝具5のグレイがいるのですが、そんなの関係なく虞美人もらいますしね。
アサシンに好みのキャラクターが集まりすぎていてつらい。