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【HGBD】GBN-ベースガンダム

2020/05/21


めちゃくそ久しぶりにガンプラを作ってます。
最後にちゃんと組んだのは多分スタービルドストライクですかね?なんと記事を書いたのは5年半前。

しばらくガンプラから離れていたのですが、昨今のコロナウイルス騒動におけるテレワークの推進により、私も自宅業務になりまして。
自宅業務となれば、会社の監視はないわけで。

ガンプラは自由だ!

GBN-ベースガンダムとは

というわけで今回作ったのは、ガンダムビルドダイバーズに登場した機体「GBN-ベースガンダム」です。
本機はネットゲーム「ガンプラバトル・ネクサスオンライン」の運営がゲーム内の警備用機体として実装した「データ上の機体」です。そのため実際の「ガンプラ」やそれを設計したビルダーは本編には登場しておりません。

ガンプラをテーマにした作品ながら、データ上の存在しか登場していないという、非常にユニークな機体のわけです。
自分で組んだ「それ」が初めて目にする「ガンプラのベースガンダム」になるという、気の利いた演出。

設定上は、ベースガンダム以外にも歴代ガンダム作品の主役機体をモチーフにした運営用機体があるそうですが、本編で見れたのは今の所ベースガンダムだけですね。

HGBD 1/144 GBN-ベースガンダム


箱をあけた状態。ランナー数は結構多めです。
オールガンダムプロジェクトあたりからの慣例ですが、肘や膝の関節が複数パーツの組み合わせ構造になったことに加え、本機は武装がとても多いので、その分ランナーも多くなっていますね。

かつてのガンダムSEED系HGは肘がワンパーツ構成だったよなあ。
パーツ数も色分けも緻密になってるのに、おおよその価格帯は2,000円未満あたりに収まったままなの凄いですよね。


全部ランナーから切ってケースに収めます。
一応わからなくならないように、ランナーの番号を刻印したタグ部分も一緒に入れてあります。
ただ説明書見ながら、パーツの形とどこの部位かがわかっていれば、HGくらいの情報量ならランナーの番号なくても割と作れるものです。

ケースは100均で買える仕切り付きのもの。私が買ったのはセリアだったかな?
YOUTUBEで見たとても上手いモデラーさんがやっていたのを見て、真似してみました。
パーツを探す時間が格段に短くなる他、場所も取らなくなるのでとてもおすすめです。


はい出来た。
特に詰まる部分もなく、サクサク組むことが出来ました。
ゲート跡を全部処理して、パーティングラインを消して、頭部アンテナの先鋭化をして合計8時間くらいでした。
パチ組なら2,3時間くらいだと思います。

現代風にアレンジされたRX-78-2って感じですね。
余計な装飾なしに、アウトラインだけ今風にした感じがシンプルでとても良いです。
仰々しい装備や変形機構なんてなくても、カッコいいものはカッコいいのだ。そういうのがあるのもカッコいいんだけど。無い良さというのも間違いなくある。エールストライクよりもパックなしアーマーシュナイダー装備の生ストライクの方に燃える、みたいな。

白の成型色はパールホワイト。青と赤は明度の高い色合いで、黄色は蛍光カラーになっています。
ブラックライトに当てると光るらしいけど、うちにはブラックライトが無いので…。

このとてもユニークな成型色は、アニメ用のボツ設定を反映したものらしい。
綺麗は綺麗なんだけど、個人的にはラインがぼやけてしまうと思うなあ。光を反射しちゃうからエッジが立たなくなるんだよね。
でも綺麗は綺麗なので惜しいなあ。これを塗装で再現できるならそれが一番良いんだけど。

公式のバンダイホビーサイトには付属品にビームライフル1・シールド1・ビームサーベル2とあるのですが、これが真っ赤な嘘で、ビームライフルは2つついてくる上にビームピストルも2丁ついてきます。
少ない方にサバ読むってどういうことだよ。


ビームピストル2丁。
左右のモナカ割ですが、合わせ目はすべて段落ちモールド化されており、合わせ目が出るのは先端の銃口部分だけです。


ビームピストルは先端にくっつけて、ロングバレルモードにできる追加装備まであります。
ビームピストルの先っぽにすぽっとはめるだけの簡単構造。
これも左右モナカ割ですが、合わせ目は銃口部分以外段落ちモールド化されています。


ビームライフルも2丁。
これも左右モナカ割ですが、こいつはあちこちに合わせ目が出てしまいます。面構成複雑だしモールド埋まっちゃうしで、武器パーツの合わせ目消しって難しいですよね。局面の埋まったモールドなんてどう彫り直せばいいんだ…。


ビームサーベルも、クリアパーツ付きで2本付属。長さは一緒。
カメラに収まらないので微妙な角度で持っています。

これもまた昔語りになりますけど、10年前のHGってクリアパーツのビームサーベルついてないキット結構ありましたよね。


サーベルの柄はランドセルについている2本をそのまま使います。
普通にサーベルの柄に手が届く驚異の可動範囲を見よ。

なお武器専用の持ち手は付属しておらず、おなじみ四角い穴の空いたハンドパーツに持たせる構造になっています。


一通り眺めたらサフを吹いてドン。
いや…めちゃくちゃカッコよくないですか。もうこれで完成でいいよ。


未塗装と比べると、エッジが立たなくなるという感想もご理解いただけるかと思います。
サフを吹くとプラの安い質感が消える上に、面構成による陰影がはっきり見えるようになります。
機体の面構成を楽しみたい私としては、このサフの効果はどうしても外せないんですよね。この影が生み出すコントラストの美しさよ。

まだ塗装はしていないのですが、先日ガンダムマーカーエアブラシシステムというのを購入したので、このベースガンダムでエアブラシ塗装デビューしてみたいと思います。


ちなみに合わせ目は肩や前腕、スネのあたりにあるんですが、大半が段落ちモールド化されています。
実際のところ合わせ目消しはほぼ不要で、消さないと行けないのは側頭部とボディ横くらいでしょうか。
ボディ横は腕で隠れちゃうので、目立つのはマジで側頭部だけですね。

いや、合わせ目消しの省力化もここまで来たかとびっくりします。
昔のキットなんて、腕も足もモナカ割が当たり前だったんですけどね。

ベースガンダムなんて太もも部分ワンパーツですよ。
ふとももが一個がまるっとランナーにくっついているんです。ゲート処理だけしたら合わせ目のない太もも完成。

正直なところ合わせ目消しは好きな作業ではないので、こういった気配りの行き届いたガンプラの存在はありがたいですね。
あんまり行き届きすぎると、今度はユーザーのやることがなくなる気もしますが…。

ということでベースガンダムでした。
アクションシーンも撮影したいんですが、背景になるものが無いのでお預け。他の玩具レビューサイトさんで使っているような、パターントーンの入った背景紙が欲しいところだ。
可動範囲がすごいキットでもあるので、その辺もきちんと紹介したいですね。
アニメ本編での出番が全然無いので、メモリアルアクションみたいなのは無いんですけど。

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