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【HGBD:R】ウォドムポッド

2020/06/28


ウォドム!ウォドムのプラモデルが出たぞ!!!
ターンAの放送が始まっていよいよ21年!ウォドムのプラモデルだぞ!!

まぁ実際のところ、オリジナルのウォドムとはだいぶデザインラインが違うのですが。
ウォドムだという記号は残しつつ、全身にあちこち大きくアレンジが入っています。

このウォドムポッドは、ガンダムビルドダイバーズ:リライズに登場するエルダイバーのメイが使用するガンプラ。
初代ファイターズから様々なガンプラが登場してきたビルドシリーズですが、いよいよ人型でさえないガンプラがレギュラー登場する時代になりました。

本編では中にモビルドール・メイが入っているという謎のサイズ感を誇るギミックがありましたが、さすがにプラモデルでは再現されていませんでした。


箱からして結構大きいのですが、中身も大型のパーツが多め。
その分、ランナー量の割に組みやすくなっており、パチ組みならゲート処理しながら組んで4,5時間といったところ。
ベースガンダムよりはずっと早く組めました。

クリアパーツは本体には使われておらず、その代わりスタンドがクリア。
なんとこのスタンド、ランナーがなく、各パーツが直接繋がっているという驚異の構成。ランナーゴミが出ないのです。エコすぎるのでは?


パーツを切り出したところ。
基本的には普通のプラですが、エメラルドのパーツは少し柔らかくて粘り気のある、最近たまに見る素材。ゲート処理には少し手こずります。


特に今回は球体パーツが多い上に、段落ちモールドなどのディティールのそばにゲートがあることが多く、雑に処理していると段差などを潰してしまいかねません。
ゲート処理は慎重にしましょう。


もはや最近のガンプラでは当たり前になりつつある、合わせ目への対応。
キットの表面に出るディティールを邪魔しないように、合わせ目が設計してあります。
この構造でも全く出ないわけではありませんが、組み上がると全く目立たない位置なのもあって、わざわざ合わせ目を消す必要はなさそうです。


また、大型ガンプラの常ではありますが、特に大きな平面ではヒケが出やすいです。
左側は400番のヤスリでヒケ処理をしたあと。右はする前です。
平たい板付きのヤスリで削ると、平面のうち凹んだ部分にヤスリが当たらず、右のような現象が発生するわけです。
基本的には削りまくって平坦にしてやればOK。
周りのディティールを潰してしまいそうなときには解きパテでヒケにプラを盛る形にするのでしょうが、私はそこまではやったことないです。


というわけで完成したウォドムポッド。
独特のスタイルがきちんと再現されています。
ウォドムの名前の由来が「ウォーキング・ドーム」とあるとおり、平たい球状のドームに手足がちょろっと生えたような体型をしています。

設置は前後に稼働するツメで調整。普通のガンプラと違うので、最初少し手間取りました。
尖ったプラでの設置になるので、接地面が柔らかい素材だと傷を残しちゃうかも。


そんな心配も、このクリアスタンドで無事解消できるわけです。
ウォドムと言えば状態を固定して足先だけでガションガション動くモーションなので(ウォドムポッドがそうしてたかは忘れたけど)、スタンドがあるのは嬉しい。


手はこのゆるりと開いた平手のみ。持たせるものもないので別にいいんですが。
腕は各球体部分がそれぞれ稼働するため、結構フレキシブルに動きます。

とは言えこの独特の体型のウォドムですので、絵になるポーズがそう多いわけでもありません。
なんとなしにファイティングポーズなど取らせてみましたが、ウォドムポッドの体型でパンチも無いですよね。


高速飛行形態。手を後ろに回して、正座しただけの状態。
原作のウォドムは飛ばなかった…よね?GBNの中だから出来た飛行ウォドム、ということでしょうか。
この形態になるとより人間味が薄れて、モビルアーマーみたいに見えてきますね。


ここから先はアニメ未登場の強化パーツ。
膝と後頭部?に追加装甲を装備した「ウォドムポッド+」です。
パッケージアートにも描かれていない強化パーツというのは、なかなか珍しい気がする。

青い装甲により全身の色味が変わった他、後頭部のリボンのおかげで身長が少しだけ高くなります。
強化としては少しささやかな感じがしますが、ウォドムにこれ以上何を足せというんだって感じもしますね。


後頭部のリボンはクランク型のパーツで本体に接続されており、位置や角度を結構自由に調整できます。
あんまり動かしすぎると、リボン感が薄れるけど。


身長比較はこんな感じ。
もともと40m級の大型MSだったウォドムですが、ウォドムポッドは一般的なガンダムタイプの1.3倍くらいといったところ。
スタンドのおかげで大きい感を演出することはできるので、上手く活用しましょう。


ということでウォドムポッドでした。

ターンA好きな人間としては、だいぶアレンジが入っているとはいえウォドムを組めたことに感動しました。
装備はドーム両端についているキャノンくらいで、正直ブンドドしづらいガンプラではありますが、このユニークな体型と自由度の高い足のおかげで、他のキットでは出せない存在感があります。

ガンプラ的に見ても、合わせ目消しが本当に一切しなくても問題ないこと、大きさの割に簡単に組めることなど、設計の練られたガンプラである感じがします。
見たことのない構造のパーツを組み合わせていくと、それがいつの間にかウォドムポッドになっていることに感動しますよ。

私はヒロト×メイ推しなので、ユーラヴェンを組んだら一緒に飾ろうとおもいます。

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