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SDガンダム Gジェネレーション・オーバーワールド 2

2012/10/14

最近時間がなくて、アニメを撮りためたまま見られていないのが増えています…。
くそう、アニメの感想書きたくてブログはじめたのに!

それはさておき、今日はGジェネの感想第二弾です。
今日でBステージとEXもクリアし、ゲームも中盤に差し掛かったころですので、そろそろ実際のプレイ感に迫ったものが書けるかと。

というところでまずこのゲームに関心するのは、何よりテンポの良さなのです。
適当な機体を獲得し、パイロットを載せる。
そのパイロットを入れた部隊でステージを1個クリアすると、機体が大体レベル3くらいになっている。
そうすると大体の場合、上位の機体に開発(ランクアップ)できるようになります。

そうして上位の機体を手に入れると、ちょっと力を試したくなりますよね?
Gジェネはスパロボと違って、クリアしたステージに再挑戦できますので、つい軽い気持ちでリトライ。
あれ、もうレベル3~4になってる。開発リストを見ると更に上位の機体/アニメで活躍してた機体に!

こりゃあちょっと試してみるしかねえな!
さっきのステージもう一回行こう!

ご褒美の連鎖

このゲーム最大のポイントは、プレイするたびに何かしらのご褒美を貰えるゲームになっている、ということ。

端的に言うと、まずレベル上げに対するリターンが「新機体の獲得」という、視覚的にも性能的にもわかりやすい形で存在すること、それが1ステージというわかりやすい区切りで達成できる(間延びしない)、ということです。

Gジェネの何を楽しむかって言うと、やはり好きな機体を手に入れることが第一だと思うんですよ。
もちろん育てまくったりパイロットの方が大事だったりすることもあるとは思いますが、基本Gジェネで一番力が入っているのは、戦闘デモムービーです。
つまり機体のレベル上げをすることによって、Gジェネの一番おいしいところを更に味わえてしまうのです。

低いレベルで進化させられるというのはやはり美味しいもので、経験値の配分的にも、序盤から1、2ステージプレイすると大体の機体は進化できます。
さらに、今作のGジェネは困ったことにステージの長さをプレイヤー側で調整ができるのです。

ジェネレーションブレイク

ステージ開始時に条件が提示され、達成すると新たな増援やゲストを交えてストーリーが展開する。
達成しない場合、初期配置の敵を全滅させた時点で勝利確定。
難易度をプレイヤー側で調整したり、面倒なときはブレイクなしで終わらせてしまったり、ストレスを緩和させることができるシステムと言えます。

その調整が実に巧妙にできていまして、機体を開発するだけで楽しい。
ひいては、レベル上げだけでも楽しいゲームになっているのです。
もちろんストーリー進めた方が楽しいのですが、自分の好きな機体だらけの軍をつい目指してしまうのです。

さらに、ステージクリアごとに新しいオプションパーツ(機体を強化できる装備品)が解禁されるので、ステージをクリアすることへのご褒美はもう山盛りです。

もっとさらに言うと、機体を集めまくることでゲストキャラが自軍に参加してくれる、ユニットコレクションというものがあります。
機体の獲得率に応じて、原作のちょっとマイナーだったり花形だけどメイン格でないキャラが参加してくれるのです。
最初にユリン(AGE)が仲間になります。彼女は戦闘向きのステータスではありませんが、Xラウンダーゆえの覚醒値の高さを誇り、ファンネル持ちの機体などに載せると大活躍です。
続けてGジェネオリジナルだったり、デギン公王だったり、マリナ姫だったり、ジョージ・グレンだったり!

これのためにも、あまり興味のない機体でもレベル上げてみるか、という気になるのです。
そしてその過程で、興味の無かった機体に興味を持つようになり、実際に自軍に編入してみたり、その機体を更に開発した上位種を育ててみたり、ということになるのです。

戦略シミュレーションゲームの常として、クリアしたステージはパターンを作って簡単にクリアーできますので、この作業がストレスになることもあまりありません。
これは実によくできている!

そして日常生活がおろそかになるのです。

総括しますと、Gジェネにおける
・機体の収集
・パイロットの収集
・かっこいいデモムービーを楽しむ
・強い機体を作ってパイロットを載せて無双
といったメインのお楽しみ部分が、相互に相互を引き立てて面白さを呼び起こしているわけです。
遊びの動線がとても綺麗に整頓されているのです。

ゲームの中には本筋が独立していて、そこにサブクエスト、とかイベント、というパターンも多いのですが、本作は全ての動線が繋がって一本の糸として楽しめるゲーム、と言えるでしょう。
正直言って止め時が見つからないので、急いで全クリしてしまう予定です…。

一応注記しておきますと、このストレスの無さはDL版による短時間読み込みを前提にしています。
UMDは読み込み地獄らしいので、これから購入される方はDL版をおすすめします。

今回はこんな感じで。
ストーリーの話とかキャラクターの話とかしたいところではあるのですが、そこはやはり人によって感覚の異なるところですので、
ゲーム全体がよくできていますよ、という話で今回の感想を締めくくりたいと思います。

皆も買って睡眠時間を削るといいよ。

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