ロックマンX3
X2をクリアした勢いのままロックマンX3だ!
これはもう私はガチで遊んだことのないロックマンXでして、友達がやってたのを横で見てたくらいにしか内容を知りませんでした。
アニバーサリーコレクションでのプレイが実質初だったので、久しぶりに「未知のロックマンX」を楽しめました。
どこに何のパーツがあるか、どれがボスの弱点かさえわからないところから遊ぶロックマンXは本当にスリリングで、慣れるとつい軽視しがちなボスたちの強さみたいなものも再認識できました。
今回はX3ガチ初心者が遊んでみての感想・攻略記事になります。
ベテランのイレギュラーハンターが読むと、なんでぇそんなところで苦戦したのみたいなふうに見えるかも。
目次
- 1ロックマンX3とは
- 2新規要素
- ゼロチェンジ
- パーツチップ
- ライドアーマー
- 乱入ボスたち
- 3チュートリアルステージ
- 4フローズン・バッファリオ
- フットパーツ
- 5スクリュー・マサイダー
- ヘッドパーツ
- 6シャイニング・タイガード
- アームパーツ
- 7グラビティ・ビートブード
- アームチップ
- ライドアーマー:フロッグ
- 8エクスプローズ・ホーネック
- ヘッドチップ
- ライドアーマー:キメラ
- 9アシッド・シーフォース
- フットチップ
- ライドアーマー:カンガルー
- 10エレキテル・ナマズロス
- ボディパーツ
- 11シザース・シュリンプァ
- ボディチップ
- ライドアーマー:ホーク
- 12乱入ボス戦
- ヴァジュリーラFF
- マンダレーラBB
- VAVA MK-II
- 13ドップラーステージ1
- 14ドップラーステージ2
- 15ドップラーステージ3
- 16シグマステージ
- 17その他の要素
- ハイパーチップ
- ゼットセイバー
- ダッシュバスター
ロックマンX3とは
X1から続くシリーズの3作目にして、スーパーファミコンで出た最後のロックマンX。
1~3まで毎回1年毎にリリースしてたんですね。結構な密度のゲームを毎年リリースって半端ねえな。
子供に買わされる親も大変だったと思う。
X2も新要素を盛り込んできていたけど、X3はX2と比べても盛り込まれた新要素の量が更に多く、仕様を把握するだけでも結構一苦労。
分岐要素もX2から更に増えて、一周どころか二周遊んでも要素を遊び尽くすのは難しいくらいです。
正直ちょっと荒削りというか、不親切なところもいくつか見受けられるのですが、それも含めて「詰めすぎて蓋が閉まらなくなったおもちゃ箱」みたいな楽しさの溢れたゲームになっています。
新規要素
とにかく新要素が多い。
「横スクロールアクション」というカテゴリによくぞこれだけ遊びの幅を設けたなあと思うくらい。
ただ、後のシリーズには継承されなかったものばかりで、やっぱり荒削り感は否めないのですが。
中には取り返しのつかない要素も含まれるので、それも含めて楽しみたい人以外は軽く下調べしておくか、都度パスワードを残して置いたほうがいいかも。
今なら携帯のカメラでパスワード簡単に残せますしね。
これはセーブデータ式じゃないロックマンXの強みですね。
ちなみにアニバーサリーコレクションで遊ぶとソフトごとの説明書が無いため、私は以下の要素のうち「ゼロチェンジ」と「ライドアーマー」を知らないまま8ボス撃破まで進めました。
あれぇX3ってゼロに交代するシステムあったよな?って調べてようやく、それがシステム開放イベントとか挟まずに即使えることを知った。
ゼロチェンジ
X1から登場していたゼロが、待望のプレイアブル化!
チュートリアルステージでも操作パートがあり、ゼロを使えることをアピールしていますね。
チュートリアルステージをクリアしたあと、メニュー画面を開いてLキー・Rキーでエックス・ゼロを切り替えることができます。
エックスと比較すると
最初からライフが最大値、最初からフルチャージが可能、エアダッシュが出来ない、体が少し大きい(被弾面積が大きい)などの特徴があります。
ゼロには一度ライフが0になってしまうとそのゲーム中は二度とゼロチェンジできなくなる、という仕様があります。
前述の通り被弾面積が大きいのと、アーマーパーツでのダメージ軽減がないことを根拠に、非常に死にやすく慎重なプレイが要求されます。
何より怖いのが、落下やトゲによる即死でも終わりになってしまうということ。
更に中ボス・ボス戦では使用できないという重たい枷がかけられています(強制的にエックスと交代になる)。
確かに当時のゼットセイバーはボス相手でもライフ半分持ってくほどの強い武器だけど、何もそこまで制限しなくても…と思う。
これだけデメリットが多いと、あえてゼロを使おうっていう気があんまりしないんですよね…。
せめて中ボスくらいはゼロでスパッと片付けさせて欲しかったなあ。
パーツチップ
パーツを装備してエックスを強化していくシステムはX1からありましたが、本作はそれに加えて、各パーツを更に強化できる「パーツチップ」というアイテムが登場。
パーツ同様、ステージの各地にカプセルが隠されており、それに入ることでパーツチップを手に入れることができます。
ただしパーツチップは1ゲーム中に1つしか付けることが出来ず、1つを選んでしまうともう他のものと交換は出来ないという仕様。
いずれもユニークな効果を持ったチップなので、どれか一つを選ぶのは結構大変です。
そもそも見つけるのも大変なんだけど。
ただロックマンXはパスワード制なので、パーツチップを取る前にパスワードを控えておけば、そこから各パーツチップを取ったパスワードをそれぞれ獲得することは可能ですね。
ヘッドチップ | キー入力一切なしの待機状態でライフの自動回復。サブタンクにも対応。 超便利に思えるが、待機時間は5秒くらいでライフ1と遅く、サブタンク稼ぎには向かないしボス戦で回復する余裕もない。 |
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ボディチップ | 被ダメージ時のバリア効果を強化。エフェクトが青→赤に変わる。 バグか仕様か、被弾時自体のダメージは減るが、バリアのエフェクトが出ていても2撃目以降のダメージは軽減してくれないらしい。 |
アームチップ | ハイパーチャージという、専用武器エネルギーを使う代わりにチャージなしでチャージショットを撃てる特殊武器を獲得できる。 エネルギーは敵からの攻撃被弾で増加。前作のギガクラッシュ枠。 |
フットチップ | エアダッシュを2回連続で発動、もしくはダッシュジャンプ後のエアダッシュ1回が可能になる。 機動力が格段に高くなる他、エアダッシュを組み合わせることで滞空時間が長くなり、一部ボス戦の難易度を下げることもできる。おすすめ。 |
カプセルを見つけるだけなら問題ないので、各カプセルを見つけて説明を聞いて、それが自分の欲しいものかどうかを考えてから受け取りましょう。
ライドアーマー
X1、X2では一部のステージで大暴れしていたライドアーマーですが、本作では4種のライドアーマーをエックスが所有し全ステージの特定エリアで自由に乗りこなすことが可能に。
あるステージで最初のライドアーマー「キメラ」を入手すると、ステージ内にある転送装置でライドアーマーを呼び出すことが出来るようになります。
前作までと異なり、ライドアーマー自体にライフが設定され、壊れるまで乗りこなすことが可能。その間は被弾してもエックスのダメージにはならないため、ライフ満タンでライドアーマーに乗るとライフ回復が出るたびにサブタンクが溜まっていきます。
こちらはゼロと違い、壊れてしまってもステージを脱出すれば再度呼ぶことができます。
キメラ | デフォルトのライドアーマー。まずこれを手に入れないと呼び出すことができない。 武器なし、ホバリングなしの一番ノーマルなタイプ。揃ったあとはこいつをあえて選ぶシーンのない不憫なやつ。 |
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カンガルー | 回転ドリルを装備したアーマーによくカンガルーなんて名付けたと思う。 X2で登場したのと使い勝手はほぼ同じだが、タメ攻撃はなくなってしまった。 |
ホーク | ミサイルの連射が可能で、かつホバリンク移動ができる機動力に長けたライドアーマー。 ホバリンクはX2のライドアーマーに近い感じで使える。 |
フロッグ | 唯一の水中戦仕様。歩くことが出来ず、小ジャンプの繰り返しで前進する。 ミサイルは誘導型で敵に向けて飛んでいくため、移動を考えなければ戦闘力は高い。 |
フロッグが水中戦仕様とあるとおり、それ以外のライドアーマーは水につかると動かなくなって爆発してしまう。
乱入ボスたち
カウンターハンターの系譜は本作でも健在。
ドップラー博士がエックスの捕獲のために手配した「ナイトメアポリス」からヴァジュリーラFFとマンダレーラBBが、更に特殊なカプセルに入ると復活したVAVAの待ち受ける隠しステージへ移動できます。
カウンターハンターはステージに設置された隠し部屋へ行くことで戦えるという、戦わないことをあえて選ぶこともできるギミックでしたが、ナイトメアポリスはステージ中確定で戦わされることになります。
どのステージに現れるかは、実際にステージに行ってみないとわからない仕様。カウンターハンターはマップで教えてくれたのに。
行動パターンさえ見抜けば強い敵ではないけど、大抵の場合こいつらと戦うときはパーツや特殊武器が揃っていないことと、勝てないとそのステージを絶対クリアできなくなる仕様から、ゲーム初心者にはかなり厳しいギミックになっています。
VAVAはカウンターハンターの仕様に近く、ステージに隠されたワープカプセルに入ることでVAVAの拠点へ移動させられ、そこで戦うことになります。
制限時間ギミックで追い立ててくるなど、中々歯ごたえのあるイベントです。
チュートリアルステージ
おなじみ最初のステージ。
エックスとゼロが敵のヘリに飛びついて撃墜しながらステージへ到着、というめちゃくちゃカッコイイ演出から始まる。
久しぶりに、チュートリアルステージで早々に捕まるXが見られる。
X1ではゼロが助けてくれるデモムービーが流れたが、今回はそのゼロを自分で操作することが可能。
最初からフルチャージ可能で、必殺のゼットセイバーを堪能することができる。
ボス戦
ボスはこれまた恒例の巨大ボス。
名前はマオー・ザ・ジャイアントというのをロックマンX Diveで知った。
顔に攻撃し、両手の鉄球で襲いかかってくるというのはX2と同様だが、ボス部屋が狭いせいで敵の攻撃を見切る時間が全くなく、被弾0に抑えるのは並のボス戦より難しい。
かといって押し切られるほど強いわけでもないので、ちゃんとチャージバスターを顔に当てていればやられてしまうことはないはず。
ボスを倒すとゼロが「必要なときは呼んでくれ」と言って去っていきます。
普通の会話かと思ってたけど、ここからゼロチェンジが可能になるんですね。
フローズン・バッファリオ
シリーズ恒例の氷型ボス。ペンギーゴのとき同様、最初に行くのに向いたステージ。
舞台は氷漬けにされた都市部で、背景には寒々しい景色が広がっている。
敵の密度が結構高く、吹雪で視界が悪いのもあってぶつかっての被弾が多くなりがち。
更に滑る氷の地面がミスを誘発させる。凍った上り坂はダッシュでは登りきれないので、ダッシュジャンプで一足飛びに超える必要がある。
ライフアップが揃っていない序盤ではぶつかり死もありえるので慎重に進みたい。
ライフアップ、サブタンク、パーツカプセルと美味しいアイテムが複数あるが、ライフアップは後に倒すボスの特殊武器か、ライドアーマーが必要になる。
ボス戦
パターンを知ってしまうと屈指の雑魚ボスになるが、知らなくても簡単に勝ててしまう初心者向けのボス。
攻撃は極めてシンプルで、突進か掴み、氷の弾を飛ばしてくるのみ。
ステージの広さもあって簡単に回避し、バスターで反撃できてしまう。
フロストシールド
氷の弾は壁か床に着弾するとステージに残るので、命綱になる壁に当たられないよう注意。
ただしこれもバスターで破壊が出来る。
れいとうビーム
ライフが減ってくると、地面の高さに画面外まで届く広範囲ゲロビームを吐いてくる。
当たるとエックスが凍ってしまうのだが、なんとこのゲロビ自体はダメージ0。
バッファリオから離れたところで食らえば、凍っても次の攻撃を受ける前に拘束から逃れられるあまあまの仕様です。
そもそもこのゲロビ、予備動作が大きい上に、壁に捕まっていればノーリスクで回避できてしまう。
Xシリーズのボスがよくやってくる攻撃のパターンが揃っており、かつ予備動作が大きく見落としてもリスクが低い、という初心者に「これからこういうボスと戦うことになるよ」と教えてくれるチュートリアル的存在。
こいつに勝てない場合は、まずダッシュ移動と壁ジャンプを安定して繰り返す練習をした方が良い。
弱点
弱点はエクスプローズ・ホーネックから奪える「パラスティックボム」。
ちなみにこのバッファリオ、突進攻撃のあと振り向く瞬間にエックスが視界の外にいると、どういう判定をしたのかもう一度目の前の壁に突進する、というよくわからないルーチンを持っています。
そもそも大して強くない上に、完全にパターンハメが可能なのです。
特殊武器:フロストシールド
氷の矢を生成して飛ばす特殊武器。壁に当たるとまきびしのような設置オブジェクトになり、地雷として機能する。
発射してから動き出すまで2秒くらい時間がかかる上に、マップ上に2つまでしか撃てないため2発がまきびしになると3発目が撃てなくなる。
戦力としてはとても頼れる武器ではないが、これで撃破した敵はライフ回復をほぼ確実に落とすという見逃せない効果があり、サブタンクを稼ぐときはこれを撃ちまくることになる。
基本的には敵に並ぶくらい接近して、打ち出した瞬間当たるようにして使いたい。
チャージすると構えたバスターの前方に巨大な氷の盾を生成する。
これを掲げながらダッシュで雑魚に体当たりをして回復アイテムを稼げる。火力としてはあまり頼るものではないが、被弾を防ぎつつ回復を集めるスペックは見逃せないものがある。
水中で撃つと、通常版では若干サイズが大きくなり、チャージ版ではエックスより大きい氷塊が出て、それが浮遊していくため足場として使える。
ライフアップ
ステージ序盤にある四角い氷を砕いた先。
ライドアーマーで殴るか、スクリュー・マサイダーの「トルネードファング」を当てると砕くことができます。
砕いた先にトゲ床があるので油断すると死にます。死んだ。
ライドアーマーの場合は、ここのすぐ左に転送装置があるので、そこから載ってきましょう。
サブタンク
ステージ中盤、鼠返しの上に置いてあります。
なんか上手い人はダッシュジャンプで取れるらしいけど、このすぐ後にあるフットパーツを先に取れば簡単にゲットできます。
ナイトメアポリス戦をさっさと突破することに備えて、サブタンクは優先的に確保したいですね。
フットパーツ
サブタンクがあるところと同じエリア。
ギリダッシュジャンプで上のフロアに進むとパーツカプセルが置いてあります。
他パーツ、特殊武器なしで取ることが出来る親切なパーツ。
エアダッシュが出来るようになるのですが、本作では「上」にエアダッシュも出来るようになります。
上ダッシュはタメ時間が1秒ほどかかる他、モーション中にダッシュボタンを離してしまうとか、上ダッシュ中に横キーなどを入れると即キャンセルされるため、キャンセル暴発で失敗することが多いです。
上+ダッシュボタンのみをしっかり押し続けるようにするとうまくいきます。
本作はこの上ダッシュが求められるシーンがとても多いので、きちんと使いこなせるようになっておきましょう。
タメが長いのを逆に利用して、敵の攻撃を上空で回避するのにも使えます。
VAVAステージ入り口
電気が消えているエリアの、はしごの下にある穴を降りた先。
先に何処かでVAVAイベントを終わらせてしまうと何も置いてない謎の空間になります。
初プレイ時ここは結局何だったんだって思った。
スクリュー・マサイダー
いかにも地形を突破できそうなドリルを全身に付けたサイ型のレプリロイド。
Xシリーズに慣れた人は、こいつから奪える特殊武器がないと行けない道が絶対あると本能的にわかるやつ。
そのドリルを活かしているのか、何かを採掘している洞窟が舞台になるステージ。
マップでは岩が落ちてくるトラップや、廃棄される泥に道を邪魔されることも。
またワイヤーで繋がれた岩が行く手を塞いでいることもあり、これを突破するにはアームパーツと特殊武器が必要になります。
中ボス戦
殺意の高いドリルをおへそと両手とお尻に備えた、多分採掘用のロボが襲ってきます。
ダメージ判定があるのは上半身のみです。
正面からの体当たりは壁に登って簡単に回避できますが、振動でエックスが落とされてぶつかりダメージを受けてしまいます。
壁に当たる瞬間に壁からジャンプすると落下は回避できるので、基本はそうして避けてバスター、の繰り返し。
壁に登って高いところで待機していると、上半身と下半身を分離させて、上半身は腕を伸ばしてパンチを、下半身はそのまま壁へ体当たりを続けてきます。
エックスの移動できる範囲が狭くなるため、窮屈な戦いを強いられます。
コイツ自体がそこそこライフが高いため、手をこまねいていると割と殺されてしまいます。
ボス戦
フローズン・バッファリオと同じくらい倒しやすい、初心者向けのボス。
基本は壁にまっすぐ突進してくるだけ。壁に登って回避するだけでほぼ完封可能。
トルネードファング
たまにドリルを3本浮かべて、体当たりからの時間差ドリル攻撃をしてくるようになります。
時間差のドリルが進み始めたのを見てからダッシュジャンプで回避余裕です。
低頻度で虹色に光って突進してくるのですが、このときはバスターを弾く無敵状態になっています。
攻撃は光が納まってからにしましょう。
弱点
弱点はアシッド・シーフォースの「アシッドラッシュ」。無敵状態でも貫通してダメージを与えられます。
この時点では持っていないけど、無くても全然困らないでしょう。
特殊武器:トルネードファング
バッファリオのフロストシールドと似た攻撃で、こちらはドリルを飛ばす。
同じく発射から実際に飛んでいくまで少しタイムラグがあり、当てづらい。
当たると敵にくっつくように刺さり多段ヒットを発生させるが、ダメージが小さいのかザコ敵でも中々撃破できない。
最大で2発まで撃つことが出来、1発を撃ったあとに2発目を撃つと、今度は2つのドリルが高さに差を付けて発射される。合計3発。
せっかくのドリルのくせに、効かない敵に当たるとカキンと音を立てて明後日の方向に吹き飛んでいくという、だらしのないドリル。
ただし一部の壁が破壊でき、これを要求するアイテムは結構多い。
チャージすると、これもフロストシールド同様バスターの先端にドリルが装着され、ボタンを押し続ける間は攻撃し続ける。
被弾か、効かない相手に当たると解除されてしまう。
前方固定技としてはフロストシールドと相互互換の雰囲気があるが、確定回復ドロップの向こうと比べるとこちらのメリットがあまりにも少ない。
ライフアップ
ワイヤーで吊るされた岩に道を塞がれている。
手前の足場でチャージ「トライアードサンダー」を撃つとワイヤーが切れて岩が落ち、取りにいけるようになる。
アームパーツ(シャイニング・タイガード)とトライアードサンダー(エレキテル・ナマズロス)の2つを揃えてようやく取りにいけるようになる。
サブタンク
泥が降ってくるエリア、ステージの右上。
特に特殊武器もパーツもなしで獲得できる。
ヘッドパーツ
ステージ終盤、ライフアップと同じギミックで塞がれた道の先にある。
今回のヘッドパーツはステージ開始時にステージのマップを表示させ、そこに置かれている未発見のアイテム(パーツやサブタンク、ライフアップ、ライドアーマー)のある場所をハイライトで表示させてくれる。
それだけなら初心者的にはありがたいのだが、マップが大雑把な上に、ステージにもう何も残ってなくてもステージ開始時に必ず表示されてしまう。
正直死ぬほど鬱陶しい。
ヘッドパーツがないと困る場面もないので、いっそ終盤まで取らないのも手。
サブタンク稼ぎに行くときも必ずマップが表示されて時間を取られてしまう。
シャイニング・タイガード
4のスラッシュ・ビストレオとそっくりだと思ってたんだけどよく見たらそうでもなかった。
これも大抵のシリーズに登場するジャングルを舞台にしたステージ。
マップ自体が縦にも横にも広く、内容を把握しきるには中々苦労する。その広さを活かして重要なアイテムが山ほどあるので、欠かさず確保していきたい。
中ボス戦
地面の中にもぐりつつ時々顔を出すムカデ型のメカニロイド。
顔を出したときに地面をバウンドする爆弾を吐き出していく。これがバスターを受け止めてしまうので、ボスに武器を当てるのが結構大変。
当たり判定があるのは頭のみ。
長期戦になるのはもう仕方ないので、着実にバスターを当てていくしかない。もしくは被弾上等で接近して撃つか。
私はX3の中ボスだとこいつが一番嫌いです。
ボス戦
前作のフレイム・スタッガーのように三角ジャンプをしつつ、壁に張り付きながら攻撃をしてくる。
爪攻撃orレイスプラッシャー
壁に張り付いたあとは、地面に降りてエックスに攻撃をしてくるか、しっぽから弾を飛ばしてくるかの2択。
エックスへの攻撃は予兆がなく回避が難しいので、彼が壁に張り付いたら多少距離を取るのが大事。
先に倒した2体と比べると完全回避は難しいが、レイスプラッシャーを反対側の壁で待ち受ければ死ぬほどのダメージは受けないはず。
強化攻撃
ライフが減ると光って突進・その後上方向にジャンプしてくる。
突進パターンなら壁に張り付いて楽勝だぜー!と思っていると追撃を食らう。
ただそれさえわかっていれば、逆サイドへ飛ぶだけで完全回避可能。
弱点
弱点はシザーズ・シュリンプァの「スピニングブレード」。
当たると地面に落ちて三角飛びからやり直し、のパターンにハメられる。
特殊武器:レイスプラッシャー
バスターを起点に扇状に散弾をぶっぱするショットガンのような攻撃。
弾は画面端まで飛んでいくが、離れたところの相手には数発しか当たらず効率が良くない。
中型のザコ敵相手に、ギリギリまで接近して全弾打ち込むための特殊武器。
チャージすると散弾をばらまくカプセルを頭上に打ち出す。
エックスは移動できるが、このカプセルが大抵敵から離れた位置なのでカス当たりしかしない上に、エックスに追従して動いてくれないのでその場にいる敵にしか当たらない。
本作のチャージ特殊武器の中でも屈指のハズレ技だと思う。
ライフアップ
ボス部屋のシャッター前、坂からトンボに乗ってボス部屋の上へ行くと置いてあります。
トンボに乗らなくてもギリ届くことも。Xシリーズには坂からダッシュジャンプすると、平地からするそれよりも高く飛べるという仕様があったはず。
サブタンク
ステージ序盤、トンボに乗って届く高台の上。広いエリアの右上です。
フットパーツを取っているなら上ダッシュでも取りに行くことが出来る。
アームパーツ
ステージ終盤、ヒビの入った壁へトルネードファングで道が開く。
フットパーツがないとカプセルにたどり着けないので、早くともバッファリオ、マサイダーを倒した後になる。
壁を抜けたすぐ下はトゲ床になっているので注意。
今回のアームパーツはクロスチャージショットが可能になり、X2のようなチャージショットを2発に分けて撃てるようになる他、連打でまとめて撃ったときは画面の縦幅をほぼ埋める拡散チャージショットに切り替わる。
高さに波があるボス戦で有用に見えるが、エフェクトが派手すぎるのか非常に処理落ちしやすく、機敏な移動と精密なバスターでボスを倒すロックマンXの面白さが若干霞んでしまう。
しかも一発目のショットは弾速が遅く、とても当てづらい。
私はパーツを取っても、2段階チャージまでで撃ってしまうシーンの方が多かったです。
グラビティ・ビートブード
カブトムシ型のレプリロイドで、X1に登場したブーメル・クワンガーの弟。
ロボットたちの世界なのでクワガタの弟がカブトムシでも何の問題もありませんね。
ステージは空軍の基地で大半が狭い室内になっている。弾を飛ばしてくる敵も多く、難易度はそこそこ高い。
エクスプローズ・ホーネックを倒したか否かでステージの内装が少し変わるギミックがある。
ボス戦
ぴょこぴょこジャンプしながら動くあざといモーション持ちのカブトムシ。
本人の移動速度は遅いが、多角的な攻撃でこちらの脳の処理能力を奪ってくる。
バグホール
問題は重力球を打ち出してくる攻撃。
非常にダメージが大きい上、壁をバウンドしながら徐々に大きくなっていくこれは、綺麗に回避するのがかなり難しい。
ライフアップを2、3個取っただけのエックスなら3発で殺しきってしまう強技。
当然この弾に合わせてビートブード自身も攻撃をしてくるし、重力弾を2発打ち出してくるパターンもある。これを回避しきるにはダッシュ・エアダッシュ・壁貼り付き、壁ジャンプを適宜使いこなさないといけない。
中級者の壁といえよう。
強化バグホール
ライフが減ってくると、天井付近にブラックホールのようなものを作り出してくる。
部屋が更に狭くなる上、多少の吸い込み効果があり、ぶつかるとダメージを受ける。
それもあって、ビートブードと戦う前にはエアダッシュで平行移動できるようになっておきたい。
弱点
シャイニング・タイガードの「レイスプラッシャー」。
当たるとなぜか小ジャンプを確定でするようになるので、当て続けるだけで勝てる。
攻撃範囲が広いのもあって、当てようと思って当たらないこともないだろう。
特殊武器:バグホール
ブラックホールを生成する球体を打ち出す特殊武器。
球体はエックスの前方でとどまり、ブラックホールを発生させる。
発射して数秒後に攻撃がはじまり、その間は画面全体に継続ダメージを与え敵の足も止めてしまう。
画面内であれば、どこに撃っても画面全体に射程範囲を持つ「当てる必要がない」特殊武器。
ただし効かない奴には全く効かないため、これが活きる場面は結構限られる。
撃ってから効果が出始めるまでの時間が長いのもマイナスで、相当自分に余裕がある状況でないと間に合わない。
X3の特殊武器は、撃ってから有効に機能するまでの時間が長いせいで使い勝手が悪い、という惜しいスペック持ちのものが多いですね。
チャージすると下から上へ向けて重力波を発生させ、敵を吹き飛ばしてしまう。
チャージの手間をかける割に、今まで効かなかった敵にも効く、ということもなく効果範囲は一緒。
通常版では駄目だからチャージ版が欲しい、というシーンが多分ゲーム中に一個もない。
ライフアップ
序盤の資材倉庫?の左上にありますが、大きな箱に道を塞がれており、最初は取ることができません。
エクスプローズ・ホーネックを撃破後はこの箱が消え、取れるようになります。
ホ―ネックの弱点がここで手に入るバグホールなので、一回で全回収させる気は無いようです。
アームチップ
中ボス部屋のシャッターを超えたすぐ上を登ると、ライドアーマー転送装置があります。
ライドアーマーに乗って抜ける床、小さな足場を登って進んだ先の四角いブロック壁を壊した先です。
上で書いたとおり、特殊武器としてチャージバスターをタメなしに撃てるようになります。
バスターのタメを自分でやる必要がなくなるので、操作の意識を回避に集中できるようになるという、操作感が少し変わるチップ。
一部のボス戦がだいぶ楽になったりする。
ただ個人的に、フットチップ以上の有用性があるかというとNOです。
ライドアーマー:フロッグ
倉庫から出たすぐ上。
ここも鼠返しになっているので、フットパーツの上ダッシュで取りに行きます。
ただしこれは「フロッグ型拡張パーツ」であり素体の「ライドアーマー:キメラ」を手に入れないと乗り回すことが出来ない。
エクスプローズ・ホーネック
ステージセレクト画面にて、デフォルトでカーソルが当たっているステージ。
これまではアイシー・ペンギーゴ、ワイヤー・ヘチマールという初期状態エックスでの初見クリア可能なボスでしたが、こいつは相当難易度が高く、これまでのノリでよっしゃホーネックから倒そと挑むとズタボロにされる。
兵器工場が舞台になっており、それゆえかライドアーマーのデフォルト機「キメラ」を手に入れることができるのはここ。
なおビートブードを倒す前にここに来ると、ビートブードステージに荷物を運ぶために来たのか、ガレージエリアでコンテナ船と遭遇する。
クレーンアームを持った敵がコンテナを積み込もうと持ってくるので、全部叩き壊せば先に進める。
ビートブードのステージにある箱もホーネックを倒すと消えるので、2つのステージが相互に荷物をやり取りしているのがわかる。
中ボス戦
X2から登場したワイヤーフレーム型ボスの流れ。
FGOの聖晶石みたいなやつが画面中を色んなパターンで走り回る。
パターンは固まっており、最初は地面を左右に往復するだけのパターン。
そのままだとぶつかってしまうが、攻撃を当てるとその場で跳ね上がるので画面真ん中に来たあたりでバスターを当てると向こうから勝手に回避してくれる。
パターンが切り替わるときは一時停止して、次はボス部屋の外周にそって回り始める。
このパターンでは攻撃を当てても軌道を変えない。
弱点は多分アシッド・シーフォースの「アシッドラッシュ」。
広い範囲に広がる攻撃なので非常に当てやすい上に、何発か連打していればすぐ倒せる。
ボス戦
個人的にはX3でもトップ3に入るくらいの強ボス。
大きめの本体と、それが召喚する小さい蜂5匹で空間を埋めてくるタイプで、都度緻密な操作をすると言うよりは、相手の行動を先読みして次どうするかを決めておかなければ勝てないタイプ。
旋回+針攻撃
「∞」の軌道でボス部屋を飛び回ったあと、お尻の針を突き刺してくる。
軌道がわかっていれば回避はそう難しくない。
突き刺しは構えてから動き出すまでタイムラグがあるので、引きつけてダッシュで回避が可能。
パラスティックボム
子蜂を召喚して、エックスを狙うように5匹がライン状に襲ってきます。
この蜂は触れるとエックスに取り付き、継続ダメージが発生。
ボス部屋の大半がダメージオブジェクトに埋まってしまうので、とても窮屈なボスバトルになる。
ホーネック戦では壁に登る理由があまりないので、子蜂の予兆が来たら壁に登って引きつけて地面に降りると、横移動を邪魔されずスムーズに対応ができる。
強化パラスティックボム
ライフが減ってくると照準用のカーソルを飛ばしてきて、それめがけて子蜂をぶつけてくる。
当のホーネックは「∞」の字移動を繰り返すばかりになる上に、子蜂の数が減るので人によってはこっちのほうが楽かも。
弱点
弱点はグラビティ・ビートブードの「バグホール」。
撃つとホーネックが身動きを取れなくなり、地面に落ちます。子蜂も弾けて消えるので、ホーネックを完封できるようになってしまいます。
普通に戦うと強いけど、弱点武器を使うと一気によわよわ化します。
バスターで勝てない人への救済措置だったのかなあ。
バスター縛りで戦うときは、終盤に回したほうがいいボスの一人です。
特殊武器:パラスティックボム
敵に取り付く爆弾を打ち出して、相手を拘束する特殊武器。
敵によって挙動が3パターンあり
1:敵に取り付き、数秒後に自爆する
2:敵に取り付き、他の敵に向かってぶつかっていって共倒れにする
3:当たった時点で爆発してダメージを与える
の3つ。
敵によって完全に挙動が決まっているので、ランダム性はない。
パラスティックボムが敵に取り付いた時点で触れてもダメージを受けなくなるので、道中にいる邪魔な敵を無力化してすり抜けるのに便利です。
チャージするとエックスの周りに4つのカーソルが現れ、近くにいる敵を自動的に察知して攻撃をしかける技。
正直使い所がわからない。
ライフアップ
ボス部屋手前の壁を登っていった先にあります。
ライドアーマーをヨッシーみたいに踏み台にして飛ぶか、上ダッシュで届きます。
ヘッドチップ
ベルトコンベアが複数設置された広大なフロアの右上を飛び越えていった先。
手前のエリアでライドアーマー:ホークに乗ってバーニアで飛んでいくとたどり着ける。
ライドアーマー:キメラ
ガレージが並ぶエリアで、壁にヒビの入ったところにトルネードファングを撃つと壁に穴が空いて先に進めるようになる。
中の資材コンテナ?を壊すと下に進めるようになり、進んだ先に敵に鹵獲されたライドアーマー:キメラが置かれています。
ドローンみたいな奴を破壊すると回収完了です。
その場に置いていっても、以降は問題なく転送装置からライドアーマーを呼ぶことが出来るようになる。
アシッド・シーフォース
タツノオトシゴ型というクセの強いモチーフのレプリロイド。
正直タツノオトシゴにちなんだモーションはなく、口から強酸を吹いてくる。
ステージは巨大ダム。
シリーズ恒例の水中ステージだが、水中エリアが短い上にギミックの押し付けが強く、あまり水中ステージ感がない。
大半はダム施設内を進んでいくが、あちこちの排水パイプから汚水が流れており、エックスの動きが阻害される。
エックスに体当たりしてくるような敵もおり、ぶつかり死しやすいので注意。ステージとしての難易度は結構高め。
ボス戦
基本はジャンプ移動。
横に広いボディが邪魔な上に高さもあるので、上を抜けるのではなく下をくぐって避ける。
アシッドラッシュ
メイン攻撃は酸の弾。壁に跳ね返ってジグザグに天井まで飛んでいく軌道です。
ビートブードの重力球に近いが、あちらが部屋中を跳ね回るのに対して、こちらは横軌道で壁に当たり天井で弾けて消える。
弾けたときに飛び散る飛沫は被弾判定があるので注意。
無敵回避+強化アシッドラッシュ
ライフが減ってくると、体を溶かして画面外に消え、再度現れるパターンが始まる。
溶けるときは無敵になる他、戻ってきたあとは酸の弾を2つ吐き出すようになる。
この弾はさっきまでと軌道が異なり、スーパーボールのように地面上をぼよぼよ跳ねて回る。
壁が安全地帯になるため回避は楽だが、一方この弾がバスターを止めてしまうため、攻撃を通しづらくなる。
酸に弾を当てて消すか、酸の弾が消えるまで回避しきった上で、わずかな隙に次の弾を当てるしかない。
長期戦は必至です。
こいつもバスター縛りだと中々の難敵。
弱点
フローズン・バッファリオの「フロストシールド」。
ジャンプの着地点や、ジャンプする寸前の頭上に置くように配置すると当てやすい。
当たるとジャンプの繰り返しになるので、簡単にハメ殺すことができる。
弾速が遅い上に発射からのタイムラグが大きいので、バスターのように撃って当てることは考えない方が良い。
特殊武器:アシッドラッシュ
前作のクリスタルハンターに近い軌道で、酸の弾を打ち出す。
地形に当たると弾けて4つの飛沫が飛び、それぞれダメージを与える。
また、発射時に上・下キーを入れて撃つと上下に打ち出すことができる。
チャージすると大きな酸の弾を2つ飛ばすことができる。
この弾は地面でバウンドするため、射程距離が伸びるぞ。
フロストシールドでライフ回復が出やすいように、アシッドラッシュには武器エネルギーが出やすいという特性がある。
武器エネルギーが枯渇することなんてそうそうないと思うが、アシッドラッシュのエネルギーを残しておけば大抵なんとかなる。
ライフアップ
序盤、汚水が流れてくるエリアを登ったさらに上。
ザコ敵がいるだけなので問題なく獲得できます。
フットチップ
水中エリアの右上を登っていった先。
このエリアは右端の壁にあるスクリューで左に向いた流れが出来ており、壁ジャンプで登っていくことは不可能。
このスクリューを壊すには、流されずに済むライドアーマーフロッグで接近して魚雷を当てる必要があります。
ライドアーマー:カンガルー
水中エリアでフロストシールドのチャージを使うと、出てくる氷塊に捕まって水面まで到達できます。
そこからジャンプ、上ダッシュでサブタンクがある足場に届きます。
なるべく足場のギリギリ手前に氷塊を浮かべたいところ。
エレキテル・ナマズロス
あたしンちのお母さんに激似型レプリロイド。
バスターで戦おうとすると本作…どころかシリーズ屈指の難敵となる。
ハードモードで遊びたい人は挑戦してみよう。
舞台は発電所ステージ。それらしいギミックはあまりなく、X1のスパーク・マンドリラーステージの方がよく出来てたと思う。
ただここはアイテムとして置かれている回復カプセルの数が結構多く、サブタンクを稼ぐときには丁度いいステージでもある。
雑魚をフロストシールドで落としながら、落ちているカプセルを回収していくとだいたい一周でサブタンク1.8個分くらいになるはず。
ボス戦
バスターで挑むと屈指の難敵だが、序盤は簡単な攻撃が多く事前に備えておけば回避が可能。
弱点を突くと最下層レベルでよわよわになる。
電気弾
床から壁にそって動く電気の弾。ジャンプで回避可能。
後述の攻撃対策を考えると、壁に張り付いたままダッシュジャンプで壁に張り付き直すように回避したい。
トライアードサンダー
3つのポッドをタテに飛ばして壁際に配置。
更にそれに向かって電気の弾を飛ばし、帯電したそれを吸い込む、という扇状に拡散する攻撃。
壁の2/3くらいの高さまで届くので、発射された後に回避しきることはできない。なるべく最初から壁に登った状態で待ち受けたい。
無敵放電
ライフが減ってくると左右にバリアを貼って、電気?の粒?をランダム軌道でばらまき始めるという、前作バイオレンに通じるような「読んで回避が通じない攻撃」に切り替わる。
左右のバリアで攻撃が効かない上に、ばらまかれる弾幕のせいで回避に徹しても回避しきれないことが多い。
ひとしきりばらまいたあとはエックスがいる方の壁に突進をしてくる。
(このバリア、バスターで破壊できるが破壊しても本体が無敵なので破壊する意味がない、というクソ仕様である)
電気の粒はダメージが小さいのが救い。突進はなんとしても回避しよう。
なんなら電気の粒ダメージを受けてでも壁に張り付いて、突進は回避すべき。
この突進が終わった直後が唯一エックスの攻撃を受け付ける時間になる。
長時間ランダム軌道で飛んでくる攻撃を回避しながら、ほんのワンチャンスできた隙にささやかな攻撃を打ち込む以外に勝つ手段がない。
弱点
弱点はスクリュー・マサイダーの「トルネードファング」。
これを当てると確定でジャンプ行動になるので、その着地点にまたトルネードファングを置いておくだけでハメ殺しができる。
これも救済措置かなあ。弱点を突くだけで完全パターン化される。
特殊武器:トライアードサンダー
エックスを中心に3つのポッドを打ち出し、そのポッド間に電撃が走るバリアになる。
ザコ敵に囲まれるステージなどでこれを展開すると、簡単に被弾ゼロで突破が可能になる。
ただし効かない敵もいるので注意。
チャージすると、ゼロのように地面を殴って地震を起こし、電撃弾が地面を走っていく。
地震の時点で画面全体にダメージ判定が発生し、その後電撃弾が飛んでいく。
ひこう相手でも無効化されない。
これを使わないと取れないアイテムがそこそこある。
ライフアップ
エレベーターでてっぺんまで登った先の右側。
トゲ床の上に置いてあるが、エアダッシュで奥の壁に張り付けば死なずに回収可能。
サブタンク
ナイトメアポリスの部屋の先、進んだ突き当りから下が本来のルートですが、そこを上に行くとライドアーマー転送装置があります。
これに乗って飛び降りると床がぶち抜けて隠しルートに進めます。
ボディパーツ
ライフアップがあるエレベーターとは別のエレベーターをてっぺんまで登った先。
ここにしかないギミック足場があり、これに乗ってバグホールのチャージを使うと、足場が浮かび上がってパーツカプセルにたどり着ける。
VAVAステージ入り口
ステージ序盤、下に進むリフトに乗るとVAVAステージへつながるカプセルに運ばれます。
すでにVAVAを撃破しているか、ドップラーステージへ到達しているとリフトが動かなくなります。
シザース・シュリンプァ
ザリガニ型レプリロイド。海鮮系ボスがいるのも今の所Xシリーズの伝統になってるような。
大きなハサミが恐ろしいデザインだが、戦ってみると実のところ下から数えたほうが弱いくらいのボス。
弱点等の都合で最後に回したけど、彼の落とす特殊武器は火力が高いので、バスターで倒しちゃおうって人は早めにステージ攻略してもいいかも。
ステージは港湾施設~造船所。
港湾施設らしく、ステージ入り口にはガントリークレーンが並んでいるのがわかる。
ライドアーマーを使わないと行けない隠し通路が2つあり、攻略しがいのあるステージ。
ボス戦
パターンが非常に少ない、正直言って弱いボス。
水棲系のくせにボス部屋には水気の一つもない。たるんどる。
拘束弾
エックスの足を拘束する何か(マジで何かわからない何か)を投げたあと、大きいハサミで攻撃してくるくらい。
ハサミに捕まるとしばらく拘束され、ガシガシと挟まれダメージを受ける。
ただ壁に登ってこれに当たると、エックスは拘束され落下するも、シュリンプァはさっきまでエックスが居た高所に向けてハサミを飛ばすというズレた行動をする。
おかげで壁に登っていると、拘束のリスクが非常に低くなるという悲しい仕様がある。
体当たり
たまにエビらしく背中から反るようなポーズで突進してくる。お前ザリガニだろ。
ただこの攻撃はダメージが大きいので、きちんと回避したい。基本は壁際待機で、シュリンプァとは距離をとっておくこと。
弱点
エレキテル・ナマズロスの「トライアードサンダー」。
当たると硬直して攻撃パターンが途切れる。簡単にハメ殺しが可能。
特殊武器:スピニングブレード
刃のついたヨーヨーのような武器を2つ飛ばす。
軌道はエックスを軸に数字の「3」のように飛び、前への射程は短く、後ろに飛んでいってからは画面外まで。
相手に接近して、この2つのヨーヨーを2つとも直撃させる攻撃が強く、大抵の雑魚をあっという間に撃破することができる。
チャージすると巨大な回転ノコギリのような武器を前に展開し続ける。
十字キーの上下で一回転する。
効かない相手にあたると吹きとんでしまう上に、正面から以外当てづらい。
ライフアップ
ステージ序盤、両手が鉄球のやつが落ちていくフロアの上から2階降りたところにあるヒビ壁をライドアーマーで壊す。
多分どのライドアーマーでも破壊可能。
ボディチップ
ライフアップがあるエリアを超えたすぐ、ナイトメアポリス用中ボス部屋の手前。
ライドアーマーに乗って進めるところで穴の下に降りる。
降りた先にはひび割れた壁があり、ライドアーマーで乗り込まないと壊せない。
ボディチップの効果は、被弾時に発生するバリア効果の強化。
なのだが、バグか仕様か最初の被弾時のダメージしか軽減してくれてないらしい。
ライドアーマー:ホーク
ガントリークレーンが立ち並ぶエリアに、一つだけ床のデザインが異なる箇所がある。
ここをチャージトライアードサンダーで殴ると壊れて先に進めるようになる。
VAVAステージ入り口
ボディチップがある場所から少し進んだ先、ライフ回復が置いてあるところの床が抜けてVAVAのステージへ強制的に移動させられます。
VAVAステージクリア後、またはドップラーステージへ到達していると床が抜けなくなり、安心してライフ回復を取ることが出来ます。
乱入ボス戦
ボスを2体倒すと現れるナイトメアポリスの二人。
どのボス部屋に現れるかはランダムで、しかもボス部屋にたどり着くまで居るかどうかがわからない。
前作では誰がどこに現れたかちゃんとわかるようになってるのに…。
最初にヴァジュリーラFFが現れ、倒すとマンダレーラBBが現れるようになる。
道が塞がれるステージはボスを倒していないステージのうちの1つなので、そこまでマジで困ることはあまりないと思う。
ちなみに彼らを弱点武器で倒したかどうかで、終盤のステージに分岐が発生。
弱点武器以外で両方とも倒した場合、片方を弱点武器で倒した場合、両方を弱点武器で倒した場合でそれぞれ展開が変わる。
VAVAもヴァジュリーラFFが登場するのと同じタイミングで登場し、上記してきたステージ入り口に入ることで戦うことができる。
同じく弱点武器で倒すと撃破でき、バスター等で倒すと終盤再登場する。
ヴァジュリーラFF
金色のボディを持つ小型のレプリロイド。
基本はビームサーベルでの接近攻撃という前作カウンターハンターのアジールに近い攻撃をしてくる。
サーベル攻撃
エックスの高さめがけて並行に攻撃してくるので、高いところへ誘導してから降りて、着地際を狙うと良い。
正面からバスターを当ててもいいが、サーベル部分に当たると弾かれてしまう。
サーベルのない下半身に当たるときちんとダメージが通るが、当て損ねる確率が高すぎる。
こいつの特徴は、攻撃に出る前に2パターンの弾を飛ばしてくること。
誘導弾
一つはエックスを追う軌道で飛んでくる丸い弾。
結構しっかり追ってくるので、回避に専念しないと被弾は免れない。
上を飛び抜けたあと逆方向に戻ると振り切れる。
輪っか弾
もう一つは固定ルートを回る輪っかを飛ばしてくる攻撃で、こちらはダメージがない代わりに当たると2秒ほどエックスが動けなくなる。
ヴァジュリーラを高い軌道に誘導出来ている場合は当たってもノーダメージで済むことも。
ライフが減ってくると弾を2発セットで撃ってくるようになる。
どちらも回避は至難。少なくともこのタイミングでの攻撃は考えず、回避に専念すること。
対処自体は変わらず、誘導弾は避けて折り返す軌道でかわし、輪っかはヴァジュリーラ自体を高いところで攻撃させた隙にあえて当たって消してしまえば良い。
弱点は「フロストシールド」。やっぱ最初のうちにフローズン・バッファリオと戦っておくのが良いですね。
撃破しても撤退させても、深刻な違いは出ないのでご自由にどうぞ。
マンダレーラBB
ヴァジュリーラを倒すと中ボス部屋のどこかに現れる、巨漢のレプリロイド。
モチーフは仁王像か。
ヴァジュリーラよりシンプルな行動パターンで、壁に張り付く磁力弾を投げたあと、それめがけて突進。これのみ。
磁力弾
磁力弾というのは仮で、実際何なのかはよくわからない。
Pixiv100科事典で磁力弾という表記があったのでそれに習っています。
磁力弾自体にはダメージ判定はないが、壁に張り付いたあとはエックスの動きをマンダレーラ側に引き寄せるような効果を発揮する。
例えば壁際で壁ジャンプで粘ろうとしても、エックスが壁に貼り付けなくなり地面に落ちてしまうようになる。
ただし壁に張り付いたままでいれば引き寄せ効果は起きない(宙に浮いたところから引き寄せが始まる)ので、壁際をずりずり落ちながら粘って、マンダレーラが突進してきたらダッシュジャンプで上を飛び越えると回避が可能。
マンダレーラに捕まると、上に放り投げられて天井に激突、落ちてきたところを更に壁際まで吹き飛ばされるというコンボ技を食らう。
コンボが始まってしまうと途中で抜けることは不可能。多分。ボコボコにされるエックスをただ眺めさせられる。
引き寄せを丁寧に処理できるかが全て。
慣れたプレイヤーは初期状態ノーダメージ撃破も可能だが、初心者にはまず引き寄せが起きていることに気付くのが大変。
何が起きていてどうすれば回避できるかを掴むまでにかなり死んでしまった。
弱点は「トルネードファング」。やっぱ最初のうちにマサイダーと戦っておくのが良いですね。
ちなみに撃破は「弱点でとどめを刺す」必要があります。
VAVA MK-II
毎回毎回ライドアーマーに乗って現れるヒキョウな奴。
ただし行動パターンがあまりにシンプルなため、正直まったくもって強くない。
ライドアーマーと自身の分でライフゲージが2本あるのに、慣れればノーダメージ撃破も可能。こいつ戦う才能が無いのでは…?
ライドアーマー搭乗時
スライド移動でエックスに迫ってトゲアームを突き出してくるだけ。
壁で待機して上を超えるだけで封殺できてしまう。
ただしあまり早く飛び越えると、頭上を超えたところで立ち止まって攻撃に移る。
簡単によけられるからって侮っていると、VAVAの移動時間を減らして接近される隙を与えることになる。
ライドアーマー破壊後
完全にパターンで、部屋の真ん中でジャンプしながら火柱を起こす攻撃と、そのあと宙に浮いてエックスの位置を参照して飛んでくるミサイル攻撃の2つ。
火柱攻撃は部屋の右上か左上で待機していると完全スルー可能。
ミサイルは壁に登っている間に発射させて、ゆっくり地面に降りていくとこれも回避可能。
どの攻撃中も無防備なので、バスターをガンガン当てていける。
完全固定パターンな上に、時間稼ぎ行動がないという意味で良心的とすら言えるボス。
弱点は「レイスプラッシャー」。
飛び回っている奴なので接近して全弾当てるのはまず無理。おとなしく距離をとってぼちぼち当てていくのが良い。
こいつは撃破したか否かで、終盤のストーリー展開に大きなフラグが立つ。
基本的には弱点を使って撃破した方がお得。
撃破後
ボス部屋を出ると施設の自爆が始まり、50秒以内に脱出カプセルに乗り込まなくてはいけなくなる。
ルート上には雑魚が多く配置されているが回復アイテムも置かれていて、ある程度自爆覚悟で走り抜けて良い。
厄介なのはシャッター型の雑魚くらいか。
フロストシールドかスピニングブレードを当てると一撃で突破が可能。バスターでも時間がシビアになるが間に合わないことはない。
終盤には前作のマグネ・ヒャクレッガーステージであったような落ちる床もあるので、慎重な操作が求められる。
でもここ処理落ちするんだよな…。
ドップラーステージ1
終盤ステージの1。
ナイトメアポリスの撃破状況で、ステージの最後に出るボスが変化する。
ステージ自体も難易度が高く、敵の密度が高い上に棘付き天井が迫ってきたり穴が大きかったりなど、ワンミス即死のシーンが多い。
また、X2であった壁が迫ってくるトラップの上位版が登場。より死にやすく調整されているので、舐めてかかるとボスに辿り着く前にやられてしまう。
中ボス戦
怪獣の頭から足が生えたようなロボットと、それに乗り込んだパイロットの敵。
棘付きの天井が時間経過で迫ってくる中での戦いになるが、こいつがあまりに弱くバスターを連発しているだけで楽勝で勝てる。
攻撃が間に合わないということが起こりうるのだろうか。
ちなみにあえて攻撃を一切せず放置していると、迫るトゲの天井に敵のほうが先に挟まれ、身動きが取れなくなり、最後には勝手に死んでしまう。こんな悲惨なボスおる?
その段階でゼロがトゲ天井を止めてくれるので、ロックマンX史上(多分)唯一の、一切攻撃をしなくても勝てるボス。
こいつを倒した先の鉄球が降ってくるエリアでは、ハイパーチップが取得可能。
詳しくは後述。
ボス部屋まで行くと、ヴァジュリーラかマンダレーラが一体でも生き残った場合と、両方撃破した場合で戦う相手が変わる。
ゴッドカルマシーンO・イナリー
ゴッドでカルマでマシーンでお稲荷。過積載が過ぎる。
ヴァジュリーラとマンダレーラが合体した姿。
なのだが、片方を撃破していた場合は仇討ちだ!とソロで変身する。合体した姿にソロで変身できるなら合体の意味は…とちょっと思う。
画面の横半分を埋めるくらいに幅が大きく、しかも横には一切動かないので、エックスに許された移動範囲は画面の左半分のみとなる。
サーベル攻撃
ヴァジュリーラのサーベルで攻撃してくる。
振った剣から衝撃波が飛び、壁に当たると上下へ拡散する。
基本は地面で待ち受けて、衝撃波をダッシュでくぐり抜けるのが良い。
ただしエックスが使える横幅が小さいので、敵にぶつからないように注意。
エックスが高い位置で待ち構えている場合、飛び上がってサーベルを振ることもある。
ロケットアーム攻撃
飛んできた腕がエックスを捕まえて、壁に叩きつける。
マンダレーラの攻撃パターンと思われ、一度捕まると抜けることは出来ない。
天井に叩きつけた後、Oイナリーと同じ高さまで引き寄せられ、もう片方の腕によるロケットパンチで更に殴られる。
回避は壁に捕まった状態で待ち受け、エアダッシュで腕の上を飛び越えること。
上下への誘導性能がかなり高く、壁登り・降りで回避することはできない。一方左右への誘導はそこまで高くないのが弱点と言える。
一発目を回避出来た場合、二発目は立っているだけで回避可能。
弱点は「レイスプラッシャー」。
体が大きいので簡単に当てられる。
象のような象でないような上半身ボス
ナイトメアポリスを両方倒しているときに現れる代理のボス。
動作等を見るに、廃棄施設でゴミを処分する仕事をしているメカニロイドだろうか。
画面右の壁際に陣取っている。
ダメージを受けてくれるのは、本体の額部分のみ。
鼻もダメージを受けるが、鼻を壊すとこちらが一気に不利になってしまう。
硫酸攻撃
鼻先からエックスめがけて、小さな酸の弾を飛ばしてくる。
スタート地点に当たるように開幕即ぶっ放してくるので当たりやすい。
ロボットアーム
ときおり手を伸ばしてエックスを捕まえにくる。
捕まると敵のボディに当たるよう引き寄せられるが、それだけであまり派手なダメージはない。
その間攻撃ができないことの方がしんどいか。
廃棄攻撃
ボス本体ではないが、画面上にある廃棄口から四角く圧縮されたゴミや、廃棄されたイレギュラーの残骸が降ってくる。
四角いゴミは上から潰されない限りダメージ判定がなく、足場にも出来る。
イレギュラーの残骸は生きていて弾を撃ってくる。しかもエックスを狙ってくるのでかなり厄介。バスターで撃破できるので優先的に倒してしまったほうが楽。
強化攻撃
鼻を壊すと行動パターンが変わり、床が酸の海に変わってしまう。
使っていると一定時間ごとにダメージが発生します。
ただでさえ安全地帯のないボス部屋なのに、いよいよ壁に張り付く以外に逃げ場がなくなる。
とは言えバスターだと、大抵の場合は額を狙っているうちに先に鼻を破壊してしまう。
この攻撃の厄介なところは、上・下・右の3方向を敵に奪われていること。
ボス部屋が狭い戦いの多かったX3だが、こいつも屈指の狭さになる。
厚みのあるチャージバスターだと鼻に判定を食われて額まで届かないので、バスターで戦うなら豆弾の方が良い。
ドップラーステージ2
一転して難易度が下がります。
しぶとい雑魚がちょっと多いくらいで、即死ポイントもほとんどありません。
ただ、このトゲ壁のエリアが難所。
別に難しいことはなく、かたつむりに攻撃を当てると足場に変わるので、こいつ頼りで登っていくだけです。
このかたつむりがまあ足が遅く(かたつむりなので)、一度落ちるとのろのろ動くこいつが上まで行くのを再び待つことになります。
これはロックマンXというスピード感を削ぐ駄目ギミックだと思う。
また、エックスの移動したいラインをザコ敵が邪魔してくることもあるので、かたつむりの足場をバスターで出したらトライアードサンダーでバリアを張りながら移動したい。
このステージには非常に大切な分岐があり、詳しくはゼットセイバーを参照。
中ボス
VAVAを弱点武器で撃破していた場合、ここには小型のヘリのようなボスが登場します。
行動パターンの意味がよくわからないのですが、床にある塗料?を吸い込むとボディの色が変わっていくという不思議な行動を取ります。
それで何がどう変わるかがよくわからない。ただ近づくと接近して体当たりのような行動に切り替わります。
こいつをゼロで倒すとイベントが発生し、エックスがゼロのゼットセイバーを譲り受ける展開が発生します。
ここだけが唯一、ゼロが入れるボス部屋となります。
なおVAVAが生き残っている場合、ここは空き部屋になります。
巨大クラゲ
VAVAを撃破していた場合、ここで巨大なクラゲと戦うことになります。
ボス部屋は水でいっぱいになっており、その水面付近を漂いながら、魚雷などで攻撃してきます。
ただしどれも威力が低く、攻撃パターンもささやかなので、バスターでも簡単に撃破可能。
はっきり言って中ボスレベル。
ゼットセイバーを手に入れている場合は、それを2回くらい当てれば終わってしまいます。
練習台と思ってたたっ斬りましょう。
VAVA
VAVAにとどめを刺していない場合、巨大クラゲの部屋も空き部屋になり、更に次に進んだ先でVAVAとの戦闘になります。
こいつを序盤倒しそこねただけでゼットセイバーは手に入らなくなってしまいます。きちんと殺しておきたい。
何これ
肩から射出した壁?を自分でぶち抜きながら攻撃。
よくわからないんだけど、この中にエックスを閉じ込める想定なんだろうか。
先端に当たるとダメージを受けるが、壁自体にはダメージ判定がなく壁ジャンプも可能。
VAVA戦はとりあえず壁に張り付いて様子見をするので、これが障害になることが中々ない。ボス部屋が広いので、左右に壁のない状態で挟まれると厄介か?
突進攻撃
いつものやつ。壁際に張り付いていると、その位置めがけてアームを突き出して突進してくる。
ただし高さは見ていないのか、壁に張り付いているだけで回避可能です。
ライドアーマーを破壊すると、ようやく本体との戦いになります。
火柱
VAVAステージで戦ったときのパターンに加えて、ジャンプなしで火柱を起こしてくる攻撃も増えます。
この火柱は壁まで展開してくるので、適当なところで壁から飛び降りる必要があります。
ミサイル2
エックスを追う軌道で飛んでくるミサイルに加えて、VAVAを軸に扇状の散弾を飛ばしてくるようになります。
至近距離で撃たれると被弾確定ですが、距離があれば弾の感覚が広がるので回避も簡単になります。やっぱVAVA戦は離れて遠くからチクチク叩くに限る。
ライフゲージが2本もあるのに、というか2本もあるから、というか。
攻撃が非常に見切りやすく、とても素直で戦いやすいボス。
弱点は引き続き「レイスプラッシャー」。
ドップラーステージ3
スタート地点を降りていくと即シャッターで、そこを進んだ先はおなじみのボスラッシュになります。
シリーズでも珍しい、ボスラッシュステージに別途ボスがいるステージです。
ボスラッシュ
特段言うこともない、恒例のボスラッシュ。
ゼットセイバーを取った人は、試し切りに使ってみるといいでしょう。
バスターで倒したボスの弱点を突くのもいいかも。ただX3は見た目に変化が出るようなリアクションがないんですよね。
部屋の真ん中にある端末をバスターで叩くと、何度か回復アイテムを吐き出してくれる。
ある程度叩くと壊れてしまうが、どれかのボスを倒して戻ると復活している。
この端末、ゼットセイバーでたたっ斬ると一回で壊れる代わりに残機アップを吐くという仕様があります。
ドップラー
満を持して登場した今回の黒幕ドップラーだが、正直とても弱い。
ノーダメージクリアも現実的な範囲というレベル。実質イベントバトルです。彼はあくまで研究者レプリロイドだから、ということでしょうか。
彼の部下だったナイトメアポリスと比べても明確に弱いので、多分そういう演出かと。
光弾
バチバチエフェクトの付いた黄色い光弾を撃ってくる。
一応エックスを狙ってくるが、軌道は直線で弾速が遅く、見てから回避余裕。
ヴァジュリーラの追尾弾の方がよほど厄介と言える。
回復バリア
緑のもじゃもじゃを前面に展開。
このとき攻撃を加えると、ダメージが与えられない上にライフを回復される、という珍しいギミックを持っています。
初めて戦ったときは回復の条件がわからず、ひたすら攻撃しては回復されていました。
理屈がわかっているなら、黙って眺めているだけでOKです。
突進攻撃
エックスの高さめがけて、前面に炎を纏って突進を仕掛けてくる。
軌道自体はヴァジュリーラと同じなのだが、これも単純に遅く、余裕で回避ができる。
前面はバスターを弾くので、避けた後背後から撃つか着地を狙うと良い。
撃破すると会話イベントが始まり、本作がどういう事件だったのかがここで判明する。
シグマステージ
ちょっと倒しづらい雑魚が並ぶという、サブタンク稼ぎをさせてくれたX1・過去のステージに再訪するというギミックがあったX2と比べて少しいやらしいシグマステージ。
ゼロが無事な場合、道中で会話イベントが発生する。
シグマ戦1
個人的にシリーズ最強のシグマ。
基本は壁際におり、一通り攻撃をすると画面中央からエックスを狙った攻撃、反対側の壁に着地して再度攻撃…を繰り返す。
火炎弾
6連続で撃ってくる火炎の弾。
軌道が3種類あり、回避にはパターンを暗記した上での精細な移動が必要。
軌道は下・上・中の1セットを2回となっており、ジャンプ・棒立ち・ダッシュでそれぞれ回避が可能。
ただしセット間の時間がめちゃくちゃ短い上に弾の当たり判定が見た目より大きく、1セット目の3発目を回避するダッシュと、2セット目の1発目を回避するジャンプを綺麗につなぐのが難しい。
ダッシュで回避した正面にシグマが立っているのも厄介ポイント。
コツはダッシュで避けた後に即キーを反対側に入れて、2セット目1発目の回避に取れる時間をちょっとでも稼ぐこと。
このときのシグマは正面に盾を構えているので、バスター攻撃は当てられない。
頭上でスピニングブレードを撃つと帰ってくる軌道で背面から攻撃が当たる。
なお壁からダッシュジャンプでシグマの上の壁に張り付くと完全回避が可能。
これに気付いたのはシグマを倒した後だった…。
ジャンプ攻撃
火炎弾6発2セットを撃ち終わったあとは画面中央へジャンプし、エックスめがけて火炎弾を撃ってくる。
エックスが足元に居る場合は下に向けて撃って床→壁へ這う炎
エックスが左右に逃げた場合は斜めに撃って壁へ這う炎攻撃になります。
一番回避が簡単で、かつシグマが無防備になるタイミング。
足元に撃たれると回避に専念しなければならなくなるので、シグマが飛んだら一旦画面左右端で待機し、斜めに打ち出してから逆サイドへ移動して攻撃すること。
シールド投げ攻撃
ライフが減ってくると、火炎弾の前にシールドを投げる攻撃を追加してくる。
最初は普通のブーメラン軌道だが、ライフがさらに減ると複雑な軌道に変わる。こちらの回避に専念しすぎると、次の火炎弾を避ける態勢を整える時間がなくなってしまう。
全て見切って回避するのは上級者でも難しい。ある程度ダメージを覚悟して、サブタンクに頼ってしまうのが正道だと思う。
シグマ戦2
第一段階を倒すと、ドップラーに作らせた超大型ボディに乗り換えて襲いかかってくる。
ものすごい威圧感だが、ボス部屋の半分を埋める超巨大さゆえに、ボス部屋を左右にゆっくり移動するしかできなくなる。
ただ、それゆえに弱いかと言うとまったくもってそんなことはなく、むしろX3にあるボス戦の窮屈さの極地みたいな戦いになる。
当たり判定があるのは頭のみ。
周囲をアーマーに覆われているので、太いバスターを当てるとアーマーに当たり判定を食われて弾かれてしまうことも多い。
シグマに当たらないようこそこそ回避しながら、装甲の狭い隙間を縫ってバスターを当てていく緻密な作業を求められる。
面への攻撃ができる拡散チャージショットを当てていきたい。
判定の厳しさから、ゼットセイバーがあるからって楽勝出来るとは限らないとてもいい塩梅のラストボスである。
前後移動
攻撃と言えるものかわからないが、シグマが前後に移動するだけ。
ただ当然ぶつかり判定はあるので、浮遊したシグマの足元をダッシュですり抜けることしかエックスには許されない。
攻撃チャンスの一つ。
誘導弾
シグマの行動パターンに関わらず、一定タイミングで吐き続ける丸い誘導弾。
まっすぐ発射されたあと、壁に当たって一回だけ曲がってエックスに向かってくる。
この一回だけ曲がるという仕組みがクセで、発射されたことを目で追いながら、曲がってくるタイミングを見計らわなければいけない。
当然その間シグマは変わらず攻撃し続けてくるので、この攻撃の本質は「気を散らされること」と言える。
ミサイル攻撃
シグマがこちらに背を向けているときのみ、背中のミサイルポッド?から5発くらいのミサイルが高い誘導性で飛んでくる。
このミサイルはランダムで、一発ずつ連打してくるときと、五発まとめて撃ってくるときがある。
一発ずつのときは少しずつ移動して回避、まとめてのときは引きつけてダッシュで回避したいが、誘導弾がそれを邪魔してくる。
どちらも完全回避はかなりの難易度となる。
運次第では絶対ムリかもくらいのシビアな攻撃。
ゲロビーム
シグマがこちらに正面を向けているとき、空いている空間の上か下に向けて、多段ヒット判定の虹色ビームを撃ってくる。
上か下かはエックスの位置を参照している。
下に向けて撃たれたときはシグマへの攻撃が可能になる。
上に向けて撃たれたときは、追加で出てくる誘導弾がゲロビに巻き込まれて即死するので、攻めたいときは下に、追い込まれて余裕がないときは上に誘導したい。
撃破後
ライフを0にしたからといって油断出来ず、最後の悪あがきとして画面下から迫る溶岩に追い立てられ、それから逃げるというアクションパートが最後にやってくる。ロックマンXの最後の試練として「単純なアクション要素」を持ってくるセンスがたまらなく良い。
逃げるには上ダッシュをしっかり使いこなす必要があり、小さな操作ミス一つでこれまでのシグマ戦が水泡に帰す可能性がある(負けるとシグマ戦1からやりなおし)。
溶岩自体はダメージこそあっても即死はないので、ダメージを受けても諦めず登り続けるとライフが尽きる前に逃げ切れることも。
ただし画面真ん中で落ちると、スクロールに飲まれて即死となる。
逃げ切れるか否かは上ダッシュの精度のみが左右する。
これを一回ミスるだけでほぼ終わりなので、シグマ戦でくたびれた指で上ダッシュがきちんと使えるかが鍵。
逃げ切った先ではゼロが無事か否かでストーリー展開が二分される。
個人的にはゼロがいないときの展開の方がドラマチックで好きです。
その他の要素
ハイパーチップ
4種のチップすべての効果を兼ね備えたインチキチップ。
これを身につけるとエックスが金というにはおこがましい黄土色に変身する。
条件は
・ライフアップ
・サブタンク
・各種アーマーパーツ
を揃えた上で、ドップラーステージ1の隠し小部屋にライフ全快の状態で行くこと。
ピンクのカプセルに入るとライト博士がハイパーチップをくれる。
最初からそれを出せ。
最強のチップではあるが、そもそもヘッド・ボディのチップは効果がいまいちでアームは無くても困らない、ということで、手に入れたからといって劇的にプレイが楽になるものではない。
金色が嫌で通常チップのみで済ませるのもアリだと思う。
ゼットセイバー
ゼロが振り回す憧れのビームサーベル。
X4以降は通常武器として並の火力になるが、X3はこのビームサーベル神話の最盛期で、大抵のボスは2回当てれば撃破できる。
手に入れるには
・VAVAを弱点武器で撃破
・ドップラーステージ2の中ボス戦をゼロで倒す
必要がある。
以降はエックスに託され、フルチャージが一段階アップしサーベルを振る攻撃が追加になる。
アームパーツがあるとフルチャージで斬撃を飛ばす攻撃に、アームパーツがない場合は斬撃が飛ばなくなります。
飛ばない代わりにフルチャージの段階が一つ減るため早く撃てるようになり、サーベルを至近で当てる腕がある人はアームパーツを取らないことにメリットが生まれます。
なおこの武器、これまでの波動拳・昇龍拳と異なりパスワードで保存が可能。
これを獲得後のパスワードでゲームを開始した場合、ドップラーステージの1から、しかしゼットセイバーを使える状態でスタートします。
この状態でドップラーステージ1の中ボスに行くと、トゲ天井を阻止してくれるゼロは当然いないため、敵が死んでもなおトゲ天井が落下し続ける。
ボス部屋の右端にコントローラーがあるので、それを自分で破壊しなくてはならないようになる。
凄い凝った差分の作り込みだと思う。
ダッシュバスター
ダッシュ状態で豆弾を撃つとダメージが1から2になる、というX2までの仕様だが、X3ではボス相手にはこのダメージアップ効果が発生しなくなった。
豆弾はどう撃っても1ダメージでしかなくなってしまった。
バスター縛りプレイの難易度が高くなっている。