今週のジャンプ 2015年52号
今週号は月曜が祝日のため土曜発売!
前回の更新から数日しか経ってねえ…。
ワールドトリガーは前号告知なしの休載。
葦原先生のトリオン体はもうベイルアウト寸前だ…。
ハイキュー!!
なんかもうツッキーが主人公すぎる…。
ハイキューは日向以外のチームメイトにも焦点当てるのが上手いよなー。
一時影山・ツッキーのOUTを乗り越えて役者が揃った烏野ですが、
菅原さんとか好きだし、気弱だけど成田くんとか結構かわいいし
もっとチーム内のローテをぐちゃぐちゃ組み合わせて見て欲しい。
しかし話自体は試合クライマックスの巻頭カラーなのに、完全に白鳥沢のエピソードでしたね。
まぁ勝っても負けても白鳥沢は紙面から去るだろうし、ここが最後の出番とも言えるでしょうが。
だからってここに来て相手チームの監督の回想入るとか思わなかったよ!
「バレーは上を向くスポーツだ!」
競技をしてる人にとっては当たり前かもしれませんが、ただの読者的には「なるほどそうか」と思わされる良い発破でした。
立派にコーチしてる孫を見て微笑む鵜飼監督もいいね。
アニメでちょうど投げ飛ばしてるあたりやったしね。
さすがに来週で決着かな?
この試合終わると一段落して少し日常というか、試合の外のエピソード見れたらいいな。
暗殺教室
多分全読者が思っていたことをようやく劇中で指摘してくれて安心した。
殺せんせーが地球を滅ぼす確率は1%以下なんだヤッターー!って喜ぶE組には違和感しかなかったからなー。
E組は殺せんせーを助けたいなら、あの時「その1%をどうにかして0%にしよう」って考えるべきだった。
しかしこのオッサンもこの後「死神に殺された人たちの気持ちも考えたまえよ」とか
もっともらしいことをイヤミに言う感じで、
なんかこの画像の発言も「正しいこと言ってるE組のいうことをわかってくれない大人の意見」扱いされそうで不安。
マスコミの偽悪的な書き方とかで殺せんせーを殺す=悪いことみたいに見せてきてるけど、
このまま本当に殺せんせーを殺すことは悪いことだって論法で行くとかなり興ざめする。
松井先生はその辺のバランス感覚はある人だとネウロ読んで信じてるので、上手いこと話を回して欲しい。
E組が殺せんせーを殺さない方向で行くなら、少なくともE組の外に迷惑かけたら絶対ダメだし、
もっと言うと個人的には「担任の先生を殺す教室」って原点は変えてほしくない。
出来れば
「殺せんせーをE組が殺すことで世界を救って、殺せんせーの教えを胸に卒業する生徒たち。
先生はもういないけれど教わったことは生きている」
みたいな方向で行って欲しい。
渚くんが先生になることで、殺せんせーの教えは更に受け継がれていくだろうしね。
バディストライク
この漫画の何がヤバいって、展開の遅さとキャラの魅力の無さがヤバい。
まず甲子園で最強になるって言ってるのに2話でまだ中学生ってのがヤバい。
この後喧嘩売ったスラッガーと対決して、二人でバッテリーとしてやっていくことを決めて、受験して、高校進学して高校の部活に所属して、部員登場させて、チーム結成してそこがようやくスタートラインだろ。
ヘタしたらそこにたどり着いて打ち切り完結もかなりの確率であり得る。
キャラにしてもピッチャーは変顔するだけであんま能動的に話を動かさないし、
話を動かす側のキャッチャーは傍若無人で周りに失礼なあたりかなりどうでもいいキャラになってて。
どちらも派手に減点するようなポイントではないけど、だからと言って加点するポイントもない。
この味付けの薄さで今の強力な中堅ひしめくジャンプをわたっていける気がしない。
僕のヒーローアカデミア
かっこつけてる新キャラに正論返す手マンで笑った。
そもそもの手マンもそうだったですが、基本的に敵連合に入りたがるヴィランは幼稚に描かれてますね。
USJでの襲撃を検証する警察と教師陣の会話でもその点に触れてましたが。
逆に最初お断りを入れたステインは、善悪は置いといて一本芯の通ったキャラクターになっていました。
一方の雄英は林間学校前の息抜き回。
教師陣がきちんと、生徒側が勝つ方法を残した状態で試験を組み立てていたことや
そもそも林間学校は学ぶ場なんだから成績悪いやつほど連れて行くのは当たり前だろとか、
教師側の描写へのフォローがされています。
まぁ相沢先生とかどう見てもかなり手ぬいて轟・八百万の相手してたしね。
その後学生だけでのお買い物パートとかすごい微笑ましいんだけど、
そんな微笑ましいことしてられるかと早々にやってくる手マンがいやらしい。
こいつ顔面に手つけてないと結構イケメンじゃねえか…。
弔×デクの波が来てしまうのか…!?
ものの歩
ジッポ編は最初の印象こそ悪かったけど、結果として後味のいい成長物語になってくれて良かった。
初めて出来た友達に友達がいて気まずい、ってジッポのシーンがすごいリアルだった…。
なんでこの作者そういう生々しさ上手いの…。
対局のあと、試合の外で決着をつけてそちらでは信歩が勝つ、という構成もいいですね。
主人公の戦績を盛らずに話だけ盛り上げることが出来て、かつジッポ側にはリベンジの機会も今後用意できて。
延長戦が終わって会話するシーンで、ゲームのウィンドウみたいな吹き出しが
いびつながらも普通の吹き出しに変わっていくあたりとか、先週の動画コメントが消えるところtか、
絵的な演出が色々と盛り込まれていますね。
この密度で将棋を通した色んな物語が描けるなら長生きできそう。
しかし期待してた3人で団体戦に出る展開にはならなさそうでちょっと残念。
せっかくいちごパンツ君来たんだから、彼の制服姿見て「なんだ同じ学校じゃん!」ってなって欲しかった。
トリコ
食を取り扱う漫画としては面白い切り口だけど、この例えから食欲を煽られることは一切無いよ…。
今のところ出てるアカシアのフルコース全部まずそうだったし、そこだけでもなんとかして欲しい。
素材集めをさっさと終わらせてくれたのは嬉しいが、アナザの調理にとりかかるというのがこの話のスタートラインなので
そこまでに結局かなり時間がかかってしまっているのがもどかしい。
今週号でようやくそのスタートラインなので、次回は結構楽しみです。
火ノ丸相撲
ユーマさん…個人戦負け描写しか無いとか…。
部長への贖罪意識について、金森主将から触れられるとは思ってなかった。
ここまで来ると、その贖罪の意識を吹っ切った時初めて快勝を得られるって展開でしょう。
その際には部長も良い出番ありそうで楽しみ。
一方で、外人力士の目線から「これがあくまで県予選であること」を指摘させたのも上手い。
これまでの試合の盛り上がりで「これ以上の試合描写ができるのか…?」とまで思ってしまったので、
その外がまだまだ広いってことに触れてくれたのは、この先に安心が持てて良い配慮です。
あと大相撲というとどうしても外国人力士の話には触れないといけませんしね。
そういや「国宝」って国宝言うからには、外人力士には付かない称号なんだろうか。
ブラック・クローバー
合コンのお姉ちゃんもう出ないかなーと思ってたら早々に出てきてくれてめっちゃ良かった…。
子供に囲まれてきゃいきゃいしてるアスタは歳相応な面が見れていいですね。
特に最近はバトルで血まみれになってるとこが多かったし。
合コンのお姉ちゃんに合わせて、まだスポットの当たってない暴牛のメンバーも登場。
なんかアスタと仲良くなれる気がしないですが、今度の急展開でどう転がっていくか楽しみです。
この漫画毎週急展開だよな。
斉木楠雄のΨ難
鳥束は普段クソ生意気なくせに割と斉木のこと慕ってるよね。
高校の超能力持ちメンバーが一同に介してそれぞれの設定を共有したので、
今後この三人だけで話を回す回がきっと来てくれるでしょう。
新しいお約束パターンが出来そうで、また修学旅行のときみたいなとんでも展開に期待。
左門くんはサモナー
新米召喚士時代の左門くんがクソあざとくてズルい…。
この頃はまだ性根が腐ってなさそうですね。
今週はギャグというよりラブコメ回でしたね。
アンリ・マユの迷惑な一途さも可愛かったんだけど、ラスト2ページの左門くんと天使が完成されすぎてた…。
あの「知ってる」のコマは出来ればもうちょい連載が続いたあとで見たかったけど。
なんかこれまでとこれからの二人の関係性の集大成を見せられた気がして、
このまま連載終わっちゃわないかと心配でならないです。
みんなアンケ出せアンケ。
銀魂
久しぶりに銀魂でギャグが見れて安心した。
こういうしょうもない応酬大好き。
ニセコイ
登場したほとんどのキャラの株を下げ尽くしたマリー編もようやく片付きましたね。
マリー編の楽はほとんど主体性ないまま周りに動かされてて、これで主人公かよと思ってましたが、
ついにゴリラへの恋心まで他人に気付かせてもらう始末。
ゴリラは思い悩んでようやく自分の恋心に気付いたのになあ。
あの恋心を自覚した回のゴリラは本当にゴリラかってくらい可愛くて今後に期待させたんだけど、
正直今の楽と恋愛されても応援しにくいしゴリラが勿体無い。
もともと話の上手い作家ではなかったと思うけど、ここまで破綻した話を描く人とも思ってなかったので
マリー編は特に毎週ストレスでした。
じゃあ読むなよって言われそうだけど、最初楽しんでた分一縷の望みに託しちゃうんだよ…。
次あたり私一番のお気に入りであるつぐみが犠牲になりそうで本当不安。
鍵持ちではないんだし、あんま深く掘り下げないで欲しい…。
そういやマリー居なくなったけど鍵の話どうすんだろ。
ということで土曜発売で時間があったので、今週はちょっと長めに感想を書いてみました。
次回はニセコイが4周年で巻頭カラー。
ハーレム系ラブコメって4年も連載しちゃいけないジャンルだと思うんだよ…!