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今から見返す蒼穹のファフナー第1期 #3「迷宮~~しんじつ」


3話の冒頭は新国連の探査機がやってくるところから。
前2回では明らかになっていませんが、竜宮島はフェストゥムからだけでなく、人類からも隠れていることが明かされます。

 

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アルヴィスの会議が学校の職員室で行われるシュールさ。
史彦だけアルヴィスの制服着てるのも一層シュールです。

「今度は島を起こすんですか?」「ブリュンヒルデシステムは~」
という会話から、島のコアである乙姫ちゃんを起こすかどうかという会議内容の様子。

ブリュンヒルデシステムは島のコアを通して島全体のあらゆる機能を統括管理できるシステム。
しかし島のコアである乙姫ちゃんはまだ「生まれて」いません。
妊娠中に同化された母親の母胎から人工子宮であるワルキューレの岩戸で眠っている状態です。

 

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島の子どもたちに「赤紙」を渡していく史彦と千鶴さん。
当然親にとっては子供を死地に送るに等しい命令に困惑も出ます。
結果的に後付けですが、L計画から半年しか経ってないですしね。

 

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一方甲洋の親は大喜び。
こいつらはゆきっぺ同様新国連のスパイで、島の上層部に潜り込む機会を伺っていました。
息子がファフナーのパイロットに召集されたことで、そのチャンスがやってきたと歓喜しています。

 

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ゴウバインを読んでいる息子との会話。
作者の大粒あんこ先生はその実、護のお父さんである小楯保さんその人。
自分の描いた漫画を息子が喜んで読んでいる、という状況にファフナーパイロットへの召集のことを言えない父親。

色々な家庭模様がかいま見えます。

 

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今回召集がかかったのは
剣司、護、咲良、甲洋、真矢、翔子の6人。
後にカノンが加わりますが、島出身の一騎世代のメインキャラ勢揃いですね。

 

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新人パイロットたちの初訓練ですが、誰もまっとうに操縦ができない。
初陣できちんと戦えた一騎はいったいどうなってんだ。

 

すぐに戦力として運用するのは厳しいと判断して、空戦のできるゼクスは置いておいてエルフ用にリンドブルムの実装を進める史彦。
リンドブルムとはファフナーの背中につけて空を飛ぶための装備。
劇場版で咲良が、2期では咲良と芹が使っています。

マークゼクスのように単騎で飛行能力のある機体もあるのですが、ファフナーの軸はパイロットと機体が一体化すること。
リアルで飛んだことのない人間は、自由に空を飛ぶ自分=ファフナーに同調しきれず一体化ができないため、基本的に飛ぶときは「自力で飛ぶ」のではなく「何かに飛ばしてもらう」ことになります。

 

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一騎の前に現れる島のコア。
島のミールは大気になっていますから、大気を通して島を観測していたということですね。
乙姫ちゃんが島民たちの名前や島の状況がわかっていたのはそのためか。

一騎と対面することでブリュンヒルデシステムが起動。
ソロモンがフェストゥムの襲来を予言します。

ソロモンとブリュンヒルデシステムは連動しており、システムが動いたことでソロモンによるフェストゥムの接近感知システムも機能するようになりました。

 

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リンドブルムを装着したエルフ。
どちらかというとエルフを装着したリンドブルムって感じ。どっちが本体やら。

 

フェストゥム迎撃のため空に飛び立って今回は終わり。
たまたま接近していた人類軍の索敵機とも遭遇してしまう可能性が高く、存在を秘匿してきた島にとってはフェストゥム以上に厄介な出来事に。

 

諸々覚えたあとはいいですけど、初見だと聞いたことのある横文字に作品独自の意味が与えられていて、多分すごい理解が難しいと思います。
リンドブルムが飛ぶための装備だって説明もほとんどないし、ソロモンの予言が敵感知システムだってのもわかりにくい。
島を動かすというけど竜宮島が移動島だって説明も出てきません。

2期の序盤は必要な設定を自然に見せてくれるので、2期からの方が入りやすいかもしれんこれ。

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