今週のジャンプ 2016年15号
だいぶ時間が空いてしまいました。
毎週出るのに最近のジャンプはどれも面白くて、感想をまとめて記事にするのが大変です。
今日はたまたま余裕があったので久しぶりに感想です。
左門くんはサモナー
学園モノの王道、勉強会ネタでした。
驕り高ぶって調子こいたカス虫が速攻手のひら返されてしょぼくれる王道パターンが板についてて、もうそれだけで笑う。
あとはクズが速攻悪魔に頼って大失敗のパターンね。
やっぱお約束が面白い日常漫画はそれだけで強いな!
どこかで見たようなパロディも入れつつ、でもパロディを知らなくても問題なく読めるという塩梅が上手ですね。
知らなくても問題ないけど、知ってるとニヤリとできる、という鉄則に忠実。
それにしても24話にして表紙&巻頭カラーって結構すごいことじゃないでしょうか。
客層的にオタクの方向いてそうで、ジャンプで大丈夫かなーって思ってたのですがひと安心ですかねこれは。
今週も面白かったのでちゃんとアンケ入れます。
暗殺教室
ラストの柳沢+死神戦は正直ちょっといまいちでしたが、殺せんせーを殺すくだりからは結構良かった。
まぁああいう横槍抜きで生徒VS先生で決着つけて欲しかったとも思うけどね。
渚くんがつけてた弱点メモを繋ぎあわせて必殺の罠を作るとかそういう感じを期待してた。
今週は札束を前に戸惑う磯貝くんが可愛かった。
駅で誰かと誰かがつないでいた手を離すシーンあったけど、あれ渚くんとカルマじゃねえだろうな…。
茅野は衣装が手のひら覆う長袖なので、成立しないんですよねあのコマの絵。
さて7年後の渚くんがどれだけメス成長してるか、今から最終回が楽しみです。
ブラッククローバー
覚醒しかけたボスキャラをはぐれメタル扱いするこの師弟が面白すぎた。
堂々登場したボス使ってレベル上げして新技覚醒して、そこからさらに経験値稼ぐつもりだよこいつら!
このシリーズ一本でシスコン先輩だけじゃなくて、団長も魅力的に見えるようになってて、相変わらずすごい展開の速さ。
でも速いのに雑さは感じないのがこの漫画のとびきり凄いところだと思う。
この構成力はどこから来たんだ。
加えて、アスタのグリモワールの正体に触れるシーンも出てきました。
剣の名前も知ってましたが、あのグリモワールってアスタの村に普通にあったやつだったような。
もしかしてクローバー王国の建国に関わるような秘密を持ってる連中なんでしょうかね。
僕のヒーローアカデミア
荼毘が言って相澤先生が懸念してたとおり、情報だだ漏れからの生徒拉致という最悪の結末。
かっちゃんが拉致されて素直に敵になるとも思えませんが、ここからどう転ぶかなー。
かっちゃんが死んだり脳無になったりという心配はしてないので、
とりあえずはデクの重症ぶりをなんとかしてあげて欲しい。
腕ズッタズタの上に、今週荼毘の炎も浴びて大火傷してますよアイツ。
まだ高校一年生だぞ!母ちゃん今度こそショック死するぞ!
ものの歩
この漫画は最初微妙だと思ってたライバルが、試合を通して魅力が出てきて良い結末に落ち着く、ということが多い気がする。
十歩くんもそうだったけど、岬さんもそんな感じになってくれました。
最初は美学優先する身勝手な大将って感じだったけど、その分試合で美学と目的が反転してからはすげえ良い。
後輩たちもそんな大将の変化を肯定的に見ていて、部活もの王道の「引退試合で負けて輝く」話になってました。
一方うんこして個室から出てきたあとすぐ、小便中の信歩に平然と話しかける決勝校の大将は肝が座りすぎている…。
あとみなとさんがすげえあざとかった。
2巻のおまけ漫画で乳輪見られるのでみなとさん好きな人は2巻を買おう。
斉木楠雄のΨ難
今週の斉木はめちゃくちゃかっこよかった…。
なんだかんだで友達を助けちゃう、というのは斉木の基本ですが、こんな攻撃的になった斉木は初めて見た気がする。
相手が悪党だから遠慮無くぶっ叩けていいですね。
さすがジャンプビクトリーバーサス最強キャラ。
目良さんの家族問題が片付いたわけですが、貧乏キャラは継続なんですね…。
時々バーサーカーになるの好きなのでこのまま貧乏で居て欲しいな。
ところでギャルの子もう完全に斉木のパートナー枠ですよねアレ。
照橋さんこのままだとマジで負けるぞ!
ワールドトリガー
長らく続いたヒュースの物語がようやく一段落。
陽太郎がヒュースを信じて、ヒュースも陽太郎を信じているのが端々で感じられてとってもいい結末でした。
最後陽太郎にランビリス返してるんですよね。
まだ帰るわけじゃないですからね。帰るときは帰るって言うんだもんね。
そして見開きランビリス起動シーンのかっこよさよ。
大規模侵攻編では迅に翻弄され尽くしたあげくエスクードで挟まれてたヒュースですが、今回は文句なしにかっこ良かった!
というかワートリで一番好きなキャラになりつつある。
やっぱり子供と絆を育む(元)敵キャラというのは美味しすぎる…。
あと個人的なポイントは、画像のシーンの迅さん。
風刃展開してるあたり、このギリッギリのタイミングまで予知は確定していない模様。
ここで手を止めたのは、未来が見えたのか陽太郎とヒュースを信じたのか。
ほんの一つの選択ミスから陽太郎が死んでいたかもしれない場面、未来が見える故の重さを感じさせるシーンでした。
人型ネイバーはすべて撃退、小規模侵攻も完全に終わり、次回からランク戦の模様。
修もチカちゃんも新トリガーを用意してのランク戦で、二人がどう戦えるか楽しみです。
それを見てヒュースもちょっとだけ修を認めてくれたりするといいな。
次号は月曜祝日のため土曜発売。
ちゃんと記事書けたらいいな。