Fate/GO 牛若丸
今日紹介するのは、うちの☆3で一番のお気に入りである牛若丸です。
☆3ということで、いっぱい回せばフレンドポイントの無料ガチャからもたまーに出てきますよ。
自分が初めてちゃんと育てた☆3サーヴァントでもあって、個人的に思い入れの深いキャラクターです。
うちのは聖杯2つあげているので、通常より10レベル高くなっています。
概要
牛若丸、といえば言わずと知れた源義経の幼名ですね。
Fate的に言うと義経リリィ。
義経となるともう史実上のエピソードも空想上のエピソードも山盛りで、ちょっと調べるだけでも派手なエピソードが山ほど出てきます。日本史が苦手な人でも目を引くような話がたくさんあります。
五条大橋の上で戦った武蔵坊弁慶との戦いなんてのは一番有名な話かと思いますが、個人的にWikipedia見て気に入ったのが「平氏追討のため、暴風雨の中船を出して通常3日かかる距離を4時間で詰めて平氏を敗走させた」というもの。
どこまで本当のエピソードなのかわかりませんが、数々の武勇を並べて見てるとそれくらいやってもおかしくないかな…と思えてくるのがすごい。
こうして大量の戦果を上げた割に、兄の頼朝は義経に信頼を置かなかったようで、最後には兄によって朝敵と見なされてしまいます。
戦果こそあげたものの独断専行が多かったことや、戦果を上げすぎたせいで他の武士の仕事を奪ったとか、要は集団の和を乱す人でもあった模様。
その辺の悪い意味でマイペースというか己の道を行くというか、そういう雰囲気はイベントやストーリー7章で垣間見えますね。
出番
イベント「天魔御伽草子 鬼ヶ島」ではメインキャラの一角としてマスターに同行、酒によって暴れ地蔵の首をへし折ったり、ご先祖様に会って恐縮したり、弁慶を痛めつけたりしていました。
イベント特攻も乗ったので当時の牛若丸の火力はそれはもうすごいものだった…。
あとはストーリー7章で、主人公の召喚したものとは別の存在として牛若丸が登場。ある人に召喚されたサーヴァントとして、主人公と一緒に戦ってくれます。
そのおかげか、7章のテレビCMでも登場しています。
兄に受け入れてもらえなかった分の忠誠をマスターに誓う駄犬キャラ。
ただ時折、過去のトラウマなのか、自分が行き過ぎていないかと不安になるところがまた可愛い。
あとはオープニングアニメにも出ています。きわどい格好で跳ね回るもんだから本当きわどい。
目を引くデザインで、かつFGO初出のサーヴァントなのでOPを飾る一角を担えたんでしょうかね。
性能
レアリティは☆3のため、これまで紹介してきた茨木ちゃんやネロとは少し控えめ。
フォウさん込みでHPは10018、ATKは8066です。
☆3としては十分なステータスですが、どうしてもちょっと火力が物足りないところはありますね。
ライダークラスなので、クリティカルスターを集めれば単純な火力自体は簡単に伸ばすことができます。
スキル
牛若丸の大きな特徴の一つとして、スキルが使いやすいというのがあります。
『天狗の兵法[A]』はパーティ全体のNP獲得量をアップ、
『カリスマC+』はパーティ全体の攻撃力をアップ、
『燕の早業[B]』は自身に回避付与+スター発生率アップです。
一番の売りは、どのスキルもいつ発動させても絶対に無駄打ちにならない、というところでしょう。
状況を覆すために必須のスキル、とか特定の誰かと組み合わせて強力!とかそういうスキル構成ではないのですが、その代わりに使い所がない、という状況自体がない。いつ使っても恩恵を得られるわけです。
加えて回避もあるので、敵宝具をやり過ごすことも可能。
さらにスター発生率アップはスキルレベル10で脅威の100%アップ。
まぁ牛若丸はヒット数が少ないのでそれでちょうどいいくらいかもしれませんが。
役どころとしてはサポート半分、戦闘半分というところでしょうか。
自分で戦えるサポート能力持ちが☆3という手軽に手に入るところにいる、というのが牛若丸最大の特徴ですね。
戦闘
カードはQQAAB。
どのカードもヒット数が少なく、Bが1、AとQが2のみ。
上記したとおりだけど、ヒット数がすくないのでせっかくのスター発生率アップがあんまり活きないのがもったいない。
モーションも結構シンプルなので、そのうちバトルキャラとモーションのリニューアル来ないかなと思うけどまぁいきなり☆3には来ないよね…。
遠距離からのBは高く飛び上がって突き刺すモーション。
胸当てがめくれそうで不安になりますが、ぴったり張り付いてます。
近距離だとその場で上段から真っ二つに切る一撃。
Aは縦→横の二連切りで、
Qは横→縦の二連切りです。
遠近問わず同じモーションなので、QQとかAAでつなぐと同じモーションの連続になります。
EXはB・A・Qのモーションを組み合わせたもの。
ここまでいけば全体のヒット数はそれなりなので、『
燕の早業[B]
』を使った牛若丸に素殴りさせるならEXアタックはさせたいところ。
宝具
牛若丸本来の宝具は「遮那王流離譚」という牛若丸(義経)の伝説的エピソードを再現するというものなのですが、FGOは仕様上宝具を一つしか使えないため、その中から「壇ノ浦八艘飛び」が宝具として使用可能です。
船の上を飛び、敵に接近して一撃。
ヒット数は1ですが、本人の騎乗スキルA+とあいまって火力がものすごいことになります。
ちょこっとバフ盛るとあっという間にダメージが10万を超えるという。
☆3ライダーの単体宝具持ちは牛若丸だけなので、それだけでも個性として際立っているのですが、とにかく火力が半端ない。
☆3なので宝具レベルが簡単に上がるのがまたその火力を向上させ、さらに自前のカリスマで火力が向上します。
ストーリーの節目に出てくるボスはライダーで弱点を突ける相手が多く、バフをいっぱい載せた牛若丸なら宝具一発で倒してしまえるレベル。
というわけで牛若丸でした。
「サポートもしつつ自分で殴れるのに宝具威力が☆5も食うレベル」という冷静に考えるとお前のどこが☆3だ、という盛りっぷり。
見た目も華やかで印象的、フラットでクセのない使いやすさ、と初心者におすすめできる有能なサーヴァントですよ。