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THE UNLIMITED-兵部京介- #4「絶対領域 -Children Territory-」

2013/01/29

#4「絶対領域 -Children Territory-」


冒頭から早々にチルドレンが登場!
制服は中学生編のものとなっており、先代アニメ版のOPを口ずさんでいます。
2話ラストでBreak your destinyのイントロが流れたり、当時のファンに結構気を使ってくれています。

今回の話は、チルドレンをはじめとしたバベルがカタストロフィ号を制圧に来るというもの。
原作を読んでいるとわかるのですが、この時点で完全に原作とはパラレル設定になりました。

原作では現在でもカタストロフィ号を知っているのは薫のみ、更に海外で活動していた(3話までの話)パンドラが日本に帰国してくるのは、皆本が日本でお見合いをするエピソードの最中突然に、という流れ。

カタストロフィ号で普通に日本凱旋を果たしたこのエピソードで、此処から先は原作とはパラレルと認識した方が良さそうです。
あるいは、この先未来が変わって原作に合流するんでしょうか?


ということでザ・チルドレンの紹介。メイン主人公の明石薫はレベル7のサイコキノ。

日本どころか世界でも屈指の念動力を駆使して戦うパワーファイター。
体に念動力を重ねての近接格闘攻撃が得意で、そのため身体能力も高いです。
幼い頃から何度か兵部と出会っていて、兵部をただの悪人ではないと信じています。


野上葵はレベル7のテレポーター。
今回その特性を存分に発揮していましたが、本作のテレポートは相手に触れなくても使えます。
遠距離から一方的に相手を消し飛ばせる能力、と考えると殺傷力は一番高いかも。

ちなみに壁の中に転送された場合、壁の質量を押しのけて転送されるので、壁と混じりってぐちゃぐちゃになったりはせず、壁に埋まる形になります。


そして最後に三宮紫穂はレベル7のサイコメトラー。
相手の深層まで入り込んでなんでも見抜いたり、
武器や重機も、それに宿った製作者や使用者の思念を読み取って完璧に使いこなします。

唯一、能力そのものに戦闘力が無いため、よく武器を使用しています。手に持っているのはリード線式のスタンガン。
超能力は脳を使うので、電撃を受けると、高レベルエスパーでも簡単に能力不全を起こすのです。
あとは今回使った手榴弾も、原作で紫穂が使用していたものかと。

原作のチルドレンはその能力をフルに活かして、土砂崩れを食い止めて住民を非難させたり、落ちてくる飛行機を受け止めたりと頼もしいのですが、
それが敵として描写されるとすげえ厄介、という原作を見ている人ほど楽しい回でした。


そしてもう一人、死ぬほど厄介な存在が。
蕾不二子はレベル7相当の複合能力者で、兵部の義理の姉です。
つまりこの人も実年齢は80超えてそうなお婆ちゃんなんですね。

キスで他人の精力を奪い取って若さを維持するという悪魔みたいな人ですが、真面目に戦うと兵部が焦るくらい強いです。
能力というよりも、経験値と相手を手球に取る手練手管というんでしょうか。

ただ油断も多く、今回はアンディにその力を封じられてしまいましたが。
あと歳のせいかよく寝てて、肝心なときを寝過ごしたりします。


というわけで明かされたアンディのもう一つの能力。
接触して相手に念波を送り込むことで、相手のESPを一時使用不能にします。

これまで、てっきりアンディはサイボーグかアンドロイドで、体内にECM(超能力無力化装置)を積んでるのかと思ってましたが、これを見るにきちんとそういう超能力として発現しているもののようです。


そしてアンディがチェックしていた、不二子ばーちゃんの資料ですが、
コードネーム「ザ・スリーピング・スノウ・ホワイト」が記載されています。
これは原作でパンドラが帰国した後にばーちゃんに与えられたコードネームのはず。
パンドラに乗り込む前のアンディが見ていたということは、やっぱりパラレル設定で間違いないようです。


ばーちゃんを制圧し、無事カタストロフィ号のコントロールを奪取できたアンディ。
兵部の救いの手についうっかりデレてしまいます。


うわあここはちょっとホモくさくて良いですね…。
兵部はこれまでも、こうやって色んな男を籠絡してきたんですね。


そしてついにアニメでも完全解禁のトリプルブーストが!
頭身が高くてエフェクトが派手なアニメのテイストが、必殺のデルタアタックにばっちりマッチしています。

トリプルブーストとは皆本が開発したブースターを使用した、フルパワーモードで、チルドレン三人の能力を掛けあわせて使用する状態のこと。
普段じゃ到底出せないような出力が出たり、特殊な能力が発現したりします。
指揮官の皆本が許可を出してはじめて使える切り札的存在。


兵部も解禁してやっと互角以上というパワーバランス。
というかレベル7の三人がかりで互角以上の兵部が強すぎるのですが。


原作でもまだ薫に見せていない、カタストロフィ号の飛行能力をアピールして今週はおしまい。
これは複数の超能力者が頑張って浮かせているのです。
空を割って飛んでいったのは、ヒュプノの演出かな。


ばーちゃんは来週も出る模様。しばらくバベル軸の活動になるのかな?
テイスト的にはむしろ、黒い幽霊とか普通の人々相手に戦ってほしいんだけどなー。
でもこのキャラデザのばーちゃんは麗しカッコイイのでまぁこれはこれで嬉しい。

ちなみに葉がアンディに説明していた「クイーン」の話。
兵部が見た未来予知の中では、チルドレン3人がパンドラの幹部として活動していました。
特に薫はクイーンとしてパンドラのリーダーになり、ノーマルたちと戦っていたのです。
その予知を実現させるため、兵部は暗躍しているのです。

ちなみにその予知は皆本とばーちゃんも知っていて、逆にそんな未来にしないために戦っています。

原作では更に第三者が入ってきたりと、未来をかけた戦いは結構壮絶になっています。

中学生編の薫たちは、その予知の「クイーン」たちと背格好が段々と似てきていて、未来を変えるまでのタイムリミットが迫ってきていることを示してもいます。
原作ではその辺しっかりと筋の通ったテーマで話が繋がってますので、
このアニメで興味を持たれた方はぜひ読んでみてください(ステマ)。


ちなみに今回登場した兵部くんマスコット。
実はこれ過去に原作の初回限定盤に付属したストラップなのです。


あんま綺麗に撮れませんでしたが、こんな感じ。
色合いこそ違うものの、ポーズやデフォルメの具合は完全に一緒。
これを持っていればカタストロフィ号に乗れるかも?

ということで4話でした。
OPが日本語バージョンに、EDが可憐GUY’sのものに変わっていましたね。
可憐GUY’sは日本サイドとパンドラサイドで歌うのかな?

そういえばOPのタイトルロゴが出るシーン、
色合いが青から赤に変わっていましたが、あれも何か意図があるんでしょうか。

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