今週のジャンプ 2023年4・5合併号
ONE PIECE
ここめっちゃ笑った…ナミさん子供を実験体にしたことめちゃくちゃ憎んでるな…。
悪魔の実の能力の量産の話が出てきて、いよいよ物語のクライマックス感が出てきたなあ。
これまでの作品世界の前提をひっくり返し始めてて、もう終盤だから世界観の見え方が変わっても大丈夫、って雰囲気がある。
せっかくのルッチ戦は、ギア5の悪いところが出てていまいち盛り上がらないのもったいない…。
REDのギア5は、本当決めの一発を打ち込むための最強フォームって感じがしてカッコよかったんだけどなあ。
周りが真剣にやってるときにふざけるのはちょっと違うと思うんだけど、黄猿が来たことで場の真剣度が変わるかな。
SAKAMOTO DAYS
南雲が急にとんでもない切れ味を出してきてビックリした…普段コミカルな奴が急に態度変えるのめちゃくちゃいい…。
殺し屋って家業がメインだけに、ユルいだけじゃなく要所でこういう顔を見せてくれるのは本当大事だなあ。やっぱこの漫画だと南雲が一番好きだわ。
しばらく話が京都だったけど、ようやく話が坂本さんに戻ってきたぞ。
映画監督はいい加減倒されて欲しい奴だったので、気持ちよく決めて欲しい。
呪術廻戦
めちゃくちゃ染みる一話だった…。
まさかお兄ちゃんが内心でこんなことを考えていたとはな…それにしてもそのバーは何処なの…。
本当に好きなキャラだけに、ここで死ななくて良かったという気持ちと、そのために超重要戦力が死んでしまった衝撃がデカい…。
IFでいいから、人の命を奪った兄弟が、人の命を救うために二人で呪霊と戦い続けるビターエンド呪術廻戦が見てえ。
虎杖香織が羂索に体を乗っ取られただけの人だとして、反重力なんて術式が脳に刻まれてるの何者なんだろうな。
というか「術式が最初から脳に刻まれてる」という話が若干飲み込みづらいところがあるんだけど、そうなるように人類の脳を変えた何者かとかがいるんじゃねえだろうな。
「そういう設定」で終わってもおかしくない設定だけど、「何者かがはるか昔に仕込んだ仕様」って雰囲気がちょっとだけあるよね。
宿儺ですら術式を持って生まれてる以上、そんなことがあるとしたら宿儺より昔の話になるけど、呪術の全盛期って古代みたいだしなあ。
夜桜さんちの大作戦
夜桜父戦は片付いたものの、さらなる黒幕には逃げられてしまう。
氷の能力かと思ったけど、太陽が「白」って言ってたし別系統の能力なのかなあ。
今週号最大のポイントは、長男が太陽を「六実の夫」って言ったことですね…いよいよデレたか凶一郎…。
暗号学園のいろは
東洲斎さんと案外気さくな関係が築けていてちょっと楽しい。
パズルは3人目が解いてくれたけど、最後のページで眼鏡置きさんが言ってる「東洲斎の切り札」ってなんだろうな。
もしかして全生徒コールドリーディング眼鏡持ちだったりするんだろうか。そしたら空前絶後の眼鏡フェチ漫画になるぞこれ…。
ウィッチウォッチ
モイちゃん…たった1話でキャラデザが変わって…!
シリアス長くやるの良くない、って漫画の中でも言ってたけど、まさか修行編が1話弱で終わるとは。
その前後にいつも通りのギャグパートを挟んで、味わいを重たくしないのさすがの漫画力だわ…。
20分おしゃべりしてただけで罪悪感抱える残された4人が面白すぎた。
残り火
人類の滅んだ世界で、滅ぼした側の竜と最後の一人が旅をしながら日々を過ごす漫画。
話自体はファンタジー作品としちゃそんな珍しいものじゃなかったけど、画力がヤバすぎる。
あんなに大量に線を引いた竜を描いておいて、絵が見辛くなってないのが恐ろしい。
特にこの左上のコマ、夜の森の中で日に当たるドラゴン、というややこしいものを、スクリーントーンほぼなしで描いてて見やすいのどうかしてる。
最後の2ページで朝日?を浴びてる光景が本当に光が当たっているのがわかるのもマジでスゲエ。
これで新人作家なんだから将来有望だぜ。
アンデッドアンラック
「不変」という言葉のもたらすものがジーナにとって真逆になってるの最高すぎる…。
アンディがジーナを殺して「世界も私も何も変わらなかった」と悔恨とともに語るのが8話。
それが141話に来て2年ちょっと越しに想いが報われる構成凄すぎるだろ…長く連載を続けられた漫画の特権だよなあこれ。
そしてオータム戦が終わった直後にもう次の不可避編が始まるの展開が早すぎるよ!
ボイドさんは前のループで全身スーツだったし、最序盤で最初に死んだ否定者だからあんまり覚えてない…というか、覚えておくほどの情報がなかったんだよなこの人…。
まさか風子が殴り込みにいくとは思わなかったけど、鉄山靠を見るに戦えるだけの戦闘力はあるんだろうか。
HUNTER×HUNTER
カチョウ(念獣)はちゃんと自分が死んで生まれた念獣である自覚があるんだなあ。
死んだ自分を十全に活かすことを考えてたり、突然の恋愛パートにちょっと興奮してたり、この子死んでからのたった1話で急激に可愛げ見せてきたな…。
死んだのがもったいないと言うべきか、死んでるからこそ緊張が解かれたこの可愛げと見るべきか。
一方フウゲツが可愛げを100%失った半死人みたいになってて、マジで容赦がねえ…。
これはカミーラが仕掛けてた呪殺の影響なんだろうか。1層からしばらく離れてたフウゲツはむしろ呪殺の条件を満たしづらくなってそうなんだけど。
今回の連載再開最後の1ページでようやくクラピカが出てくるも、結局ここでまた連載は中断。
この間の目次コメントであった30話分ってのは何だったんだろうな…。
完結まで描く意思はあるし編集部も協力する、とまで言ってるからには、そのうち「次の連載形態」についても発表されるのかなあ。
不定期連載となると、やっぱジャンプ+か?
高校生家族
盤を挟んで向かい合う将棋という競技で、バスの座席を挟んで顔も合わせず口頭で将棋をするというニクくてかつ凄腕ぶりが伝わるこの演出よ!
本格将棋漫画でも盛り上がるような展開を、ギャグ漫画がするっと挟んでくるのマジで面白いな…。
ジャンプ+で連載している将棋漫画バンオウでアマチュアも出られるタイトル戦がメインになってるんだけど、これやがて春香が竜王戦に挑んで5冠と戦う展開絶対来るじゃん…そしてこのバス内で打った手を再現して封じ手から本当の戦いが始まるやつじゃん…。