今週のジャンプ 2023年6・7合併号
ONE PIECE
ゾロとカクの再戦!
シチュエーション的に長いバトルにはならないだろうけど、エニエスロビー編ではゾロ(&名刀鼻嵐)VSカクが一番好きだったので、この対戦カードにはテンションが上がる!
なんとこの二人のバトル、およそ17年ぶりのようです。時間のスケールが他の漫画と違いすぎる。
エッグヘッドで起きるバトルの裏で、キッドはエルバフに到達し、ガープはコビーを助けるため黒ひげを狙う。
エルバフが麦わらの一味(というかウソップ)担当じゃないのも惜しいけど、これガープが黒ひげに殺されて死にそうな気がするな…いい加減老兵なんだよなあ…。
エースの死は海賊が海賊として戦ったものだから、って納得の仕方をルフィはしたけど、ガープが殺されたら話は違うよなあ。
でも爺ちゃんの敵討ち、で黒ひげと戦うのもルフィらしさとは違うか?
SAKAMOTO DAYS
いやもう…圧巻の演出だった…。
坂本さんが映画監督を倒す場面を、講堂を映画館に見立ててそのワンシーンのように見せるという…。
こいつを倒すのにこれ以上はないと思える満点の1話だった…すげーやこの漫画!
個人的に坂本最高峰と思って作品にのめり込むようになった、遊園地でハードボイルドと戦って観覧車でキメた回より上に行ったと思う。
呪術廻戦
ようやく、死滅回游に投入された軍人VS呪術師が始まった!
間に羂索VS天元たちが挟まったので、なんと前フリから約4ヶ月も待ったようです。
そういえば死滅回游は突然術式を付与された元一般人もいるんだよな…ということで、さっさと掴まってしまう人もいれば、プロの軍人を撃退する人たちも。
コサックダンスで銃撃回避してる現役芸人は見なかったことにしよう。
爆発前に蹴飛ばしてスタングレネードを回避する虎杖がカッコイイ!
主人公たちが現代兵器相手に戦えるのかは一番楽しみにしてた要素なので、どういう戦い方になるのか気になりますね。
撃たれてピンピンしてる虎杖が見てえ~。
羂索と裏梅が歩いてるのどこかと思ったけど、これ禪院家の懲罰房か?
ってことは片付けてる死体は真希さんが殺した扇か?
ラックラック
ビルドキングで失敗したしまぶーの新作読み切り。
これがもう…めちゃくちゃ良かった…トリコの読み切りを初めて読んだときみたいなワクワク感だった!
人の運を食らって与える悪運に、武闘派キャラの掲げる武運とか言葉遊びも楽しいし、主人公の属性が「開運」なのが本当に美味しい。
このセンスがあるなら、食でも運でもなくても、なんでも楽しいバトル漫画描けそうだよなしまぶー。なぜビルドキングはあんな感じだったんだ…?
人造人間100
今週はパートナーが人造人間であることを十全に活かした良いエピソードだった。
人の形をしていても、人外の化け物であるからこその話。この漫画、作品のテーマにしたものへの向き合い方が丁寧なんだなあ。
この上で、主人公がキメた覚悟を一切揺らがせないのが良いわ。
覚悟で話が盛り上がるのは、主人公が子供だからこそだなあ。
あやかしトライアングル
アニメ化記念で本誌への帰還読み切り。
ジャンプ+と違ってだいぶお色気控えめになってて、一般誌の制限がよく分かる…金払わないと読めないジャンプより、タダで読めるジャンプ+の方が規制ゆるいのよくわかんねえけど。
ニノ曲センパイ好きなので出番あってよかった!
暗号学園のいろは
今週はいろは君がなんで主人公なのかをハッキリさせる回だったな。
戦争を停めるという目的、暗号のゴールを見極める目、どっちもそれ単体で主役になれるものじゃないけど、周りの才能をあつめて協力させるのに最適な要素だった。
ちょこちょこ見どころのようなものは用意してあったけど、今回のエピソードを以ていろは君がこの漫画の主人公であることがようやく腑に落ちたな。
あと、画像のシーンでただの感じ悪い人たちの集まる場所ではないとわかったのも大きい。
クラスメイトは全員ライバルだけど、仲間でもあるよなあ。
箱庭学園みたいな仲良しでなくてもいいけど、嫌な奴らじゃなくなったのはすごい大きい。
アンデッドアンラック
「不可避」編スタート!
ちゃんと相手に自分を認識してもらうところから始めるの良いよな…風子は前のループで、突然殺されかかったところからユニオン入ったもんな…。
手袋付けてるのは、アンラックでおかしなことにさせないためかな。
今の風子が仲間に触ったら、短い時間でもえげつない不幸が来そうだ。