もう色んなものを組み合わせて画風を調整する
また久しぶりの更新になってしまいました。
まぁ記事を書く時間が取れなかったのもあるんですが、なんと今になってコロナウイルスに感染してしまいまして…ここ一週間くらいはずっと伏せっていました。
良いのか悪いのか、感染したにしては重篤な症状というわけではなく、今のところインフルエンザにかかったときと同じ程度の辛さで済んでいます。
まだ人に移してしまう期間なので外出もできませんが、今はネットスーパーのおかげで飲料も食品もなんとかなる時代。
一人暮らしに優しい環境になってくれたものです。
画風の調整
基本的にAI絵の画風っていうのは、モデルが持つ学習元に左右されるものですが、最近はLoRA自体が強く画風を保持していたりもしますね。
つまり、モデル+複数のLoRAで組み合わせることで、これまでAI絵では出せなかった画風が出せるのではないか…という試み。
今回はのべ7つのモデルを単純マージしたモデルと、画風のデータを持つLoRAを4、5個組み合わせてみました。
ちゃんぽんすぎたのか、同じ画風で安定はあまりしていないんですが…かつてAny3.0に頼りきりだった頃とは画風の幅が見違えます。
こちらは、ちょっとパキッとしたライトノベルの挿絵風のイラストになりました。
床に広がっている資料と、背景が廃墟っぽいので、人やモノを探す系のミステリー風味がありますね。
くたびれたおじさん系の助手がいそう。
普段女の子ばっか出力しているので、少年も出してみました。
普段1 girlとしているところを1 boyにして、childや10yo(10歳なら10 years oldで10yo)などのPromptを追加するだけです。
私は理髪そうなショタが好きなので、本を持っている状態を指定してあります。
最近の異世界ファンタジーにありがちな、前世の記憶を持っている系の雰囲気がありますね。
さらに変わり種で壮年の男性。壮年といっても30台半ばがいいところって感じですが。
シワの具合はもうちょいガチャを繰り返せば良いのが出来たかも。
着物っぽい併せのインナーとベストの組み合わせで、ファンタジー系エセ和風ぽさがいい味出してます。
まだ若い当主に代わって事務仕事を取り仕切る、商会のベテラン事務方って感じ。
最近はPhotoshopでも生成できるようになったり、MicrosoftのBingがAIに参入したりと、環境自体は広がってきているAI。
広がれば広がる分だけ進化も加速しそうですし、今苦労している安定した手の生成や、より細かく要望に沿った絵の生成も、そのうちあっという間に出来てしまう時代がくるかもしれませんね。
…ランダム性がなくなると、面白みも薄れてしまう気がしますが。