新着記事

その他の ジャンプ感想の記事

今週のジャンプ 2023年18号

2023/11/06

オイオイオイ半年ぶりのジャンプ感想だわ。

実際マジで半年分くらいはジャンプを溜め込んでいまして(理由は自分でもわからん)。
先日ようやく、2日くらいかけてまとめて読んだのでジャンプ熱が高まっているうちに感想を残しておこうと思った次第です。

ちなみにイマイチだと思ってた下位連載陣があらかた終わって、更にキルアオはじめとした新連載にアタリが多かったため、今はジャンプへの熱量は高く維持できています。

マッシュル


アニメが始まる週の巻頭カラーが、特に存在感のなかった師匠のオマケキャラを掘り下げる回って、マジでどんな判断で構成組んでるんだろう。
キャラクターとしても、オチョアのやってることは大体は田楽マンで見たので、正直こいつがどうなってもどうでもいいというか…。

シーンの合間でドットとランスが頑張ってる2コマだけは良かった。
というかマジでこいつらの見せ場にページ割いてくれよ!読者はマッシュとこいつらを応援して150話読んできたんだからよ!

アンデッドアンラック


ディスクを巡る戦争編は、ビリ―にテラーにクリードまで加わった否定者オールスターで死者ゼロの完結!

「仲間なんでしょ?」とか「伊達に死線くぐってないからね。おじさんに任せなさい!」とか、多少若い分ビリ―の言い回しが少し軽いのが良いですね。
このループじゃ、アンダー結成して仲間たちの命を自分で背負う必要もないし、大切にしてたユニオンを裏切って「不公平」に使う必要もないもんね。

リメンバーは手に入れたけど、各ループで1回しか使えないために当面出番はなし。
風子にとっては、もうずっと会っていないアンディを思わせるアイテム。目に涙も浮かぶというもの。

次回からは宇宙を舞台にフィル編!
前のループでもほとんど交流がなかった(交流のしようがなかった)キャラなので、今の100ループ編がなかったら良くわからんキャラってまま終わってしまってたんだよなあ。
ここまでたどり着けていることに感動する…応援しててよかった…。

呪術廻戦


何なんだよこの時間!

津美紀自身はともかく、万は正直急に出てきたキャラなのでそこまで興味がわかないんだよな…。
だからこそ、本編自体は「宿儺が十種の影法術を使ったら」にページを割いているんだろうけど。

影の式神が死んだらそいつはもう呼べない、って設定が出てきたときは結構ビックリしたんだけど、だからこそ形を固定しないって宿儺の解釈は中々面白かった。
ジャンプSQのダークギャザリングでやってる、無限ダメージ肩代わり人形みたいな。

まぁ形を固定してたとして、宿儺が呼んだ式神を破壊できる呪術師なんて世界に何人居るんだ、って感じはするけどな!

SAKAMOTO DAYS


普段どういうこと考えてたら、こんなアクションシーンを週に2、3本も入れ込んで週刊連載できるんだろうな…。
坂本はちょくちょく、話自体は全く進んでねえなって回があるんだけど、このレベルでアクション見せられると特に不満もわかないんだよね。

逃げ上手の若君


時代には稀有な命の使い方だったのだろうなあ。

この弟に託して壺の中で息絶える、というエピソードというか光景になんか見覚えがあって、なるほどうーっすらとしか記憶にないけど、これ三浦時明の話だったんだ、と思ってWikipedia見たら4行しか記載がない上に壺の中で亡くなった話も特になかった。
誰か知っている人いたら教えてくれ…私は何を見たんだ…。

あかね噺


復讐から始まった割に、凄い順著な噺家ルート辿ってるよねあかね。
まぁ苦戦ばっかりでも多分面白くならないだろうけど…。

ふにゃっとした顔のおじさんが爆笑を取ってるのも結構衝撃ではあるんだけど、最後に登場した通り、顔が良かったり因縁があるライバルキャラが目の前に居たほうが絶対嬉しいんだよな。

そういう意味でからしとひかるはもっと出番多くあってほしい。
あかねじゃなくてこいつらメインのエピソードがあってもいいくらいだ。

フォローミー、ゴースト


承認欲求からくる怨念をインスタ映えで祓うユニークな悪霊祓い漫画。
コンセプトは新鮮だけど、話のあらすじはインフルエンサーが女子高生と一緒に写真を撮った時点で、あらかた読めちゃったな。

ジャンプを何年も読んできたからだと思うんだけど、予定調和のストーリーを単体で見ても特に楽しく思えないんだよな。
よほどの画力でぶん殴るか、あるいは予測のつかない設定か展開で驚かせて欲しい。

頭にお札つけてる美女って主人公はアイコニックで良かった。
実は背低いのもギャップあってかわいい。

僕のヒーローアカデミア


他人をバンバン切り捨てていったAFOだからこそ起きる歪み。
ギガントマキア自身は敵だったのもあって割りとどうでもいいが、AFOとマキアの戦いに加われてる常闇くんヤバくね?お前がA組ナンバーワンなのでは…。

最終決戦を世界の選ばれし数人しか知らない、って構図も好きなんだけど、報道が動いて世界に伝える展開も燃える。
んだけど、負けたら絶望の拡散でしかないんだよな。
今のラストバトル始まって以降、ヒーロー側は苦戦続きというか、有利だったのにちゃぶ台ひっくり返されてばっかりなので、もうちょっと遅れてきてくれ!

一ノ瀬家の大罪


眠る息子の横で、独り相撲する父親と母親。
不幸がきっかけで意思疎通ができるようになるというのは、皮肉だけどよく聞く話でもある…。

当の翼は夢の中で呑気して、父親も母親もいない世界で笑ってるんだけど。
これ、夢の中から消したから、現実の両親は夢の中に入れなくなったんだなあ。

ウィッチウォッチ


そういえばスケダンの頃から、たまにちょっとだけ色気あるギャグをやることがあったな…。
こりゃあ可愛いぞと思ったフランちゃんが速攻でそういうイベントやってくれるのありがてえ。

そしてギャグだけじゃなくて、ミハルと手を繋げるって点でも存在意義を持たせてくるのがさすがだ。
あとフラン拳で飛ぶくだり、スケダンの元気出してバズーカ回を思い出したわ。セルフパロディかしら。

アオのハコ


千夏先輩の過去のわだかまりは無事解消され、ちゃんとその機会を作ったのが大喜くんってとこまで伝わって一安心。

同時に「思ってることは言わないと伝わらない」というくだりまで含めて、告白の前フリとしては完璧な下積みが完了している…。
更に世間はクリスマス。

各々の部活で集まりがあっても、自宅が一緒という一点ですれ違い展開は来ない安心感が頼もしい漫画だ。

僕とロボコ


こういう展開何度も見たわ!
でも最後の数コマで良い話に切り替える手腕よ…。

暗号学園のいろは


「学級委員」だと別に誰でも良いけど、軍人学校で「自分たちの上官」だと思うと物語のシビア度がぐっと上がりますね。
仲のいいキャラがまだ少ないからこそ、投票してくれた5人の好感度があがるよね。

逆に全員に対して親切丁寧な要塞村さんは、これを投票する側になったら誰の票を外したんだろう。
やっぱ素直に、実力順でいろはなのかな。
実力を認めないことこそ不正、とも徐さんが言ってるしね…。

目線入ってた匿名希望は、それも眼鏡兵器なんかい!と思ったがまぁそれしかないとも言えるか…。

ブラッククローバー


ユノのスペックが高すぎる…。

そして全員が全員アスタに影響受けたわけではないだろうけど
「この魔法のお陰で戦って死ねる!」
って言いながら最前線に向かう魔法騎士たちはもう覚悟決まりすぎだろ…。

夜桜さんちの大作戦


期待はしてたけど、子どもができたからこそ、それを守るために太陽がカッコよくキメてくれるんだろうなと思ってた。
キメてくれた。

本当立派になったな太陽…。でも家出と手配書公開のタイミングが被るのはさすがに想定できないと思うよ…。

イチゴーキ!操縦中


やっぱりくどいんだよなこの漫画…個人的にロボ子と足して2で割るくらいでちょうどいいと思うんだけど。
学校を卒業したあたりで、なんとなく終わる気配が濃くなってきたけど、バンバン時間飛ばすあたりもう確定的だったんだろうな。

ちゃんと描いたら可愛いんだから、ミサオをトラブルメーカーだけじゃなくてヒロインとしても引き立てて欲しい…。
そういう意味じゃ、この号のチャイナドレスで中華まん食ってるミサオは可愛かったな。

人造人間100


自分の肉体そのものをエサにする(のと精神性)しか武器のないあしび君が好きだったんだけど、こういう異能力が出てきてしまった…。

読み切りだと賄えた作品内の情報量が、連載だと不足してしまうゆえの追加要素だと思うんだけど、大抵の漫画がこういうことをすると持ち味を失ってしまうんだよな…。
個人的には、あしび君よりも100号を追加改造する方向で強化すればいいのに、と思っている。

ギンカとリューナ


ギンカの過去を1話でまとめちゃって、明確に話を畳みに来ている…。
キャラとしての掘り下げが無さすぎて好きになれなかったギンカなので、やるならいっそ2話くらいでこういう話をしておいて欲しかった。

大東京鬼嫁伝


ここ最近の展開でわかってたけど、打ち切られてしまった。

ただの読者にも死因は明らかな打ち切りだった。
…なんで主人公も愛火も掘り下げないまま、新キャラ毎週出し続けてたんだよ!!

初期の夜桜もそうだったけど、なんで主人公とヒロインの掘り下げ後回しにするんだ!?
読者はもちろんだけど、作者としてもそこが一番描きたい所じゃねえの!?

けろるはまぁ良いけど、猫も狸も主人公たちを後回しにしてまで素早く出すほどのキャラじゃなかったと思う。
そいつらの割を食って、人間の家族もモブみたいな存在感しかなかったし。

血の繋がらない家族と鬼の女の子による擬似家族ネタを期待してたんだけどなあ。
タイトルにある大東京も、大して東京を活かしたエピソードがないまま終わってしまった。


あと多分だけど、この号から電子版ジャンプの解像度が上がってて、画面が綺麗に見れるようになったのもありがてえ。
吹き出しの中のルビとか、見えやすくなった気がする。
スポンサードリンク

次の記事へ

コメントをどうぞ

名前の入力はしなくても大丈夫です(匿名表記になります。)