やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 3巻限定版特典
なんか、今更になってもまだ本屋に置いてあったので買ってきました。
初版2011年末だよゲーマーズすごい。
さて、アニメよりずっと前に制作されたドラマCD版ですが、キャストはアニメと全く同じ(というかアニメがこのドラマCDと同じ)です。
なんでも原作者自らキャスティングしたそうで、さいちゃんに小松未可子を当てたそのセンスを私は称賛したい。
ヒーローマンいいよね…。
ぼやきの多いヒッキーに江口拓也、冷感系毒舌美人な雪ノ下に早見沙織、言わずもがなの東山奈央、一番鬱陶しい材木座に檜山修之など。
このキャスト陣の安定感というか、イメージぴったり感はやはり原作者キャスティングゆえか。
さて、CDの内容は通常版の巻末にも収録されている「ぼーなすとらっく」と同様、由比ヶ浜の誕生日を祝う話です。
というか順番が逆で、CDの文字起こし版がぼーなすとらっく。
書き起こしの際にはヒッキーの独白を中心に、結構情報量が増えてましたね。
あとは由比ヶ浜、雪ノ下の二人が歌うキャラソンですね。
バースデーを祝う歌で、割とかっこいい系の歌です。
こればっかりは聞いてくれとしか言えないですが。
包装を開けると由比ヶ浜の尻とキャスト表が。
イラストは3巻の口絵にあるものと一緒ですね。
開くと、CDと歌詞カード。
CDレーベルは限定版表紙のイラストですね。
ドラマCDの中身はまぁ、3巻を読んだ人なら通常版を買った人も知っているでしょう。
先述のとおり、メインキャラのみんなで集まって、カラオケボックスで由比ヶ浜の誕生日を祝う話です。
ヒッキーが会話の流れで誤魔化して由比ヶ浜のことを名前で読んだり、雪ノ下がヒッキーのこと小さい声で褒めたり、この作品にしては珍しく本当に青春ラブコメしています。
そして何より戸塚がかわいい。
こちら結構しっかり中身の詰まったドラマCDになっていまして、キャラソン含めてなんと合計1時間以上の結構長尺なドラマCDです。
単行本の特典としてはかなりきちんと作りこんである印象です。
驚くのは、キャスト陣の演じ方が今のアニメとほとんど変わらないところですかね。
すごい安定感。
由比ヶ浜の声がアニメよりちょっとふわふわしてて、頭悪そうでビッチっぽいなーって感じはします。むしろ妙技。
ビッチ言うなし。
あとは、アニメでカットされがちなパロディネタがしっかり入ってるところですかね。
「セロリが好きだったり多くを求めたりなっちゃうよな」とか
平塚先生の「衝撃のファーストブリッドォー!」とか
材木座の「ディバイディングッドライバーーーー!」とか。
よく音源化できたなこれ特に最初の。
さて、全体的に賑やかで皆がわいわいやる話なだけあって、聞いていてすごい楽なのがこのCD最大の特徴でしょうか。
アニメのコメディパートだけずっと楽しんでいられるような、そんな感じ。
ストーリー性の高い話だと、どうしても1回聞いたらそれ以降の楽しさが減衰しちゃうしね。
聞きながら、賑やかなその空間に浸れる感じがとても良いです。
会話劇だけあってテンポいいしね。
あとはやっぱりさいちゃんが可愛いんですよね…。
もう、本当最高のキャスティングに最高の芝居に最高のセリフだよありがとうございました。