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今週のジャンプ感想 2017年35号

2017/08/01


ぼやぼやしているとあっという間に時間が過ぎていく…。
先週のジャンプ感想書けなかったよ…。

ハイキュー!!


これは惚れる。

田中の頑なすぎてちょっと愚かなくらいの一途さは、周りから見ると肯定し難いものがありますね。
だって田中が潔子さん落とすのは絶対無理だもん…。
縁の下の「清水先輩が本気でやめてって言ったらやめて旅とかに出る」がリアルに想像できて笑った。
田中はそういうことする。
帰ってきたら髪が伸びてる。

恋に関してはいい方向に進むかまだわからない田中の一途さは、しかし試合においては強固な持ち味となる。
単行本11巻くらいの頃、梟谷との練習試合で木兎が見せた超インナースパイク。
春高予選では使えず、伊達工との練習試合でも決まらなかったそれはいよいよこの全国大会で結実。

折れずにトスを呼ぶ田中も、それを受けてニヤリと笑う影山もかっこいい。
セットを獲得した100点の1点は、姉も木兎も、田中を元気坊主(笑)呼ばわりしていた観客さえ沸き立たせる。

田中のメンタルにちょっと気圧される月島は、兄がへこたれたところを見ていたからでしょうか。
どんな苦境にあっても折れないことの凄さは、月島が一番知っているのかもしれない。

でもここでかのかちゃんに「失恋したかも」って言わせちゃうのがさああああ!
わかるけどさあ!
「かのかちゃんが告白したから」といって潔子さんを諦めてかのかちゃんになびく田中を、かのかちゃんは好きにならないだろうけどさああああ!!!
この二人が幸せになるところを見せてくれよぉおおおおおおお!!!!!

僕のヒーローアカデミア


横道エピソードが終わってようやく本筋に話が戻ってきた。
サー・デク・イレ先という問題児三人を連れて1人神経を削るロック・ロックがご苦労様すぎる…。
ロック・ロックは唯一サーに対して「あんたの失態だ」とかサーを否定してくれるので好き。

本当一発予知してるだけで現状は変わっただろうに…
いや変わらないのか?未来が変えられるのか変えられないのか、未だに判然としない。
過去に変えられたことはないけど変えてみせる、と言っていたサーは、デクとミリオがオバホに遭遇したとき「見ていれば防げた」って言ってるんだよなあ。

その頼もしいロック・ロックもトガちゃんにやられて戦線離脱。
刺された手を施錠して相手の動きを乱す、という戦法が実にプロらしくてカッコイイんだけど、動きを止められた方はトゥワイスの個性で増やしたコピー人形。
やっぱこの世界個性による初見殺しが強すぎる…。

ところでデクが「早く治崎の―――」って言ってるのですが、向かってる先はオバホじゃなくてエリちゃんだったはずでは…。
「サーが予知して確認したエリちゃんの部屋」が目的地だったよね?

Dr.STONE


代替わりが起きるほど昔から生きていたはずの村の中で、現代に通じる知識が現れる。
ルリがただの現代人ということではなさそうだけど、巫女がお話としてかすかに残った現代の知識を繋いでいるのだろうか。

村人の信頼を得つつ司に対抗するため、千空は文明を「鉄」の時代まで進めようとする。
しかし仲間を増やすために鉄が必要なのに、鉄を作るためには仲間が必要だという。
砂鉄集めを手伝ったり情報収集を始めるスイカに対して、千空がストレートに相手を鼓舞する言葉を使うのが超好き。
「砂集めとかチビの方が100億倍有利」とか「名探偵スイカ様ご出動だ!」とか。
言葉遣いは荒いけどこういうところが千空好きだなあ。

HUNTER×HUNTER


各王子の状況はいずれもあまりいい状態ではなく。
カチョウとフウゲツのところとかすげえ切ないドラマになりそうだけど、そういう子らこそ悲惨な死に方をしそうで怖いわ…。
若年層は特に王としてのビジョン持ってるわけじゃないし、勝っても仕方ないんだおよな。
サレサレが意味深なこと言ってるけど、これきっと大した事じゃないよね。
ルズ―ルスはちょっとだけいい感じな側面が見えてきて嬉しい。バショウと普通に仲良くなってタメ口で会話してるのが微笑ましい。

そしてツェリードニヒがテータちゃんと仲よさげに喋ってるのがちょっと新鮮で驚いた。
こんな軽口かわせるような関係って、この王子にしてはすげー信頼寄せてるな…。
そういう人をサクッと殺しそうなのがこいつでもあるけど…。

クラピカの方も一気に人が増え、状況は目まぐるしく変わっていく。
ちょっと前まで王妃と王子含めても5人しかいなかったのに、一気に4人も増えたわけで。
それらが味方ではないというクラピカを強烈に縛る状況。

エンペラータイムを終了できないことで寿命が縮むこともそうだけど、ヨークシン編のときはエンペラータイム維持するだけでものすごい消耗して気絶してたんだよねクラピカ。
今この状況で倒れたらビルの負担大きすぎるぞ…。

そしてまさかのクロロ登場。
区画番号が「37564(皆殺し)」なあたり、旅団は全員殺されたんでしょうか。
知らないところでクラピカの本懐が遂げられている気がする。

ただこの状況、王子たちの継承戦にクロロが絡んでくることはあるのだろうか。
旅団もツェリードニヒのお宝が目当てだった気がするけど、今から奪っても仕方ないよね…。

ヒソカへの報復に行かないのかという点が気になるけど、あるいはヒソカも船に乗っているんだろうか…?

移ろう時の中で


読み切り。手塚賞準入選だそうです。
ジャンプの投稿作品にしては珍しく、アクション要素皆無のストーリー漫画。

前に何かの読み切りが掲載されたとき「似たようなバトル漫画ばっかで記憶に残らん」という話を書いた気がしますが、今週の読み切りはそういう意味でとても新鮮だった。

時間が流れ神様の存在が忘れられていく中、祭りを通して神様の存在を呼び寄せ、知らしめ、それが来年、そしてその先へつながっていく。
地味めなタイトルがちゃんとカッコつけでない意味を持っていて、そこもまた良い。

連載に向く話じゃないだろうけど、単行本一冊分くらいのオムニバス的なこういう話をまとめた短期連載があってもいいと思う。

火ノ丸相撲


火ノ丸の送別会は蛍VS火ノ丸から。
この最後の土俵にあって一切変化を用いないのが蛍のカッコイイところだよね。
これまで鍛えてきた変化でなく、憧れの真正面からぶつかる相撲で火ノ丸に向かっていくんだよ!
そしてまさかの鬼車!

部長とユーマが引退し、チヒロがアメリカに行くそうなので、来年のダチ高相撲部は辻と蛍しか残らないんだよね…。
全国優勝した相撲部なんだから新入部員は来るだろうけど、現状のままだと部員二人にマネ二人というおかしな人数比になってしまう。

そしてユーマさんも火ノ丸も、お互い突き押しでぶつかり合う。
ユーマさん進学して大学行くらしいけど、この人本当なんで不良やってたの?

あとチヒロ戦、辻戦、部長戦をやってエピローグで終わり、かな?
完全にダチ高編が終わって大相撲編がはじまってもいいけどね!

青春兵器ナンバーワン


これがこのパロディだなんて言われないと気付かねーよ!

生命の価値への葛藤に苦しむエージの話になるかと一瞬思ったが、なんというかエージはこれを撃っても良かったんじゃないかな…。

シューダン!


はい惚れた!これは惚れたよ!
この試合のあとこの前のようにソウちゃんの部屋に行くけど何故か前回より落ち着かなくてソワソワしちゃうアキラちゃん来るよ!総員衝撃耐性!

ところで渥美くんはロボットか何かなんですかね?

腹ペコのマリー


残念ながら一連のデート回はここで終わりか。
いやもう、今週号も含めて毎週おもしろ甘ったるくて本当良かった。

電車の影でいよいよ当人同士手をつなぐのが本当ね!
マリーの体で手つなぎがこれの前フリだったとはね!

そして何が何やら恥ずかしがりまくるマリーが妙に可愛かった。
この子お姫様キャラのくせに状況の主導権握れたこと滅多にないな…。

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