今週のジャンプ感想 2017年48号
更新がギリギリになってしまった…。
今週号は結構面白い話多かったよね。
ゴーレムハーツ
すげえ味気ない漫画だった。
目新しいものないし、主人公が鬱陶しい。
主人公が善意で頑張るも失敗してばかり、というのをもうちょっと上手く見せることはできなかったんだろうか。
保護者である親父も開き直ってばかりでまず謝るということをしねえし…。
親父は主人公を処分しろと言われているのが、主人公がゴーレムだから言われているのだと思っているみたいだけど、失敗ばっかりのくせに反省しないし勝手に動くから嫌われてるだけだよね…。
主人公・親父と村人たちの構図が、ONE PIECEのドラム島編のチョッパー・ヒルルクそのまんますぎる…。
ここまで丸パクリっぽい構造で編集者は何も言わなかったのか…。
絵はそんな悪くないけど、キャラクターが読者にどう伝わるかを管理できていない感じがするので、もうちょっと話の流れを推敲してほしい。
主人公たちからさんざ被害を被った挙句お手柄一つで肯定するしかなくなった村人かわいそう。
ONE PIECE
やっぱりビッグマムの息子だった…。
バトル自体はようやくルフィが反撃の糸口を掴んでいたけど、予知には穴があるのかな。
「お前の”能力”」って言い方が、見聞色ではなく悪魔の実の能力のことのように見えるけど、予知の一部はモチモチの能力が関係していたりするんだろうか。深読みしすぎ?
ウソップがドレスローザで超長距離を視認していたように、見聞色の中にも更に能力に応じて細分化されるってことかな。
それはそうと「痩せてきた!」「人体ってそうだっけ!?」の流れでめっちゃ笑った。
ナミさんがやってたときもめっちゃ笑ったので今回も笑うしかなかった…。
やっぱこれ六式の生命帰還だよな…。
Dr.STONE
ここにきてルリのキャラに大きなフックが。
まだこの村の人たちがどうやって石化から逃れたのか明らかになってないけど、ルリは直接現代の意識とか記憶を持ってる2000年台の人間なのかな。
昔話をアレンジして危険な動物を教える、っていうのがすごい現代人のやることっぽいんだよな。
フルドライブ
今週ツボったのはここ。
祖父の名前を出してほしくない主人公と、それに応じて「美しくなかった」と発言を取りやめるヒロイン。
試合こそしなかったけど、主人公のキャラクター性がアピールされた回でしたね。
やっぱ主人公ってのは、主体的に作品のテーマに絡むのがいいよなー、と先週号の感想で描きましたが、まさか見開き使って「俺以外全員ぶっ飛ばしたい!!」なんて来るとは思わなかった。
もうこの主人公も、クラブに入る道筋用意してくれるヒロインも大好き。
次号、快勝するか接戦演じるならいける!と思えるけど、迂闊に苦戦したり負けて主人公は井の中の蛙でした展開が来たら打ち切りも覚悟せねばならんな。
次号の展開が今後生き延びれるか否かの分水嶺だ。
僕のヒーローアカデミア
冒頭で子供が事件巻き込まれてるコマ入れておきながら、デクにこのセリフを言わせるのは本当才能だと思う。
目の前の小さな女の子ではないからタケシは救けられなくてもセーフなのか。
というか個性持ったヤクザと真正面から激突しておいて、市民の避難誘導もしてなかったのにびっくりだよ。
玄関まで来てから整列して資料配ってたけど、その時間で出来ること山ほどあっただろ。
あの巨大な玄関マンと戦う想定しておいてなんで市民の避難に考えが至らなかったの。
休載しても話面白くならないし、インターン編は本当さっさと終わらせてくれよ…。
昔応援してた漫画がどんどん破綻していくの結構しんどいぞ。
食戟のソーマ
とても良かった…アルディーニ兄弟好きだ…。
惜しいのは「叡山の料理を自分の料理の演出として取り込んで」皿を構成したことでタクミが勝った、という話だったのに、叡山の料理を取り込んだということがあんま強調されていなかったこと。
なんかチーズの配合がすごい…って話ばっかりで終わってしまった。
どうせ読者に伝わらないチーズの味なんかより、演出としてもわかりやすい方を強調して欲しかったな。
ブラッククローバー
伝わってた…魔法騎士団がアスタの言葉を受けて真に一致団結した瞬間だよ…。
感動してちょっと泣いてしまった。
そして10ページで2試合が終わってびっくりした…この漫画本当割り切って話進めるよな…。
一応勝敗は王撰騎士団の選抜に関係ないって話だったけど、アスタやゾラさんは選ばれるだろうか。
こっちに選ばれることで黒の暴牛から出る、なんてことになってもそれはそれで困るんだけど。
まだメンバーの中で一人か二人、掘り下げ来てない人いるよね。
ぼくたちは勉強ができない
この漫画は●●担当回が来ると、その●●以外が目立つ傾向にある気がする。
ということで文系回なので文乃ちゃんはあまり活躍しなかった…。
でも先生とあすみ先輩のやりとりすげえ可愛かったな…。
二人そろって同じ男のことを彼氏扱いしているのがすげえ…すげえ卑しい…。
それにしても夏場に長袖のパーカー着てカレーラーメン食ってるのはどうなんだまふゆセンセ…。
今週の話のポイントは、まふゆセンセが文乃ちゃんの好きな漫画を把握してたことだよね。
カレー→彼→胃袋をつかめ→カレーで一周して適切なアドバイスが届いたのもシュールすぎてちょっと笑った。
ちょっとずつだけどまふゆセンセが悪い人ではなかったということが認知されているようで、恋とは別軸で進行しているストーリーがあるというのはとても良いね。
特に個人的にセンセが推しキャラだから嬉しい…ってこの漫画登場してる人全員推したくなるキャラだけど…。
次号は表紙&巻頭カラー!
元々センターカラーが多い漫画と思ってはいたけど、これはもう人気も安定してると思っていいよね!
火ノ丸相撲
刃皇の軽口と言うか煽りにどことなく、こう、現実の各界のいろんなものをモチーフにした感じがする!
とはいえこんなおもしろおかしいオッサンだとは思ってなかったよ!
あの時四股一発で天候を変えた貫禄はどこへ行ったんだ!
実際相撲って客層悪いところあるよね…全員でないのはわかってるけど…。
まぁ今回あんな暴言かっ飛ばしたのはその辺とはあんまり関係なさそうだけど。
なんとなく雰囲気的に、本当に相撲で強敵との戦いを待ち望んでて、それが来ないからもう辞める!ってなってるだけな気がする。
となるとこいつを発奮させるのは火ノ丸や天王寺らの役目なわけで。
ただこいつに勝つと=日本最強の力士ということになるよなあ。
まだかなり長い道のりがあると思うんだけど、そこまで描ききってくれるだろうか。
本棚開けておくから単行本は30巻超えても40巻超えてもいいよ。
斉木楠雄のΨ難
久しぶりに卑しい照橋さんが見られて大満足です…。
この卑しさが斉木には筒抜けなのが本当にたまらん…。
いつものメンツが集まってお喋りしてると、斉木も普通に仲良しグループの一人として取り込まれてしまうのがまたたまらなく良い。
2,3人+斉木だと、斉木一人でどっか行っちゃうこともあるんだけど、教室であの人数だとそういうことにもならないしね。
ちなみに表紙の氷漬けになった体育倉庫は劇場版ネタですね。
先日見てきたので、そのうち感想書きます。面白かったですよ。