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Fate/GO パッションリップ

2018/03/02


昨年のFate/EXTRA CCCコラボイベントでの実装以来、一切復刻のなかったパッションリップがついに復刻です。
同時に実装されたメルトリリスは正月復刻や、闇鍋福袋からの入手も運次第で可能ではあったのですが、星4のリップはその機会さえなく、今回が初の復刻です。

空の境界コラボイベントの復刻があって、剣式さんの復刻ガチャをやって、その直後のCCCコラボガチャ「のみ」の復刻というのは。
ここでガチャだけ復刻してしまったことで、CCCコラボイベントの復刻はかなり遠のいた気がしますが…。
まぁ、順序的にはFate/Zeroの復刻イベントが先でしょうしね。

さてリップです。

ステータス


うちのリップは聖杯を2つ入れているので通常よりHP・ATKともに1000くらいアップしています。
レベル80の時点ではHPが10901、ATKが10299です。
星4で両方のステータスが1万を超えているのは、結構な高水準と言えるでしょう。

クラススキルもバステを無効化する退魔力、クリティカル威力がアップする単独行動、スター発生がアップする気配遮断、与ダメに固定値バフがかかる女神の神核と有能なものが揃っています。

アルターエゴ

CCCコラボイベントで実装されたアルターエゴは剣・槍・弓に対してダメージ半減、
騎・術・殺・狂に対して1.5倍という四騎限定のバーサーカーのようなクラス相性を持っています。
その使い勝手自体は、限定ガチャに頼らずともメカエリチャンのおかげで知っている人も多いと思います。

リップはメカエリチャンとの差別化要因として「全体バスター宝具」を持っていまして、これがリップの大きな武器の一つ。

術・殺はクラスの仕様としてダメージに0.9倍の補正が入るのは知られたところかと思います。
それゆえに騎・殺の並ぶ周回クエストでは、術・殺の全体宝具持ちを連れて行っても、クラス相性込みでさえダメージ量が足りず、周回が面倒になる…という状況に陥りがち。
これまで全体宝具バーサーカーを使ってきた人も多いと思いますが、リップはそこに割り込んで「四騎相手に1.5倍」を取りつつ「被ダメージ等倍」を取ることができます。

まず術・殺において全体バスター宝具を持っているサーヴァント自体ものすごい少なく、宝具の需要自体が高いところ。
そこにクラスが混成していても割り込んでいって、1.5倍を取ることができるリップは周回クエストのオールラウンダーとして大活躍が見込めます。

0.9倍される殺・術が出す与ダメ2倍と、1.0倍のアルターエゴが出す与ダメ1.5倍。
さらに殺・術はそもそもATKが低く設定されがちなので、ステータス面でもスペックの高いリップは、更に優位を取ることができます。

未強化の全体宝具なので言ってもダメージはそこそこですが、そこは3枚あるバスターが素殴りでも大活躍してくれます。

スキル

いずれも複合のユニークスキル。
スキル1とスキル3は連携して使うのが前提なので、レベルを上げる際にはチャージターンを揃えておくことを意識すると使い勝手が向上します。

ブレスト・バレー A
ダメージカット500~1000を3回+弱体無効3回を付与するスキル。
リップはスキル3にデメリットとしてスタンが付いているので、予めこちらを使っておくことで、スタンを無効化することが、リップ運用の大前提となります。
さらにスキル2でタゲ寄せも出来ますので、そちらとも連携させることで、盾役としての機能を強化することができます。

被虐体質 A
タゲ寄せ+防御アップ(10%~30%)を1ターン。
スキル1とスキル2を組み合わせることで、敵のダメージを大きく軽減しつつ、仲間をサポートすることができます。
特にバーサーカーがお供に居るときなんかはお勧め。
前述のとおりスキル1はスキル3との連携が前提になっていますが、スキル1は3ターン有効なので、先に先にスキル1と2を使って盾として1ターン仕事しておいて、その後スキル3を発動しても十分間に合います。
スキルの連携を前提にする割に、意外と柔軟に動けるのもリップの魅力の一つです。

トラッシュ&クラッシュ EX
攻撃力アップ(10%~30%)+防御アップ(10%~30%)+無敵貫通+攻撃時に確率で即死判定追加+スタン(デメリット)という山盛りスキル。
リップはスキル2と3で防御バフを二重に重ねられるのですが、これを使う場合はせっかくなので、攻撃バフを活かして宝具を展開したいところ。
即死付与については、効果時間中にリップが攻撃するとき10%の確率で即死の判定が発生する、というもの。
即死の判定が発生してもそれが通るとは限らず、特にサーヴァント相手だとまず通りません。
リップの宝具では倒しきれない中ボス(キメラとか)相手にワンチャン狙うくらいでしょう。
スタンは、前述のとおりスキル1で無効化しましょう。
うっかり先にこちらを発動させてしまうと、スタンが効いてしまうので身動きとれなくなってしまいます。

広範囲に優位を取れるバスターアタッカーがなぜか盾役も兼任できる、というパッションリップのいい子っぷりをもっと知ってほしい。
敵が四騎混成のときリップ・バーサーカー・バーサーカーで行くと頼もしいですよ。

バトル

カード構成はBBBAQ。完全にバーサーカー(あるいはマルタさん)構成。
もはやお馴染みですが、枚数が少ない分A・Qの性能はかなり高いです。なるべくオーバーキルに合わせて使うようにしましょう。

スクショの途中からアーラシュがいなくなっていますが気にしないでください。
事故です。




3枚のバスターはモーションも3種。
遠距離はロケットパンチ、近距離では巨大な爪での横薙ぎの攻撃、そこからもう一枚バスターをつなぐとなんとヒップアタックです。
スーファミで出てたドラゴンボールZの格ゲーで18号がヒップアタックしてたの思い出した。


アーツは両手の爪を交差させての攻撃。
1枚しかない分、これが結構NPを稼いでくれます。


そしてクイック。
この巨大な掌で敵を挟んでばしんばしんとぶっ叩きます。
これがSE、エフェクトともに超爽快。星も結構出してくれるという、ちゃんと有能な珍しいQです。




EXアタックは2回切りつけてから更に手の甲で叩き、最後に飛び上がって両手の爪で切りつけます。
B→A→Q→EXとつなぐと合計13ヒットと、ヒット数はかなり高め。
星出しもそこそこ期待できたりと、カード性能は良い方ではないでしょうか。





宝具『死が二人を別離つとも
多段ヒット型の全体バスター宝具。
飛ばした両手でラッシュをかける技で、バスターながらそこそこ星を出してくれます。
その優位点は前述したとおり。高ダメージを狙いにくい騎・殺相手に威力を発揮してくれます。

さらに追加効果として、パーティ全体のHPをオーバーチャージに応じて、2000~4000回復してくれます。
盾役なのに、自前でHPの回復手段を持っているというのも頼もしいですね。
サポート型でないサーヴァントの持つ回復量としてはかなりスペックが高く、2発目3発目を狙いたいところですが、アーツが1枚しかないため、この効果で長期戦を狙っていくのは正直しんどいでしょう。粘る中で1回発動できれば充分というところ。

まとめ

ということでリップちゃんでした。
火力の不足しがちな術・殺の打点を肩代わりしつつ、盾役までこなす縦横無尽ぶり。
スキルはいずれもうまく噛み合っており、求められた役割を丁寧にこなしてくれます。

高い打点から放たれるB3枚もさることながら、Wave1、2あたりを1ターンで吹き飛ばしてくれる広範囲優位の全体宝具はとても頼もしいです。

そして何と言っても、あの爽快感あふれる攻撃モーションでしょう。
あのずがん、どかん、ばしんばしんというモーションは一度見たら忘れられません。
あの爽快感を味わいたいがために、リップを編成に組み入れてしまうような中毒症状も…。

あと何より胸がでかい。

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