今週のジャンプ 2015年16号
更新が一週遅れてしまった…けどこの号結構面白かったので遅ればせながら感想だけ垂れ流すことにしました。
なにか実験なのか、この号の電子版は「公告・企画ページ付き」「解像度もやたら高い」と豪華版でした。
翌週号はどっちもなかったことになっててガッカリでした。
暗殺教室
正体を表した茅野と殺せんせーの戦闘開始。
ガチで殺せんせーが命を狙われるのも、生徒が一人欠けるかもしれないって展開も過去にありましたが、
その両方が同時にやってきたのは初めて。
みんなが慎重に茅野をとりなそうとするのが真剣味あって良い。
殺せんせー含むE組で積み重ねた絆を感じられて、今週の暗殺教室では派手なバトルよりここのほうが好き。
渚くんも親の呪いが解けて立派なことを言えるようになりました。
やっぱこれクライマックスの入り口だよなあ…あと1年くらいで終わっちゃうんだろうか。
トリコ
小松は本当なんでも知ってるなあ!
いや「裏世界」にまつわるエピソードの伏線というか前フリなんでしょうけど。
わざわざ鉄平が小松の心臓を潰さずに裏世界に残しておいたのは、
ペアの捕獲法が裏世界での捕獲も必要だったからなんでしょうな。
ペア編はもうつまんねーなこれ!と思ってたのが全て伏線と明らかになって、
カカが馬脚あらわしてから一気に面白くなったので全てが明らかになるのが楽しみです。
僕のヒーローアカデミア
オールマイト死亡フラグ立ってませんかね…。
あるいはデクがワンフォアオールの継承者としてサマになってきたってことなんでしょうか。
どのみちオールマイトに残されたヒーローとしての時間はそう長くはなさそう。
轟くんは相変わらずつえーけど、それが痛ましい。
セロハン君はもっと痛ましかった。
食戟のソーマ
やっぱり四宮はあの合宿での食戟を契機に変わったようです。
堂島さんは本当に良い教育者だな!
四宮のソーマへの認めてる感・でもまだまだだな感がとても良いです。
実力で言うならソーマは四宮の足元にもまだ及ばないでしょうが、
あの食戟を経てソーマという料理人の根っこは認めてくれている感じ。
今回は2,3話ですぱっと終わるような感じではないので、
四宮の元でソーマがどう変わっていくかとても楽しみです。
Ultra Battle Satellite
パンチラ祭りでした。
もしそうなったらやだなー、と思っていた「女だから殴れない」展開は全くの杞憂。
まあ先週号で女子のことをなんとも思ってない前フリはありましたが、
それにしたって覚悟決まってからの祭矢くんは本気すぎるぜ!
銀魂
新八も、いつの間にか立派な侍になっていた。
私は新八が大好きでしてね。
全自動ツッコミメガネ置きに留まらない、かつ「人間的な」活躍の具合がとても好みです。
いつも最前線で大活躍はできないけど、時々足を引っ張ることもあるけど、
戦線をくぐり抜けるたびにちょっとずつ強くなってるのが素敵。
だからって夜兎となんとか渡り合えてたときはびっくりしたけどな!
この後天導衆とも戦ってまた強くなっていって欲しい。
そして今回新八の話しかしてねえ。
ブラック・クローバー
ようやく登場したヒロインも魔法使いとしてはポンコツでした。
でもアスタ含め、黒の暴牛にはそんなこと気にする人はいないのでした。
やっと「話を進めるための回」ではなく「キャラを掘り下げる回」が来ましたね。
これまでもストーリーの中で掘り下げはしてたけど、一話まるっと使ってくれるとキャラにも愛着が湧きます。
読み返して気付いたけど、この子スカートめっちゃ短くてしかも生足だ!
ニセコイ
楽にはガッカリだよ!
やっと関係進展すると思ったのによ!
読者はストーリーを読んでるしラブコメの王道も知ってるから、ゴリラか小野寺かでやきもきしてるんだけど、
肝心の楽が小野寺しか見てないので、読んでる側はどうにもスッキリしない感じがする。
これがまず本命エンドのなさそうな鶫やマリーなら安心して読めるんですけどね。
悲しいことに。
赤毛のアチョー!!
今週の読み切り。
愛で人間を強化できる一族とカンフー少年の恋愛の話でした。
過去に読み切りとか書いてたのかわかりませんが、絵が安定感あって良かったです。
キメのアクションシーンもきちんとカッコイイ絵になっていて好感。
ヒロインも可愛かった!
絵がどう見てもサンデー系だと思ってたら、好きな漫画がうしとらにガッシュとあって納得。
火ノ丸相撲
今週は初期の頃からちょっとモヤっとさせられていた、ユーマさんの過去を精算する話。
肝心の大関は結果喜んでくれているし、ユーマさんは大事な戦力でもある。
かといって、苦しんできた大関の2年がなかったことになるわけではない。
こういう不良の更生エピソードは少年漫画ではよくある話なんだけど、
ここまで突っ込んで「更生すりゃいいってもんじゃねえぞ」って言ってくれた漫画は見たことがない。
そうしてきちんと過去してきたことの重みを踏まえた上で前に進む。
本当この漫画よくできてんな!
改造人間ロギィ
ロギィさんの過去がちらっと見えました。
やっぱり改造されてるのは間違いないのね。
過去と髪色が変わっているのは改造の影響なのかしら。
まだ改造がどんな行為か、とかあまりはっきりとは描写されてないんだけど、
どうやら「オリジナル」と呼ばれる素体の肉体をちぎって他人に移植する模様。
…これ明らかにしようにもジャンプじゃ見せられないんじゃ…。
ワールドトリガー
人型ネイバーに比べれば、那須先輩なんてかわいいもんだ!
那須先輩かわいい!
那須隊のモチベーションは、隊を抜ける隊員のために一つでも多く勝ち星を上げること。
三門市はあんな危険地帯なのに、街の人らは平気で暮らしてるよなあと思ってたけど、
やっぱり街を出ようとなる人もいて当たり前。
大規模侵攻のあとにボーダーを辞めたC級が大勢いたという話だけど、
ビビって辞めた以外にも親が街を離れることを決めた人も多そう。
ボーダーのおかげである程度平和を守れているけど、やっぱりここは異世界からの侵略者と戦う最前線なのですね。
さて本命の試合は、ユーマ・村上コウの本命アタッカー二人を切り離しての局地戦×2という構図に。
隊を抜ける茜ちゃんのために頑張ろう!って決意を固めた瞬間にその策をブチ壊しにするオサムが怖い。
怖そうとして狙撃銃で橋を落とすチカちゃんも怖い。
西側に残されたオサム・チカは戦力としてはかなり不安なんだけど、
先の諏訪隊・荒船隊との戦いでやったように三つ巴であることを考えると、
多分今の状況が戦力の分布としてはそれなりに均等なはず。
那須隊は那須先輩のみ、来馬隊は気弱な来馬先輩と狙撃手の太一。
画像のとおり那須先輩のトリオン量はオサムとは比べ物にならないけど、
上手く来馬隊と共闘できれば那須先輩は倒せるかもしれない。
チカちゃんの砲撃は当たれば一撃だろうしね。
一方の対岸ではユーマと村上コウが飛び抜けた実力者のため、
那須隊が二人いてもバランス的には問題なく、
むしろ那須隊という乱数がいることでユーマが上手く漁夫の利を狙えるかもしれない。
みたいなところだろうか。
10の損が生じる前に、4の損程度の段階で判断固めて行動に移せるオサムはとても厄介な司令塔になりつつありますね。
大規模侵攻で一皮剥けたんでしょう。
ということでジャンプ16号でした。
来週号はワートリお休みなのでとてもつらい。