ONE PIECE新シリーズスタート!仲間りょうの読み切りもあって盛り沢山の今週のジャンプ 2018年23号感想
表紙にてなんとONE PIECEが世界会議編を銘打ってきました。
ワノクニは後回しなんだ!?
そしてビビの出番がありそうなのは嬉しいけど、世界会議にレイリーの居場所はねえだろ!?
いや出てくれるなら嬉しいけど!
火ノ丸相撲
さらっと部長の番付が出てきましたね。
蜻蛉切が把握してなかったし火ノ丸より上ってことはないだろうとは思ってたけど。
以前ちらっと登場した時「満を持して待つ」って雰囲気出してたのでちょっと拍子抜けした。
そして横綱は本当さあ。
この人登場するたびになにか面白いことしないといけないノルマでもあるの!!
あんな頑張って童子切が暴いた刃皇の多重人格?ネタを、こんなさらっとギャグにしてくるとか予想できるわけねえよ!!!
火ノ丸は刃皇のハッパを受けて「愛」を語っていたけど、レイナさんが感じていた危うさはここに絡んでくるのだろうか。
あの「死にたがり」と「愛」を両立することができるんだろうかね。
ONE PIECE
ワンピはこういうシリーズとシリーズの合間のエピソードが一番好きかもしれない。
サンジがなんのてらいもなく「ルフィは船長だ」「これじゃ『ウチ』の箔ってもんが」って言ってるの最高。
リュウグウ王国のしらほしとか、新聞読んでるクロコダイルとか、世界会議に向かうDrくれはやビビとか、ドレスローザのヴィオラちゃんとか、もう懐かしい顔がいっぱいで楽しい。
ワンピは長いことやってる分、こういう過去の資産を使うとき本当に輝くんだよな。
そしてそれを楽しむのは初期から読んでた人間の特権だったりするよね。
表紙のレイリーもだけど、シャンクスもなんで世界会議でルフィと会う気なんだろう。
Dr.STONE
結構本気で殺すつもりだったぽくて、本当マグマはさあ!
でもこの後千空が言ってたとおり、科学を捨てて千空売ればマグマとしては万々歳だったんだよな。
村を支配する掟が腕力のみの時代の方がマグマとしては都合良いんだろうし。
村から帰った千空を迎えたのはまさかの誕生日プレゼント。
ちょっともうあさぎりゲンでれでれじゃないか!!こいつ千空のこと好きすぎるだろ!
まさかここに来てずっと前から好きでしたとかさあ!!!
感動的なエピソードだけど、同時にこの天文台がキーになって司帝国との戦闘が有利になったりするんだろうなあ。
舞台に出てきたアイテムは全部多重に活躍するもんなこの漫画。
そういう信頼があるから先への期待も膨らんじゃうよね。
ブラッククローバー
残念ながらまたラフ掲載。
でも絵上手い漫画家のラフ絵って逆に中々見れなくて新鮮だよね。
画像のコマとか、ユノもリヒト様も顔の輪郭から下だけペン入れしてあって、そこで作業分割してあるんだなってわかったり。首から下はGペンで顔と髪はミリペンとかだろうか。
ユノは元々エルフなんじゃなくて、リヒトとテティアの赤子が赤子のまま転生した感じかね。
ユノがクラウス達に向かって「その体はオレの先輩たちのものだ…!」とか、ユノが後輩らしいセリフ吐いたの初めてじゃないだろうか。
感じ悪いキャラではないけど態度が良いキャラでもないので、初めて他者への敬意みたいなものが見えてぐっとユノが好きになった。
そもそもあんまり出番のないライバルキャラではあったんだけど、その上でユノ自身アスタにしか興味ないからな…。
シメの見開き三連打は本当かっこよくて、やっぱジャンプで今一番かっこいいバトル書けるのはこの作者だな!
ぼくたちは勉強ができない
人気投票はまふゆセンセが一位!
まああんな美味しいエピソード連発してもらったらそりゃあ一位になりますわな。
今回は久し振りにまふゆセンセの教師らしい側面が見られて本当に良かった。
最近ダメな人としてのキャラ立てが激しいけど、唯我くんがやっている「人を応援すること」の大変さをセンセが理解してくれていることが本当に嬉しくて、更に今回明確にそれを言葉にしてくれたのが、重ねて本当に嬉しい。
その上で面接の対策として実践的なことまで教えてくれてるのが本当かっこいいんだけど、その良さがチャイナ服越しに強調されるお腹のラインで吹き飛んじゃうのがひどい。
これ読みながら受験生できる今の受験生いいなーと思うんだけど、もう5月だから連載開始時に受験生だった人は受験終わってるんだな…。
リカのじかん
まさかの仲間りょう。
全開で仲間りょうだった…磯兵衛でもそうでなくても、ちゃんと作者のセンスって作品から伝わるものなんだな…。
最後SMALLの薬無くなってたけど、頭デカくなった生徒たちはもとに戻れるんだろうか…。
ジガ-ZIGA-
このグラサンがなんでドヤ顔出来ているのか本当にわからない…。
何ひとつ活躍してないし仕事してないんだけど、なんで偉そうにしてられるんだろう。
閃光波で強力な兵器が作れたとしても人間同士で戦争してる場合じゃないし、兵器を向けるべき怪獣にはその兵器全く効かないんですけど。
まぁ読者に好きになってもらうためのキャラじゃないのはわかるんだけどね。
今後どうせ兵器開発がジガのおかげで進展してジガにも通用する兵器作っちゃうんだろうし。
そういう一通りメインキャラに面倒かける枠なのが確定してるのが嫌というか…もっとこいつの分のページをソッドに割いてくれよ。
この漫画を好きになるかどうかは今98%くらいの割合でソッドにかかってるんだぞ。
コウとソッドのやり取りは、掘り下げが短いこの漫画でもかなり良かったと思う。
おれは生きてちゃいけないって言うコウの表情はすげえ良かった。
ソッドの割り切れない気持ちをコウの側から代弁するとか、この二人のシーンたった2ページなのに本当良かったよ。
これでソッドの兄をやったのは別のジガでしたとかやったら本当どっちらけだからな。
頼むぞ。
僕のヒーローアカデミア
恩赦
裁判できまった刑罰を、特別な恩典によって許し、または軽くすること。内閣が決定し、天皇が認証する。
こういうのは編集がちゃんとチェックして正してあげるべきだろ。
呪術廻戦
素晴らしい。
本当に素晴らしい一話だった。前回のエピソードを受けて、合併号の分待った意義のある一話だった。
連載開始号の感想で期待した「呪いを便利パワーではなく、人が人にかける念として使ってくれそう」という期待に100%応えてくれた。
虎杖を救けた理由もだけど、
「因果応報は全自動ではない」とか
「俺は不平等に人を助ける」とか、
作者がこの作品に明確なテーマを籠めて作っているのがわかるよね。
虎杖は死んでしまったわけだけど、これで本当に死亡なんだろうか。
こういう展開になってみると、2話で虎杖の命の扱い方で一話使ったのも意味を持ってくるなあ。
あのときはもっと他のことにページ割いてくれと思ってたけど、まさかこんな展開を用意してあったとは。
今週もアンケは一位に入れました。
単行本出たら紙の本で買おう。
食戟のソーマ
色々遠回しな表現してるけど、要約すると
「才波先輩だーいすき」
でまとまっちゃうのがひどい。
中村こじらせすぎだろ…。