やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 #1「何故、彼らが奉仕部に来たのか誰も知らない」
待ちに待った俺ガイル2期がはじまりましたね!
制作スタジオやキャラデザからスタッフが入れ替わっていますが、シリーズ構成や音響関連は同じ人です。
おかげでおおまかな雰囲気やテンポの良さは変わらずでした。
BGMも1期のもの使ってたし、キャストの変更も無いしね。
特に間にドラマCDを挟んでるので、演技の雰囲気が変わってて「ん?」とかも無かったです。
オープニング
なんか雰囲気がシャフトっぽい!CG多様オープニングが全部シャフトに見える病。
全員背中合わせに俯いている奉仕部の絵がとても不穏。しかも雪ノ下が去っていくという。
察して振り返る八幡は実に8巻からの展開を彷彿とさせます。
歌っているのは1期と変わらずやなぎなぎ。
1期のも自分で作詞していましたが、2期OPは1期より原作を意識している感があるというか
歪んでいく、理想からそれていく、本物、と原作見ていると察しのつくように、歌詞がわかりやすくなってました。
本編
やっぱ全体的に目が行くのは作画の変わりっぷり。
1期のコメディタッチのキャラデザと比べて情報量が多くなりました。
今回アニメになるエピソードの中身を考えると、シリアス率が高くなるのでこれくらいがいいかもですね。
それにしても作画のクオリティがぐっと上がっていて、原作も1期もヒットした分予算増えたんだろうなあって感じだ。
冒頭は文化祭編のヤマ場から。ライブパートがめっちゃ綺麗な作画で滑らかに動いてて感動した。
そして速攻ハヤハチ来て超テンション上がるわ!
ちなみにライブの歌は1期最終話で歌っていた「Bitter Bitter Sweet」ですね。
1話のストーリーは完全に1期12話から地続きのお話。
一応アバンで文化祭のくだり入れてはいるけど、さすがに1期見てないと状況がわからなさそう。
八幡が自分を悪者にして、葉山にヒーローを演じさせたシーンなのですが、悪者を演じたおかげでクラス中から顰蹙を買っています。
そんな中こっそり味方してくれているガハマさんとさいちゃんがマジ天使。
7巻エピソードの依頼者である戸部は考えが浅いというか、思慮に欠けるというか、ウザいというか。
依頼人より八幡を優先してかばう女子二人がとても頼もしいですね。
文化祭のエピソードで一度すれ違ってからの再結合を果たした奉仕部は、それ以前よりちょっと仲良しになっています。
そしてもう一人、今回の影のキーマンである海老名さん。
たっぷりホモばらまいていきましたが、奉仕部に来た本命は八幡にメッセージを伝えること。
今週一番好きだったシーン。ここの八幡のモノローグめっちゃ好き。
思春期男子の内面を詳らかに語りすぎる…。
葉山の態度に違和感を覚える八幡。
彼の変化に真っ先に八幡が気付くというのがやっぱりハヤハチ来てますね…。
真剣にお祈りするガハマさんに見惚れる八幡。八幡は基本的に女子の横顔に弱い気がする。
本当はガハマさんだけじゃなく、雪ノ下(の喉)に見惚れるシーンもあったんだけど、そのくだりはアニメではカットされてしまいました。
夜に天一行ったシーンですね。
まぁエピソード上大事なのは平塚先生の「ちゃんと見守っているから、安心してまちがえたまえ」の台詞くらいですけど。
ラーメン飲み込む雪ノ下の喉に見とれちゃう八幡見たかったなあ。
二人同伴でホテルに帰ってきて今週のお話は終了。
文化祭を経て、明らかに八幡を意識し始めている雪ノ下が初々しい。
ちなみに部屋でクラスメイトの質問攻めにあって、というのは雪ノ下と八幡が二人で文化祭めぐりしていたせいですね。
孤高の雪ノ下が男子連れて文化祭なんて、クラスメイトからは衝撃的だったのでしょう。
カットされなければ、その影響を見られるシーンが次回あるはず。
エンディング
歌はこちらも1期同様、ヒロイン二人のキャラクターソングでした。
1話に出てこなかった小町やあねのんやいろはす、ルミルミまで居ますね。
9巻のキーマンである折本も登場しています。
八幡が告白して失敗したときの回想シーンで名前だけ出てましたね。
次回予告
小町かわいいかわいい小町。髪がちょっと柔らかそうになってます。
後ろで騒いでいた材木座は、今回カットされた男子3人でUNOをやるシーンですね。
ということで「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」の1話でした。
PVやCMでわかってはいたけど、予想以上にクオリティの高い1話になっていました!
カットが多いのは惜しいところではありますが、その代わり映像としてのテンポが良く、話の派手なヤマ場がなくても退屈せず会話劇や、キャラの心情の流れを追うだけで楽しいです。
まぁラノベアニメは原作のカットは避けようが無いですしね。
というか2話で7巻が終わるとは思ってなかった。
コメディ描写が多い分、ここは飛ばして8,9巻に尺を取ってくれるということでしょうか。
7よりは8と9の方がカットできない大事なシーン多いもんなー。
ここから先、話が複雑になってくるので、上手く再編集して映像化してもらいたいものです。
今週のさいちゃん
今週は油断したシーンの多いさいちゃんでした。
天使ぶりは健在。キャラデザが変わって髪の毛の柔らかさやしとやかさが強調されるようになりました。
1期でも作画崩れとは無縁だったさいちゃんですが、今回もその可愛さは霞むことはありません。
8、9巻と出番はあるしカットもされないであろう大事なシーンなので、今後に期待です。