今週のジャンプ 2018年40号
ハンバーガーの割引チケットがついていたらしいんだけど、電子版にはありませんでした。
そりゃそうだ。
ONE PIECE
毎回何かしらトラブルが起きてて楽しいんだけど、今の所一番気になるのはお菊の正体。
なんというかゾロが基本突き放した態度取ってるんだけど、やっぱこの子男なのかなあ。
とぼけた態度取ってるけどおめえ本当は強いだろ、って言いたいだけの可能性ももちろんあるんだけど、それでも女だったらゾロは多少は守ろうとしてくれる気がする。
あとこれまでガチで巨乳の女性しか描いてこなかった尾田っちが、今更ここで貧乳長身美女なんて属性の女の子を描く気がしないんですよね。
私は貧乳長身美女が一番好みのタイプなので、ワンピースの女の子キャラはぐっとくる子があまりいなくて寂しいのですが、お菊の正体がちゃんと普通の女の子だったら一番好きなキャラになる可能性まであるなあ。
お「菊」で男だったらストレートすぎるだろ!って気もしますけどね!
あとローが大層苦労してそうで可哀想だと思いました。
パンクハザードで子供の覚せい剤依存治してあげてたんだから、ベポの解毒くらいしてあげなよ。
鬼滅の刃
この言葉のセンスだよね。
特に鬼滅は「大義あるボスキャラ」が今の所いないのでこの炭治郎の言葉がものすごく刺さる。
刺さってるのに、自分は知らん顔してるあたりがさらに鬼この野郎って感じですが。
この漫画は格好つけずに真正面から読者の感じているポイントを言語化してくれるよなあ。
火ノ丸相撲
なんか、なんかいいよね。
火ノ丸も応援メンバーも、全員明るい顔してるってだけで嬉しい。
ユーマさんが火ノ丸のメンタルを懸念して細かいところに気を使ってくれるのも嬉しいし、蛍が火ノ丸に変化の見切り方を教えるまでに成長してたのも嬉しい。
「変化に関してはワシよりお前の方がスペシャリストじゃ」と言っていた頃から更に3年経ってるわけだしね。
女の子連れてチャラチャラした雰囲気で登場したときは大丈夫かこいつとちょっと思ったけどね。
さすがにここは勝つだろう、と思っていたけど、立ち会いの大般若の一言とぶちかましが強烈すぎて、一瞬マジかよと焦らされた。
普通ならこの流れで主人公が負けるはずないんだけど、相手がバカだからという理由でその辺の空気を読まずに勝っちゃってもおかしくないかな、と思わされてしまった。
火ノ丸も結構バカな勢いが出てるので、このまま久しぶりにテンション上がるだけ上げる一番を見せて欲しい。
呪術廻戦
その回の表紙よりも前にあの報告文を持ってくるセンスだよね。
ページめくって、あの黒塗りに白抜きの報告書が目に入った段階では、読者はこれが何の漫画の1ページ目なのかわからないんだよね。
そこから淡々と語られる悲惨な状況。読み進めていって始めて、それが何を示しているのか理解させられる。
母ちゃんがただ死んでいるだけでなく、状況の報告から順平が母を大切に思っていることと、無駄だとわかっていても何か、なんとかしようとしたことを淡々と伝えてくるんだよ。
あの1ページが今週のジャンプで何より一番重たかった。
今まで順平と和やかに会話していた真人も、夏油と二人きりの会話では順平に対してひどく辛辣。
人間の感情を魂の代謝、と言い切る呪霊が、そもそも順平の心情の機微を尊重してくれるわけがなかった。
宿儺の指を一本使って、順平と虎杖をかち合わせた目的は「宿儺と虎杖の関係において、宿儺を優位に持っていく」こと。
宿儺の力が欲しい呪霊側(夏油がここに含まれるかはまだ不明)にとって、宿儺を虎杖に管理されている状況は当然不満。
ただ、もう宿儺は虎杖に対して、自分の意志で表に出てこれるだけの「優位な関係」を築いてるんですよね…。
当の虎杖もそれを自覚出来ない状態にさせられているので、宿儺以外の誰もその関係を知る由はないんですけど。
ここまでやって起こした事件が、全部無駄骨ってオチで今のシリーズが終わる可能性さえあるという。
宿儺は虎杖に対して「表に出ているとき人間に危害は加えない」って枷を自分から提案しましたけど、順平が人間じゃなくなる展開の前振りなんですかねこれ…。
アクタージュ
家に押しかけてカレー食って、人の感情荒らした挙げ句自分だけ満足して帰っていったよあの男。
嘘つきは臭わないそうだけど、自分の気付いていなかった感情に気付いた夜凪ちゃんはこれ余計に臭くなったのだろうか。
どちらかというとアキラくんにかかる話で、いずれ本心をさらけ出した「臭い」役者になるって話の前振りなんだろうな。
泊まる許可を貰う前からキャリーケース引っさげてやってくる友達初めて見た。
いいねすごい重たい友情という名の百合展開のにおいがプンプンするぞ。
ちなみにアキラくんと天使ちゃんの距離感とかについては、単行本のおまけイラストでちょこっと覗けるのでみんな単行本を買おう。
ハイキュー!!
VS「傘」を思い出しますね。
小さい日向が大きいブロッカーを相手にしているからこその「上に撃つスパイク」。
合宿編に絡んだ展開やネタはこの先も出てきそうだし、あとで読み返しておこう。
犬岡はMBからWSに転向していた模様。
合宿で出番がなかったのはまだ実践レベルじゃなかったとかかな。
「まだナイスレシーブとは言わないよ」の海さんがまるでお父さんのようで素敵だし、一個前の試合でまさにナイスレシーブした日向と比べてまだ勝ててはいないよ、というメッセージでもありそう。
約束のネバーランド
「クヴィティタラには竜がいて、その目は何でも見通せる」
一体何を暗喩しているんだ…と思っていたら、本当に何でも見通せる不思議パワーの祭壇だったという。
ひどいオチだ。
1話かけてみんなで話し合って決めた遠征も、たった2話で終わって「よし帰ろう!」って、いくらなんでも展開が場当たりすぎないか。
血液ヌル
金未来杯の第二弾。
先週の安い化物語よりは独自性があったけど、全体的に薄味な印象は否めないかなあ。
血液ヌルというタイトルからはすげえ個性を感じたんだけどな。
宇宙人が寄生できる珍しい血液型、ってすげえ味気ないしドラマもないところにタイトル使っちゃった。
バカみたいな隠れ身の術を囮にするとこだけちょっとフフッて笑った。
ああいうお約束ネタあるよね。
僕のヒーローアカデミア
わかるよ…高校生にして隣のクラスの女子に唇を含む全身リップされたんだもんな…。
ブラッククローバー
このコマを見たときからよもやと思っていたけどね…フエ兄復活の見開き二連打のかっこよさよ…。
失った腕を炎の義手に変えて、しかも精霊まで連れて来ちゃったよ…魔法帝が死んでしまった今、下手したらこの国最強はフエ兄なのでは?
アスタ達はいつ王都に着くんだろうと思ってたが、この兄弟見てしまうとむしろ余計な横槍はいらんなって気がするな。
紅葉の棋節
特に盛り上がることもなくすーっと終わっていったな…。
キャラクターの魅力というものが特に感じられなかったんだよなあ。
主人公は基本態度悪いし、ライバルも性格悪かったりクチの悪い奴ばっかりで応援したいキャラが一人もいなかった。
あと男の赤面顔がキモかったのは致命傷だった。ジャンプで男の顔がキモいのは絶対駄目だと思う。
なんだかんだでまず少年が憧れる要素がないと駄目だよねジャンプって。