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今週のジャンプ 2020年11号

2020/02/17


ワンピもハイキューもお休みというものすごい号だった。
でも既存の連載がどれも面白かったので不満はあんまなかったんだぜ。

鬼滅の刃


強化フォームで白くなったと思われた髪が、実は老化による白髪だったと判明するラスボス初めて見た。

縁壱の残した日の呼吸、それを受け継いだ竈門家によって生まれたヒノカミ神楽、珠代さんの毒、炭治郎を育てた育手、柱、刀鍛冶。
全てが積み重なって今戦えている炭治郎と、一人きりの無惨が綺麗に対比になっていますね。

Dr.STONE


思っていたよりアッサリと全員復活してるけど、この漫画のドラマにならないところはさっさと進めるところ好き。
龍水はじめ石化して砕けた連中もそれなりにいそうだけど、修復担当である杠の出番が無かった…。

宝島での大きな寄り道が終わって、話がホワイマンに戻ってきたの超嬉しい。『12800000m、1second』のインパクトよ。
宝島編に不満があったわけじゃないけど、ホワイマンの謎が魅力的すぎたからな。

話が最終章に入ったとのことだけど、ハイキューと並んで一番推してる漫画なので、あとどれくらい続いてくれるのか気になる。
今のジャンプ最終章入ってる漫画多すぎないか。

ぼくたちは勉強ができない


これはもうマジもんのマジでうるかルート確定だよな…?
個別エピソードを各ヒロイン分やるのかと思ったけど、トゥルーエンド直行になるのだろうか。

ちょっと面食らったけど、ニセコイがやってたみたいに、各ヒロインがわざわざ個別に失恋していく展開は見ててストレスあるので、良い話の進め方だとも思う。

マッシュル


相変わらず絵が雑だし、チンピラみたいな魔法使いVS主人公の構図ばっかりなんだけど、校長との面談はこれまでとひと味違ってて、そこまで悪くなかった。
個人的には、絶対勝てない敵と対峙した主人公に、もうちょい感情を見せてほしかったけど。

この何が起きても無表情の主人公を好きになれるかだなあ。愛嬌がなさすぎるのでもうちょい表情見せてほしい。

魔女の守人


いやもう、このコマを見た瞬間総毛立ったね。
こんな浅はかなパクリある?

城壁都市も、状況を楽観視して酒飲んでる衛兵たちも、それに反して戦闘意識高い主人公も、まあパクリというほどではあるまいと思っていたのに。
こんなどストレートに進撃パクってくるとは思いもしなかった。

エレンの仕草を上っ面だけパクったもんだから、両手に剣握って戦う衛兵が戦闘前に出血するレベルで自分の手を齧る、という本当にわけわからんルーティン。
進撃の巨人に憧れた中学生が描いた漫画を清書して掲載したのか?

あまりにひどいパクリだけど、普通なら編集部でストップがかかるだろうし、編集部主導で「進撃っぽい漫画」を描かされてるという可能性もあるんだろうか。
新連載は3話分のネームを新連載会議に通すって言うし、編集長はじめ偉い人たちがこれにOK出したってことだもんな。

チェンソーマン


この漫画は本当さあ。ギャグ漫画じゃないのに一番笑ったのこの漫画だったよ。
本当いい意味で予測ができないというか、予測する意味がなくなるというか。
藤本タツキという才能の輝かしいところが100%詰まった一話だったと思う。

アンデッド・アンラック


この漫画のいいところは、一話の中で毎回話に区切りがついていてテンポよく、かつ進んでいる実感があることだと思う。

毎回必ず何かしらの着地点にたどり着いて、その次へ向かう形でエピソードが積み重ねられている。
特にヒロインの能力にまだ未解明の点があるのが強いなあ。戦いの主導権をアンデッドが担当しているから、アンラックの能力は謎があるまま、それを徐々に解きながらバトルができるんだなあ。
実はめちゃくちゃよく考えられた漫画なのではと思っている。

アクタージュ


夜凪ちゃんのむき出しの感情の使い方に対して、千代子は感情表現の振れ幅で戦うのだろうか?
長年「天使」として活動し続けた、観客の中に積み重ねられた「イメージ」というのは、千代子にはあって、かつデビューしたばかりの夜凪ちゃんは絶対持ち得ないもの。

デスアイランドの同じシーンを見ても、見た人の立場によって評価する点も非難する点も違うのが面白い。
だからこそ、読んだ漫画の感想を書くのも面白いんですよね。

将棋道中膝栗毛


割とユニークな読後感の将棋漫画。
町民の誰もが将棋を打ってる街、みたいなのはちょっとワクワクした。
演出にスゴみがあったので、対局の細かい流れがわからなくても気にならなかったのはすごい。

読後感も結構良かったけど、「ジャンプ漫画」かというと違う気もした。
ジャンプっぽくない漫画全部に言っている気がするけど、かなりアフタヌーンっぽかったと思う。

ZIPMAN


主人公の片割れである弟が消えても何も困らないところに、この漫画の構造的欠陥が表れていると思う。

レイブン無頼


確か以前、金未来杯のエントリー作品として掲載されていた漫画。
人助けバトル漫画ではあったけど、話の軸が居場所のない少年の自立というところに置かれていて、他とはちょっと違う感じが好みの漫画でした。

とは言ってもだいぶ前の掲載だったしすっかり忘れていたんだけど、まさかの「電子版限定」での短期連載。初の試みですね。

話の軸はブレないまま、連載向けにアレンジされつつ読み切り版にあった不満点を解消していて、正直今年入ってからの新連載で一番良かった。
絵はちょっとクセが強いところあるけど、ZIPMAN、マッシュル、魔女と比べると格段に完成度高いと思うんだけどなあ。

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