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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 #6「つつがなく、会議は踊り、されど進まず。」


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件の選挙騒動も一段落し、「元の形」に戻った奉仕部。
選挙にどう対応するか割れていた3人も元に戻り、外野だったさいちゃんからは「いつもどおり」に見える様子。
とっさにさいちゃんラブを叫ぶ八幡も、いつもより反応が遅い。

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「一緒に部活、行こう?」
扉を開く前の深呼吸。
今のガハマさんにとって、雪ノ下と一緒の空間は事前に心の準備が要るものに。
二人を迎える雪ノ下の表情も茫洋としていて、あの強気な目線は陰もない。

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使われていないティーセット。

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慣れ合っているだけの、八幡や雪ノ下が嫌った「欺瞞」に陥った奉仕部。
「本物」からは程遠いその空間は、誰もが居づらいと思っているが、しかし亀裂のきっかけもないまま、ただ続いている。

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そんなパッと見普通そうに見えてどう見てもゆがんでいる奉仕部に空気を読まずやってくるいろはす。
さぁ仕事押し付けようって甘えた声出してくるのがマジあざとい。

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奉仕部へ来た依頼を、八幡は一人で請け負おうとする。
今の雪ノ下に、生徒会の活動を手伝わせるのは酷だから。
それに何より、八幡は「責任」を取らなくてはならない。

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「本当は依頼なんて、無い方がいいのかもしれないわね」
奉仕部の根底を揺るがすひとりごと。
まるでこの部を解散させるための建前のよう。

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いろはすの荷物を持とうと手を差し伸べる八幡。
今度はこっちがあざとい。
いろはすの中では八幡はそんなキャラではないですからね。
ちなみにこのあざとさは小町相手に鍛えられたお兄ちゃんスキル。
それでもちゃんと持ってくれる八幡が優しい。

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「ごめんなさいちょっと一瞬ときめきかけましたが冷静になるとやっぱり無理です」
ちょっとときめいちゃったんだ…。

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さぁこのエピソードの本領とも言える意識高い系生徒会長の玉縄です!

さて、この「意識高い系」という言葉、皆さんわかってると思いますが基本的に蔑称です。
ああいう横文字言葉をちゃんと使いこなしているビジネスマンは「意識高い」人なのでしょうが、
そういう人たちの上っ面だけを真似ているのが「意識高い系」の人。

まぁ高校生というプリミティブな時期にハイセンスなテクニカルタームを耳に入れてしまうと、
そういったハイエンドなスタイルをデフォルトとしてしまいたくなる気持ちもわからなくはないですけどね。
まずは親しいクラスタのメンバーとコンセンサスを取って、
自分たちのアイデンティティをデファクトスタンダード化することにフルコミットすればいいんじゃないですかね。

「のっけから良いパンチ撃ってくんなぁーコイツ…」
全くです。

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折本も再登場。海浜総合高校の生徒だったんですねこの人。
前回あんな別れ方をしたのにシャラッと声かけてくれるのは折本の人徳ね。
顔見て駆け寄ってきてくれるのが距離感掴めない男子の心を奪うわけですよ!

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何気に、ゲストなのにいろはすの隣に座らされている八幡。
端っこの席がいいって八幡をいろはすが引っ張っていった結果だから、これ私の隣に座ってくださいってことだよなー!

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この意識高い系のヘアスタイル!横文字使って同じこと言ってる!
そら八幡もこんな顔になる。
海浜高校よくこんなメンバー生徒会に揃えられたな…。
何も決まってない状態でリスケしてもバッファは取れないんじゃないですかね…。

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会議のあとの流れを見て、八幡はこの会議の問題点をおおよそ見抜く。
人のよくない部分を見抜くことにかけては一流ですね。

会議のベースは海浜総合高校側が勝手に組み立てていて、総武高校側は言われるがまま。
生徒会長は相手の生徒会長に言いたいことが言えているとは言えず、また生徒会メンバーといろはすの関係も良いとは言えない。
八幡が突飛な解決策として成功させた一色いろはの生徒会長就任は、逆に言えばきちんと生徒会運営をしたくて入ってきた副会長たちには頼りないものに見える。
実際頼りないんだけど。いろはすの声も仕事の話のときだけ弱々しく。
これも八幡の取るべき責任の一つですね。

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翌日の会議も、相変わらず進まず。カチャカチャカチャ、ッターン!
何一つまとまらないまま、無闇に時間だけが経過していく。
ちなみにブレインストーミングとは基本的に会議の最初にアイデアを出す方法なので、
話をまとめなければいけない段階ではするべきではない。

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「これはフラッシュアイデアなんだが…」
八幡の即興意識高い系カウンターアタック!こういうことさっと出来るあたりやっぱ八幡は頭良いよね。
ハッと目線向けてくる玉縄。まるで好きな食べ物をちらつかされた子供のよう。
しかし暖簾に腕押し、玉縄は八幡の意見をイベント規模を拡大することにばかり使ってしまう。
関係ないけどこのカットの八幡めっちゃ色っぽい顔してる。

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シメは折本。すっげえ普通に会話してる。
折本は誰とでも分け隔てなく会話できる女の子で、多分中学の頃もこんな感じだったんでしょう。
今の八幡はさすがにそれに勝手に特別さを見出したりはしません。

今週のさいちゃん

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今週のさいちゃんは奉仕部の外側から奉仕部を見ている人として登場。
部活の朝練もしてる生真面目部長さんです。
超いいにおいしそう。

ということで俺ガイル6話、単行本9巻の1話目でした。
いろはすもあざといですが、やっぱり玉縄のインパクトがすさまじい…。
総武高校と海浜総合高校はとてもコミットメントが取れておらず、スキームもオンスケとはいえない状況。
まずは2校の間でアライアンスを得てシナジー効果を得ることから考えるべきなのですが、
その認識は総武高校側だけで抱えており、海浜総合高校とはシェアできていません。

ダメだこの文章作り疲れる。

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『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 #6「つつがなく、会議は踊り、されど進まず。」』へのコメント

  1. 名前:匿名 投稿日:2015/05/21(木) 07:26:34 ID:
    Warning: Use of undefined constant jn - assumed 'jn' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/intindex/intindex.stars.ne.jp/public_html/wp/wp-content/themes/article2.0/functions.php on line 49
    U0OTAyODI

    コミック版はまだ両方とも追いかけてますか?
    両方ともオリジナル回がないままで、特徴も1巻の時のままなのでしょうか?

    • 名前:はる 投稿日:2015/05/23(土) 13:23:44 ID:
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      A4NjY1MDM

      実はコミック版は両方とも1巻しか買っておりません。
      その1巻でオリジナル分もなく、原作追うのが基本でしたので…。
      やっぱ漫画オリジナルの展開とか原作の隙間エピソードとか読みたいよね。

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