創彩少女庭園 結城まどか
今日のレビューはコトブキヤよりリリースされた新シリーズ「創彩少女庭園」の第一弾「結城まどか」ちゃんです。
メガミデバイスやフレームアームズ・ガールで美少女プラモの腕を磨いてきたコトブキヤが手掛ける、生身の女子高生をモチーフにしたシリーズ。
みんな武器も特殊能力も機械の体も持っていない、普通の女子高生です。
コトブキヤ公式サイトでは第3弾までのイメージビジュアルやテストショットが公開されています。
とりあえず外箱の横側の写真。
スクールバッグとスマホ、タンポ印刷のない無地顔パーツ用の瞳水転写デカールが付属します。
中身はこんな感じ。
ヘアスタイルに応じて頭が3つと、椅子に座ったとき用の腰パーツ1つがそれぞれ差分で付くので、ランナー数は結構多いです。
また、下着部分とセーラー服のカラーについては塗装済みパーツが付属しています。
おまけパーツが少ない割に高い、と感じるかも知れませんが、塗装パーツのおかげでパチ組みでも完成度の高いものが出来上がりますよ。
説明書は冊子式になっており、組み方の説明の他に塗装プランを考えるための塗り絵ページや、公式の提案するカラープリセットなんかが掲載されています。
説明書以上の満足度高いものになっているので、これを読むだけでも結構楽しい。
というわけで組んだのがこちら。写真暗くなっちゃった。
造形の雰囲気としてはFigmaに結構近い印象。可動フィギュアの宿命としてヒジ、ヒザの関節がどうしても目立ってしまいますが、それ以外の箇所はかなり自然で「プラモ感」のない造形に仕上がっております。
特に髪の毛先やタイの尖った造形、風の流れを感じるスカートのラインが美しい。
背中には3ミリ軸の穴が空いており、付属のスタンドを接続することができます。
パーツ数自体はそう多くないので、パチ組みするだけなら1,2時間でいけると思います。
ただしきちんとゲート処理をしようと思うと、尖った髪や質感のあるパーツのおかげで難易度がぐんと上がります。
毛先を欠けさせたりしないように慎重にやろうと思うと、4,5時間はかかるかと思います。
顔アップ。
目はデカールがプリントされており、シール感はありません。
頬にいたってはグラデーション塗装までされており、クオリティの高さが感じられます。
光の当たり方でわかるかもしれませんが、タイはちょっとざらついた感触になっており、カーディガンなどとは異なる質感が設定されています。
異素材感が出ており、質感をより強調してくれます。
脇の下はこんな感じ。関節がわずかに引き出せる構造になっており、多少ですが腕を前へ持ってくることも可能です。
ちなみに腕も足も清々しいほどのモナカ合わせ。
関節パーツは挟み込み式なので、合わせ目消しなど含め、綺麗に組み上げるのは実はそこそこ難易度が高そう。
にゃー!って感じのポーズ
可愛い。
可愛いだけなのはここまでだ。
任務開始。これより敵地に乗り込み殲滅を開始する。
というわけで同コトブキヤよりモデリングサポートグッズから、日本刀とハンドガンです。
いい感じに持てているように見えて、実は持ち手に対してグリップがわずかに薄く、角度をつけるとぽろっと落ちてしまいます。
固定ピンみたいなのもないので、慎重にふわっと持たせる必要があります。
日本刀は3ミリ軸付きのマウントパーツがあるので、背中の穴に接続することができます。
(2本セットでマウントできるパーツは、腰の角度の都合で付けられません)
銃を日本刀に持ち替えて。
飛天御剣流『龍関閃』!
シンプルな女子高生プラモだけに、持たせるものによってかわいい系にもバトルヒロインにも方向を転換させることができます。
とはいえかわいい系はアイテムの選択肢が少ないので、現状まともにシチュエーションを作ろうとするとバトル系になってしまいそう。
ということで創彩少女庭園シリーズ第一弾「結城まどか」でした。
今気付いたけど、大量のハンドパーツ(左右6種ずつある)も顔差分パーツも腰差分パーツもおまけパーツのスクールバッグもスマホも紹介してなかった。
なぜならまだ組んでいないからです…今ちょっと忙しくて…その割に武器は作ったけど…。
最終的には目立つ箇所の合わせ目消し、塗装くらいはしたいなと思っています。
モデリングサポートグッズ
おまけのモデリングサポートグッズ紹介。
まずは日本刀から。
鞘に納まった状態の刀が長短2本、抜身の状態の刀が長短2本、鞘にセットする3ミリ軸の鞘ホルダーが付属します。
刀を鞘に納刀することはできませんが、造形のクオリティは結構高いと思う。
こちらはハンドガン。1商品で3丁も付いてくる気配りの達人です。
左からマシンガン、ハンドガン、リボルバーです。
今気付いたけどハンドガンは弾切れ状態になってますね。飛び出した部分が左右にスライドする仕様です。
リボルバーも回転します。安価でいっぱい付いてくる割に結構こだわりを感じる構造になっています。
どちらも数百円で買えるので、女子高生を買った際にはぜひとも持たせてみましょう。