今週のジャンプ 2021年21・22合併号
GWによる合併号ですね。
その割に話と話の繋ぎのエピソードが多かった気がする。
劇的なシーンが少ない感じがして、ちょっと読み応え浅かった。
ONE PIECE
まさかビッグマムがおリンちゃんの記憶を残してるとは思ってなかった。
戦線を離脱したかと思ったら翌週に帰ってきて味方枠に臨時加入するの予想外過ぎた。
ペーたん…お前幹部枠として出てきたのにここで出番終了かな…。
早くルフィとカイドウの決着つけてくれーと思ってたけど、こんな予想外があるなら鬼ヶ島内部のバトルも悪くないね。
ただビッグマム完全復活ってことは、仮にルフィがカイドウ倒せても改めてビッグマムが立ちはだかるよな…。
マッシュル
髪が伸びて美少年化しちゃったのは勿体ないなあと思ったけど、きれいな顔になって音速で乱打戦しかけてくる相手を攻略する一手がタルタルソースというのが実にこの漫画だった。
そういえばマッシュはシュークリームを運営に預けてたけど、マカロンはタルタルソース預けてなかったな…。
この漫画の、展開に一応の理屈をつけるだけつけてくるところ好き。
タルタルソースで音が鳴らないとか、だいぶ前だけど体を操る糸対策で体傾けて糸に触れるタイムラグを作るくだりとか。
イノセントゼロの乱入でバトルは有耶無耶になるのかなあと思ってたけど、どうせならきちんと決着をつけてから来て欲しいなあ。
呪術廻戦
何が起こったのかってくらい濃厚な一話だった。
これ普段の呪術廻戦だったら3、4話使ってていいレベルのエピソードじゃない?もうちょいゆっくり読みたかったくらいの濃厚ぶりだったんだけど?
突然明かされたパンダの誕生秘話、自立する呪骸の作り方。
夜蛾学長が製作した自立型呪骸はパンダどころかもっと複数居た話、それに絡んだ日下部とのドラマ。子を亡くした母にとっての救いとなる可能性。
こんな濃厚な呪術の世界の話をほんの一話で見せられて読者はどうしたらいいんだ。受け止めて消化するのにも時間がかかるぞこれは。
そして楽巌寺学長へかけた「呪い」。
読者にとって楽巌寺って「虎杖を殺そうとする人」ということで敵という認識が強いですが、一方でパンダは「まさみちと仲悪くなかったもんな」と語り、楽巌寺個人が、いわゆる悪い奴ではなかったことを示しています。
個人で軍隊を作ることだってできるこの技術を、自分の命をコストにして「呪術界上層部」ではなく「楽巌寺学長個人」に預けることで、今後の楽巌寺の行動を縛る。
まさに呪い。
仲悪くなかったまさみちが自身の命と引き換えに伝えたオンリーワンの技術を、楽巌寺は私欲のため、あるいは上が喜ぶような使い方は絶対できません。
機能としては、ナナミンが死に際に虎杖に呟いた「後は頼みます」と同じで、死にゆく人が残したメッセージが、生き残った人の行動に枷をかける。
それを無視できる人でなしならともかく、楽巌寺はそうではなかったというのが今回の話ですね。
Dr.STONE
まさかまさかだ。ここに来てスイカに、13話千空のあのセリフを言わせる展開が来るとは!
見据えた目標に向けて努力し続ければ、いつか目標にたどり着ける、という科学の根幹に至るスイカ。Dr.STONEは手広く色んなジャンルをやってるからか、たまに原点回帰するような話をやってくれますね。
アメノフル
2話目だけど、やってることが1話とあんま変わらなかった感じがする。
センターカラーもモノクロ絵に色乗っけただけだし、なんかこう全体的に情報量が薄い漫画って印象がある。
アオのハコ
やっぱ同棲しちゃってるからには、学校での付き合い方を考える話が必要だよねー!
というかむしろ先輩側が全然隠す気なさそうなのが意外だった。
その上でちゃんとすれ違う話自体は1話でさくっと納めたのがまた好印象だった。
2話3話と続くと、その間主人公とヒロインが距離あけたまま時間経っちゃうからな。
ところで、このままだと新体操部の子が確定負けヒロインポジションになっちゃうんだけど、何か別の役割はあるんだろうか。
あまりに芽がなさすぎてちょっと可哀想。
ぺこぺこの病
GIGA掲載からやってきた新人作家の本誌掲載読み切り。
2019年のジャンプGIGAに「ツギハギの八怪」という漫画を掲載していました(その時は「渡辺眞平」名義)。
海の水も砂浜もスマホも食べてしまう病、という飛び道具を使いながら、ドラマ自体は主人公と友達の友情に決着しているのが凄い好みでした。
凄く連載意識してそうな読み切りだったけど、絵も上手いし怪物デザインも独創的だったし、この内容ならそのまま連載になってくれても嬉しい。
高校生家族
毎週ちゃんと高校生やってるだけで面白いズルい漫画。
洲崎が一郎にある程度大人としての敬意を持ってるっぽいのが笑う。常識持った奴が一番損する漫画なんだよな…。
あやかしトライアングル
TS主人公の初手マンが実母。
今週の感想は以上です。
クーロンズ・ボール・パレード
結局改心しないまま終わった…。
こいつもしかして、黒龍山に入ってもこの態度で野手全員に指示出ししながら内野やるつもりなんだろうか。
せめて一番の問題点である性格の悪さくらいは直してからの加入にして欲しかった。
サニーサイド
もう一本の読み切り。
いい意味で少年ジャンプっぽくない漫画だった。ハルタあたりに載ってそう。
たった15ページの一話完結読み切りでやるには密度が濃すぎるストーリーだった。
もう3倍くらいページ使って設定やキャラクター掘り下げたらもっと面白いと思う。
次号読み切りの小野玄暉先生は「フルドライブ」の作者ですね。
2019年1号(チェンソーマン開始号)にドラコニルって読み切り描いて以来だから、見るのは2年ぶりかしら。
灼熱のニライカナイ
急にバトルのみの一話が来てしかも止めが九頭龍閃なのでびっくりしたけど、この隊長顔が凄い好みなので活躍回が来てくれて嬉しい。
顔のパーツが前作のマリーにすごい似てるけど、リファイン的な枠なんだろうか。
室伏を止める理由が「マーマンを食べて人の一線を越えたから」って言ってるけど、回想シーン見るに知らずしらずのうちに食わされたっぽいし、それを理由に叱られようとしてるのちょっと可哀想。
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