最近ちょっと時間が取れなくて、スターレイルはスタミナ消費してデイリー終わったら今日はおしまい…ってしてたんですが、そのおかげで軌跡強化がだいぶ進みました。

特に優先して育てたのが、重要度の高いバッファー（調和の運命）であるルアン・メェイ、ロビン、停雲の3人。
スタレに限った話ではありませんが、最近のスマホ系RPGはとにかくバフ・デバフがゲームのダメージ効率を大きく変えるのが主流。
バッファーは一度育てれば長く活躍してくれるのもあって、育てるコスパも優先度も高いわけですね。

そして、それぞれ軌跡レベルを上げているときに思ったのが「要はこのバフってどれくらいダメージ量増えるんだ？」ということ。
スタレのスキル効果は文章が複雑な上に独自のスタック名がいくつも出てくるので、正直わかりづれえ。

じゃあ実際にバフ前・後を見比べてみようぜ！というのが今日の記事の趣旨です。

というわけで対戦相手に選んだのは、歴戦余韻から「終末獣」。
雑魚エネミーは1度倒すと翌日まで復活しないので、ボスをターゲットにしました。

アタッカーはウチで最強のアタッカー「飛霄」さん。無凸でLv80です。

飛霄は天賦「雷狩」の効果により、一度攻撃か追撃を行うと自前で与ダメージアップのバフが発動してしまうので、ダメージの計測は必ずその戦闘時、最初に行う飛霄の攻撃で計測することにします。

まずはデフォルトの状態。

その状態で攻撃したらこう。
無バフで発生するダメージは「3820」ポイントになりました。
（会心が発生していますが、うちの飛霄さんは毎回会心が出るので、3ヒットとも会心でソロエて計測します）

比較対照実験はここからになります。

停雲

停雲は戦闘スキル「祥音和韻」と必殺技「慶雲光覆儀祷」の2種類バフを持っています。
それぞれにバフの構成や付随する効果が異なっており、その汎用性の高さから星4バッファーとしては最上位の性能を持っています。

祥音和韻

• 3ターンの間、攻撃力アップ。
• 雷属性の付加ダメージが発生。

「停雲の攻撃力◯％という上限付きの攻撃力バフ」と、「雷属性の付加ダメージの発生」が起きるようになります。

付加ダメージは軌跡Lv1でも20％。この20％はアタッカーの攻撃力を参照するので、案外侮れないダメージになります。

ということで攻撃すると「4917」ポイントになりました。
1097ポイントのダメージ増加で、大体28％アップです。

慶雲光覆儀祷

こちらは停雲の必殺技。

• 2ターンの間、与ダメージアップ。
• EP50％回復が発生。

この必殺技のメインは仲間のEPを回復できる点ではありますが（そして飛霄はEPを持たないので、バフ対象としては勿体ないのですが）、与ダメージバフは軌跡次第で20％～56％まで上昇。
うちの停雲は32％のバフでした。

ダメージは「4700」ポイント。
火力特化の「祥音和韻」よりはダメージが小さいですが、880ポイント増加しており、23％ほどの増加です。

祥音和韻＋慶雲光覆儀祷

最後にはもちろん、戦闘スキルと必殺技両方を重ねがけした状態で計測します。

ダメージ量は「6096」ポイントとなり、2276ポイントもの上昇。
約60％ものダメージ増量でした。
EPチャージで必殺技が近付き、バフで必殺技の火力が上がる…という、アタッカーの回転を加速させる組み合わせでしたね。

ロビン

ロビンも戦闘スキル「飛翔のアリア」と必殺技「千の音で、群星にフーガを」でそれぞれ異なる種類のバフ持ち。

ロビンも自分の攻撃力を高める必要があるため、大器晩成型ながら頭抜けたダメージ上昇量が強みです。
ちょうど今復刻しているので、引くなら今だ！

飛翔のアリア

• 3ターンの間、パーティ全体の与ダメージをアップ。

効果はシンプルな与ダメージバフのみ。
倍率は停雲の必殺技とほぼ同じだが、こちらは戦闘スキルであり、全体対象であり、効果時間も3ターンと取り回しが劇的に良くなっている。
これが限定星5の力だ！

与ダメージバフが乗って「5274」ポイントのダメージ。
1454ポイントのダメージ増加で、大体38％アップです。

全体、かつ倍率が高いのが本当に偉い。
当然ですが、横に他のキャラがいればバフの対象になるので、アタッカー二人編成や巡狩＋知恵編成などでもいい仕事ができます。

千の音で、群星にフーガを

• パーティ全体をただちに行動させる。
• パーティ全体の攻撃力をアップ
• 仲間の攻撃時、ロビンが付加ダメージを発生させる。

ロビンの本体とも言える超強力スキル。
全員の行動を引き上げる効果がオマケに思えるくらい、付加ダメージの倍率が高いイカれ必殺技です。

大きな付加ダメージが発生し、「10773」ポイントのダメージ。
6953ポイントのダメージ増加で、大体180％アップです。

飛霄の発生させたダメージ分が5530ですが、一方でロビンの発生させた付加ダメージが5243。
ほぼ2倍のダメージに跳ね上がっています。

この付加ダメージはロビンの攻撃力を参照し、会心率100％＋会心ダメージ150％で計算されます。
つまり、ロビンの攻撃力を高めることでこのダメージは更に伸ばすことが可能。

これが仲間の攻撃時に毎回1度発動するため、稼ぐダメージの総量はものすごいことになります。
しかも飛霄のような追加攻撃が頻繁に発生するキャラの場合、その回数分付加ダメージが起きるので、1ターンに4、5万のダメージを稼ぐことも。

飛翔のアリア＋千の音で、群星にフーガを

合算で「13924」ポイントになりました。
10104ポイントのダメージ増加で、大体260％アップ！

合算するとさらにダメージの倍率が跳ね上がります。
ロビンの戦闘スキルでロビンの攻撃力が上がっているため、付加ダメージまで1500ポイントほど大きくなっていますね。

無バフ攻撃と比べると、ダメージ量は4倍近く跳ね上がっています。
どんなキャラよりもまずロビンを引け、と言われる理由がよくわかると思います。

ルアン・メェイ

初のガチャ追加「調和」にして、ぶっ壊れだとか人権とか言われた怪物バッファー。
戦闘スキル「緩く捻りて」と必殺技「花に濡れても雫は払わず」は、単純なバフ効果だけでなく、他のキャラでは代替できない特性を持っています。

緩く捻りて

• 3ターンの間、パーティ全体の与ダメージをアップ
• 弱点撃破効率を50%アップ

与ダメージアップ自体はロビンと同様。
更にこちらは靭性削り性能も1.5倍に高めてくれます。

弱点撃破が発生しやすくなるため、弱点撃破ダメージが得られる他、撃破時のデバフも付与する頻度が上昇。
この削靭性能の高さが、ルアンが超撃破パーティに呼ばれる理由の一つなんですね。

攻撃すると「5580」ポイントになりました。
1760ポイントのダメージ増加で、大体46％アップです。

単純な戦闘スキルの持つ与ダメージアップ率はロビンの方が上なのですが、ルアンは昇格6の能力により撃破特攻に応じて与ダメージアップの倍率が向上します。
うちのルアンは撃破特攻180％を越えているので、与ダメージアップ率が36％加算されています。その分ロビンより

花に濡れても雫は払わず

• 2ターンの間、パーティ全体の全耐性貫通をアップ
• 仲間の攻撃時、敵に特殊なデバフ「残梅」を付与
• 「残梅」のある敵は、弱点撃破から復帰する際にもう一ターン撃破状態が延長され、弱点撃破ダメージがもう一度発生する

耐性貫通はダメージ計算の都合上、相手の耐性を下げることでデバフ的に作用するバフ。
が、ルアンの必殺技はダメージを稼ぐことそのものよりは敵への妨害効果が高く、更に現状では替えが効かないという強力な必殺技です。

こちらはダメージが「4632」ポイントになりました。
812ポイントのダメージ増加で、大体21％アップです。

更に弱点撃破状態の延長＋追加の弱点撃破ダメージが発生するようになり、弱点撃破で敵の動きを止められるようになります。
通常、弱点撃破状態は敵ターンが回ってくればすぐに解除されてそのターン中に攻撃してきますが、「残梅」は明確に1回敵の攻撃を減らしてくれます。
攻撃だけでなく、防御にも

緩く捻りて＋花に濡れても雫は払わず

合算すると「6766」ポイントになりました。
2946ポイントのダメージ上昇があり、約77％アップしました。

3人のバフ全部乗せ

じゃあ3人全部乗せたらどうなる！？ってことで試してみました。
ちなみにこういうサポーター三人でアタッカー一人をバフしまくる編成のことを「ハイパーキャリー編成」とか言うらしい。
三人がかりでアタッカー一人の打点を引っ張り上げるイメージですかね。

というわけで、これが全部乗せだ！
もうわけがわからん！数字が出すぎて右上の総ダメージくらいしか読めない！

4人がかりで発生させたダメージは「34145」ポイントになりました。
実際ボス戦では存護（タンク）か豊穣（ヒーラー）が一人以上は欲しいので、調和（バッファー）3人編成は中々やれませんが。

停雲以外は全体対象バフなので、スキル発動後のルアンでも十分すぎるダメージが出ました。
ダメージの90％以上はロビンが出してるけど。

調和の通常攻撃でも、SP稼ぎながらこんだけのダメージが出せるのが、ロビンの付加ダメージの強さですね。
必殺技発動中はロビンが攻撃に参加できなくなりますが、与ダメージ総量でいえば十分すぎるリターンがあります。

というわけで、実際に調和3人のバフがどれくらいダメージに寄与しているのか、計測してみました。
せっかくなので最後にバフの内容・範囲をまとめておこう。

ダメージ量という意味ではロビンの一強状態ですが、入手難度の低い停雲も侮れない量のバフを盛れること、ダメージ以外の戦闘を有利に動かすという点ではルアンが代替が効かないことなど、三者三様に強みを見せる結果となりました。

他にも攻撃で靭性を削りながら攻撃バフを配るアスターや、SP・速度・攻撃力を広くフォローできる寒鴉など、今回計測しなかった調和もまだまだ居ますので、いつか確認してみたいね。
当面はアタッカーの育成が先だけど…。

スタレはちょこっと離れていた関係で、まだ「風起雲湧、相見える鋒鋩」が終わっていないので、しばらくは素直にメインシナリオを進めようと思います。
はよオンパロス行かないと、期間限定イベントに参加しづらいしね。