感想日記

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Aerolicious

値段655円
発売日2026年7月20日
商品ページSteam

久しぶりの更新になってしまいました。
今日紹介するのは、脳みそからドーパミンを垂れ流すことだけを目的にしたようなゲーム『Aerolicious』です。

このXP時代のWindowsをインスパイアしたようなスクリーンショットは、このゲームのタイトル画面です。
セーブデータがあるので左下のボタンは「つづきから」になっていますが、初期状態では「スタート」となっており、その辺もすごく昔のWindows。

こうした草原・空・青系のグラデーション・半透明のマテリアルなどによるデザインを「Frutiger Aero」と呼ぶそうです。
光沢を持ったCGと、空や大地など自然を組み合わせた、「一昔前にイメージされた近未来感」とでも言う雰囲気。
アラフォーの人間には懐かしいものです。

一切の「ゲーム性」が存在しない、無限弾のブロック崩し

ゲームを始めると、プレイヤーはエアロボールを打ち出す銃を持っており、目の前には巨大なブロックの塊が置かれています。
これにひたすらエアロボールをぶつけて、ブロックをすべて崩すのがこのゲームの目的です。

ブロックにはHPが設定されており、ダメージを与えると少しずつ色が変化。HPを削り切るとブロックが壊れ、そこに穴が空きます。

通常のブロック崩しは弾の数が残機ですが、このゲームでは弾は無尽蔵に供給されるので、詰み要素自体が存在しません。

無限にあるボールを撃ち続けて目の前のブロックを壊す。
ゲーム性としては本当にそれだけ。
ハイスコア計測もミス回数の計測もなく、弾をチャージして撃ってブロックを壊し、弾がなくなったらまたチャージして打つだけという、カテゴリとしては作業ゲーに近い。
弾はストアで買うという体裁を取っていますが、メインで使うエアロボールは永遠に無料なので、弾の入手に困ることもありません。

ゲーム性としては本当に「弾を打つ」「ブロックが壊れる」しかないのですが、そこはブロック崩し。
ボールは一定回数は反射する性能を持っているので、こうして隙間を空けて反射からの連続ヒットを狙うことができます。

この「反射によって少ない弾数で効率良く壊していく」というのが、このゲーム一番の醍醐味。
こうして狭い口が開くように掘っていくと、中で弾が乱反射をして一気に削れるようになったりします。

これが極まっていくと、反射しまくって1発10ヒットとかを連発したりできるようになるのです。
この時のポポポポポポポポッっていうSE、積み重なっていくダメージ、一気に崩れてくるブロック、という連鎖の快感とインフレの極地を楽しむのがこのゲームの真髄といえるでしょう。

最初のうちは良くて2、3ヒットなんだけど、そのうちから「これは強化を進めていったら大変なことになるぞ」というのが伺えるのが良い設計をしています。

強化

壊したブロックから生成される「シャード」を拾って処分するとクレジットが手に入り、それを使って強化をすることができます。

無料エアロボールやシャードを持てる数を増やすみたいな利便性部分の強化ができる他、ボール自体の威力や連射速度、反射回数の上限など攻撃力を高めることも可能です。
さっきの構造体の奥の方に入っているブロックはHPが高いため、ボールの威力アップはかなり大事。

無料エアロボール所持数の強化。320まで増やせるものの、実はそこまで必要ない。
ボールの威力が高まると、80くらいで十分シャードがパンパンになるので。
シャード最大所持数最大500まで。
ボールの威力が高まるとものすごい数のシャードが出るので、多く取る意味はある。
ボールの基礎ダメ32倍まで。後半のボックスはこのランクを最大まで強化することを前提にした硬さなので、ここはレベルMAXまでの強化がほぼ必須。
リサイクル速度シャードを処分する速度。
実はここが結構大事で、シャードを処分している間プレイヤーには出来ることがないのが厳しい。
後半実は救済要素がある。
ボールの寿命ボールのバウンド回数を強化できる。
このゲームのドパの真髄はここにある。
リロード速度ボールの連射速度が向上する。
ゲーム性としてはあまり大きな影響はないのだが、これもドパの可能性を大きく広げる一つ。

これを積み立てていくと

こう!

こうだ!ドーパミンの礎になれ!

一発で何十ものダメージが出るボールが、ブロックの中で乱反射して10ヒットみたいなことが簡単に起こせるようになるのです。
ブロックを削って狭い空間を作り、そこに反射を高めたボールを放り込んだ時の爽快感はものすごいぞ。


実を言うと、映像と音の気持ちよさが99割のゲームなので、スクショと文字で言えることがこれ以上ない。
定価がお安いのもあって、ストレス解消にポンと起動して1,2時間でクリアして、あースッキリした、で終わるタイプのゲーム。

ステージは1種類、強化もあっという間にコンプリート出来てしまうし、ゲームとしての底は正直なところかなり浅いです。
それでもこのゲームは、他のゲームにない乱反射ボールの爽快感という一点で勝負ができるタイプ。

行き着く果てではこんな感じにまで出来るので、みんなもぜひ一緒にドパりましょう。


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