バイオハザード RE:3 体験版
世は「あつまれ どうぶつの森」で大賑わいですが、そんな中SteamにてバイオRE:3の体験版がリリースされました。
ストアページはこちら。
私はプレイステーションで発売されたバイオハザード3を何故か持っていまして(ホラー苦手なのになんで買ったんだか)、このリメイク版も楽しみにしていました。
今回リリースされた体験版は20分くらいで終わる短いものでしたが、操作感をはじめゲームの雰囲気を掴むには十分な内容だったので、そのレビューです。
バイオハザード3 LAST ESCAPE
大元のプレイステーション版。
発売はもう21年も前です。ファイナルファンタジー8やクロノクロスと同い年のゲームでした。
私はこれが初バイオだった(そして現状最後のバイオだった。なぜなら怖いから)のですが、本作で実装されたガンパウダーの調合や、クリア後解禁のゲームモード「マーセナリーズ」(規定時間内に民間人を助けてスコアを競うゲームモード)があるなど、結構エポックメイキングなゲームでした。シリーズの3は名作の法則というやつか。
RE:3にマーセナリーズがあるのかはわかりませんが、現時点でオンライン対戦モードは搭載される模様。1対3の非対称バトルになるらしいです。
今見れば拙いグラフィックでも当時はものすごく怖かったのを覚えています。
私は根性で死に覚えプレイをしまくってゾンビの動きや出現ポイント、脅かしてくるギミックなどを暗記して怖さを振り切り、なんとかクリアしました。
一番怖かったのは、ネメシスがエリアを区切る扉を開けてなお追いかけてくることだったなー。
ゲームシステムを乗り越えて追いかけてくるのが本当に怖かったですね。
彼は今回の体験版の最後に顔見せで登場します。
体験版
体験版は地下鉄に乗って、カルロスたちと合流しているところからスタート。
ストーリーぶった切って始まった感じがあるので、製品版のスタートは別になるのかな。
リメイク版ジル氏。
大元のビジュアルパーツを残しつつ、今風にブラッシュアップした感じ。美人。
ゲーム中何度もひどい目にあうことを考えると、多少ブスに作っても良かったんじゃないだろうか。
こういう写実的なグラフィックが特徴のゲームをやるのって久しぶりなので、もうとにかくグラフィックの綺麗さにビックリした。
こんなのほぼ実写じゃん…実写すぎてゾンビが画面にうもれて気付くのに遅れるまである。
最近はデフォルメの強いゲームばっかりやっていたので、とにかく最新のグラフィックってものの凄さを実感させられました。
ちなみにインタラクトのあるオブジェクトは、ある程度近付くとアイコンでわかるようになっています。
設定で明るさをいじるとこんな感じになる。
暗い画面の方がずっと雰囲気出て良いんだけど、画面暗いと目を凝らしちゃって結果目が疲れたり、頭痛になったりするので個人的にはこれくらいがちょうど良い。
また、デフォルトだと視野角が狭かったり、カメラ感度が低かったりもするので、その辺はきちんと設定するとプレイの快適度がかなり変わってきます。
通常時のカメラ感度と、銃を構えたときのカメラ感度で個別に設定できるので、銃を構えたときだけ鈍くしておけばヘッドショットも割と楽ちんです。
消火用ホースを入手した状態でドーナツ屋の前に行くと、デモムービーが入ってネメシスと遭遇します。
プレイヤーの何倍もの機動力で迫り、一撃で大ダメージを与えてきます。
体験版内ではハンドガンとショットガン、手榴弾を3個くらい手に入れられますが、上手くやれば倒せるんだろうかコレ。
このエリア自体移動できる範囲が狭いのもあって、必死に逃げ出すので精一杯でした。
ここを乗り切って消化エリアを超えると体験版終了。私は22分でクリアーでした。
短い時間だったのもあってそこまで怖くはなかったけど、銃の威力が小さい上に弾数の制限もあるので、じわじわと追い詰められるような怖さがありました。
多分手慣れた人ならスイスイ行けるんだろうけど、リメイク前3以来の呑気なゲーマーには中々厳しかった。2回位殺されたし。
ゾンビに迫られて、必死で銃を撃つも全然当たらない、というホラー映画によくあるやつを自分がそのとおりにやっていたときは自分でびっくりした。
あんなベタなビビリ銃乱射を実際にやってしまうなんて、なんか恥ずかしい。
怖さのキモは「抵抗する手段が少ない」ことでしょうか。
突然ドーン!で脅かしてくる場面は、体験版の中には2,3個しかなかったんですが、銃弾は残り数発、目の前にはゾンビが複数体…という場面が一番緊張しました。
ザコゾンビでもヘッドショット4,5発は当てないと倒れないし、倒れても立ち上がる場合があったりしてもう心がくたびれていく。
まぁバイオハザードってゾンビ全部倒していくゲームじゃないとは思うんですけどね。倒さないと安心して探索できない…。
ちなみに体験版はセーブがなく、下手なところで死ぬと最初からやり直しになります。
ネメシスに殺された場合は、その直前から再スタート可能。ただしアイテム等のフラグ管理はしていないようで、入手したショットガンが消えていました。結局一度も撃てなかったな…。
怖かったし、怖かったのが楽しかった!
けど怖かったので発売日に買うかはまだ微妙だな!
ゲーム自体は大元の3の雰囲気をしっかり残してあったので、当時ハマったアラサーたちなら十分楽しめると思います。
怖いけどね。
序盤の地下鉄にはバイオRE:3の広告があちこちにあります。
探してみよう。