【Skyrim SE】ちゃんとメインシナリオを追う・中編
前回の更新からちょっと空きましたが、またSkyrimのお話。
今回はドラゴン復活の謎を追うため、サルモール大使館に潜入するところからです。
デルフィンは、ドラゴンが今になって動き出したのはどうせサルモールのせいだろと決めつけていますが…。
外交特権
デルフィンがどうやってか用意した服と招待状を持って、サルモール大使館のパーティへと潜入します。
潜入時には装備品を一度すべて手放し、スパイのマルボーンを通して内部に持ち込むことになります。
荷物を全部手放すことになりますが、ソリチュードで手放してソリチュードの馬屋から移動するので、装備なしで戦闘させられることはありません。
サルモール
シロディール大陸の南西にある「サマーセット島」に住むハイエルフたちによって構成される組織。
数百年前に「オブリビオン」騒動で弱体化した帝国相手にイニシアチブを取り、今もっとも勢いのある連中。
スカイリム地方では、もっぱらストームクロークを追い詰め帝国とともにタロス信仰を滅ぼそうとしている。
エレンウェンはこちらのニセ招待状を真に受けて、ドヴァキンを初対面の相手として受け入れてくれます。
この辺、何をどう認識して受け入れてくれたのかちょっと気になる。
さながらスパイ映画のような展開ですが、装備を取り戻してからはもう自由で、サルモール大使館の中を歩き回れます。
中にはサルモールの兵士たちが哨戒しているため、見つかると戦闘になります。
戦闘になっても勝てば済む話なので、見つかったら終わり系の窮屈なミッションではありません。
ただ大勢に囲まれるシーンが増えるため、難易度は高め。
大使館内部でサルモールの作成した調査資料を獲得したあとは、尋問室へ。
何やら捕えられていたエチエンという男を助けて、大使館から離脱します。
ストーリー展開次第では、パーティ会場でお給仕をしていたブレラスというエルフの女性もここに捕えられており、助けることができます。
エチエン
盗賊ギルドのメンバー。ここできちんと助けておくと、盗賊ギルド拠点であるラグド・フラゴンに帰るらしい。
私は死なせてしまった。すまん。
ブレラス
パーティ会場でお給仕をしていた女性。会場の気をそらす手段を探しているとき、彼女を使うと兵に連行され尋問室送りになる。本当にかわいそう。
一方、会場で知り合った酔っぱらいに手伝ってもらう展開にすると誰も傷つくことなく進めることが出来る。
エチエンが持っていた情報をデルフィンに伝えると、ブレイズの残る一人「エズバーン」の消息が判明。
彼は(とうにドラゴンなど滅んでいた時代でもなお)ドラゴンを熱心に研究していた変わり者。
実際にドラゴンが復活した今、逆に彼の持つ情報は値千金となったわけですね。
サルモールも彼を捜索しており、エチエンから居所を掴んだだめ、サルモールより早く彼に会いに行かねばなりません。
クエスト開始時にデルフィンに預けた荷物は、リバーウッドの秘密部屋にある宝箱から回収できます。きちんと取り返しておきましょう。
追い詰められたネズミ
エズバーンの居場所がリフテンの街だと知ったデルフィンの指示で、ドヴァキンはリフテンを訪れることになります。
リフテンはマップの右下の隅っこにあります。
ホワイトランから東廻りに行くと、道中はクマや巨人&マンモスがいる温泉地帯を通ることになります。
安全性でいうと、リバーウッド方面から南→東に回っていく方が安全だと思う。
リフテン
盗賊ギルドの拠点がある街であったり、ブラック・ブライア家という裏で権力を握る家がハバを効かせていたりと、正直治安はあまりよろしくない。
いち旅人としてはあまり好ましくない街だが、逆に自分が盗賊ギルドに加入してしまえば、一転してホームとも言える街になったりもする。
リフテンは門ががっちり閉じられており、門番とひと悶着あります。
威圧してもいいし、金で済ませても良い。
リフテンに来てからは2通りの進み方があり、キーラバという宿屋の女性に話しかければ、会話だけでイベントが進行します。
一方市場にいるブリニョルフという男に話しかけると「チャンスのお膳立て」というサブクエストが始まります。
このサブクエは盗賊ギルドクエストの導入でもあり、今後盗賊ギルドに所属するつもりがあるのなら、こちらから始めたほうがスムーズでしょう。
ただこのサブクエが終わると、次の盗賊ギルドのクエストが始まってしまうので、メインに集中したい人は避けたほうが良いのかも。ジャーナルにも残るし。
盗賊ギルド
特に組織名は無いっぽい。
盗賊ギルドと言っておきながら、最初のクエストはギルドから金を借りた客への取り立てというしょっぱさ。
私はまだ加入したばっかりの段階なので、ストーリーはこれから追いかけていきます。
ラグド・フラゴンは、鍛冶屋のそばの階段から下に降りた、すぐ目の前にある扉を開けた先にあります。
中は小さな迷宮になっており、襲ってくるごろつきもいるため油断はできません。
結構めんどくさい順路ですが、一度攻略すれば上がっていた跳ね橋を下ろしてショートカットができるようになります。
ラグド・フラゴンから更に奥に行くと、ラットウェイ・ウォーレンズという異常者を詰め込んだ社会の闇みたいな場所に到達します。
ここには正気を失った女や、人間を殺して食おうとするシェフなど、単体でサイコパス映画の主役になりそうな連中がたむろしています。
一体誰がこんなこんな場所を作ったやら。
ここにあるがっちり閉じた扉にエズバーンが隠れ住んでいます。
エズバーンと会話を済ませると、彼をリバーウッドまで護衛するミッションが開始。
また、追いついてきたサルモールの刺客が襲ってくるようになります。
エズバーン自身も戦えますし、確か不死属性持ちだったのであまり丁寧に介護してあげなくても大丈夫だったはず。
外に出たらファストトラベルで直接リバーウッドに帰って大丈夫です。
アルドゥインの壁
古代のブレイズが残した、アルドゥイン復活についての予言を記した壁を目指すことに。
場所はスカイ・ヘヴン聖堂。マルカルスの東にあるのですが、高い山の上にあるため、カーススパイアー洞窟を経由して進むことになります。
カーススパイアーのそばにはフォースウォーンの集落があるのですが、別に倒さなくても問題ありません。
てっきりこの集落の奥にカーススパイアーの入り口があるんだと思って全員殺しちゃったよ。
フォースウォーン
スカイリム地方の西側、リーチ地方に住んでいる先住民族(のうち、テロ行為にはしった連中)のこと。
30年くらい前に帝国がサルモールと戦争を始めた際に、そのどさくさでマルカルスをノルドから奪い取った。
もちろんすぐに反撃を受けてマルカルスから追い出され、以降ゲリラ的にリーチ地方で活動している。
マルカルスを訪れると、屋台の女性に男が突然襲いかかって殺害する事件が発生するが、それの犯人もフォースウォーン。
現地集合ですが、カーススパイアーに入ってからはブレイズ二人が帯同します。
正直狭い通路が歩きづらくなるし見通しも悪くなるのでもっと離れてほしい。
中はドラゴンボーンの紋章が刻まれた石碑のギミックだったり、侵入者を追い返すための致死率が高いトラップだったりと、情報量が多い。
このギミックもかつてここにやってきたブレイズが作ったものなんだろうか。でないとドラゴンボーンの紋章なんて入れないよね。
洞窟最奥部にあるアカヴィリの血の印にドラゴンボーンである主人公の血を流し込むと、ギミックが動作して最後の(顔の形をしてる趣味の悪い)扉が開きます。
アカヴィリ
タムリエル大陸の東にあるらしい大陸「アカヴィル」に住む人たちのこと。
それがなんでスカイ・ヘブン聖堂へたどり着く最後の扉の鍵になっているのかはよくわからない。
ブレイズにアカヴィリがいたんだろうか。
カーススパイアーを抜けてスカイ・ヘブン聖堂に到達すると、いよいよ目的の「アルドゥインの壁」を見つけます。
壁にはかつての人間とドラゴンが戦っていた竜戦争の歴史が記されており、そこには人間がシャウトの力で竜を地に落とす光景が描かれています。
シャウトといえばグレイビアード。
ドヴァキンにとってシャウトの師でもあるアーンゲールに話を聞きに行くことになりました。
ブレイズとグレイビアード
ドラゴンを殺そうとするブレイズと、ドラゴンからシャウトを学ぶグレイビアードははっきりと敵対関係にあります。
ドヴァキンがグレイビアードと繋がっているから、とここぞとばかりに利用しに来るデルフィンはやっぱりウザい。
世界のノド
ハイフロスガーを訪れ、アーンゲールに報告します。やはりブレイズのことは嫌っている模様。
「お前はブレイズの道具としてただ使われたいのか?」とお説教までしてくれます。
つまり、ブレイズが本来守るべきドラゴンボーンを竜討伐のための道具として使っている、というのは意図的にそう強調されて描写されているんだなあ。
肝心の竜を地に落とすシャウト「ドラゴンレンド」はアーンゲールですら知らなかった。
そのため、彼らグレイビアードの師である竜「パーサーナックス」に話を聞きに行くことになります。
パーサーナックスはハイフロスガーから更に上に登っていった先「世界のノド」と呼ばれる場所にいます。
進むのは、ハイフロスガーの一角にあった、強い風が吹いているため通れなかった道の先。
アーンゲールがこの風を突破するためのシャウト「晴天の空」を一気に3語教えてくれます。
晴天の空
天気を晴れさせる(悪天候を解除する)効果を持ったシャウト。
これから進む先に起きる突風を解除できる他、雨や雷の空に向かって撃てば雲が消え空が晴れます。
戦闘には一切関与しないシャウトのため、3語フルチャージで発動してもリチャージ15秒と非常に軽いシャウト。
山頂へたどり着くと、パーサーナックスがドヴァキンを待っています。
まず竜の挨拶の作法である、ドラゴンブレスをお互いに当てるという儀式を行います。
これは戦闘行為ではなく、肝心のシャウト「ファイアブレス」もここでパーサーナックスが教えてくれます。
お互いにこれを当てると、パーサーナックスがドヴァキンを認め、その中に眠る竜の血を認めてくれることになります。
ファイアブレス
前方に向けて炎を吐く、シンプルかつドラゴンらしいシャウト。
ただし、たったの50ダメージにリチャージが30秒(1段階時)もかかること、破壊魔法と違って威力を強化するPerkが無いことなどから、メインウェポンにはとうていならないシャウトです。
(ストーリーを進めると、パーサーナックスに話しかけることでちょっと強化をすることができますが)
さて、パーサーナックスに話を聞くと、彼自身もドラゴンレンドのシャウトは知らないという。
なぜならドラゴンを倒すために、人間が一から開発したシャウトだから。
今はもう使える人間もいない過去に消えたシャウトですが、パーサーナックスは「星霜の書」さえあれば過去にさかのぼり、当時の人間から学ぶことが出来るだろうと言う。
星霜の書
時代を問わず偏在するという、超別次元の存在である書籍。
時空を超える力すら持ち、手に入れれば過去を覗き込むことすら可能。
本シリーズのタイトルである「The Elder Scrolls」とは星霜の書のこと。
そろそろメインクエストも終盤…と言いたいところですが、ここからスカイリムで最も長く広く複雑なダンジョンの攻略が待っています。
一人だとマジで辛いので、MODでなくとも従者の人を見つけておくことをおすすめします。